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64(ロクヨン)
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64(ロクヨン)の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全546件 321~340 17/28ページ
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| 人の心は、「理」・「利」だけでは動かない(本音と建て前)。 己が仕事に誇りを持ち、職務を全うせよ。 忠実に、やるべき事を淡々と(敵は内にあり)。 できる事をすべてやれ(当たり前のことを当たり前に)。 端から見ると、馬鹿らしい(ツマラナイ)仕事に思えるかもしれないが、そこにも、命懸けで(矜持 )職務に当たっている人間がいる(閑職には閑職ならではの仕事と、プライドと、戦い方がある)。 組織の歯車でもいいじゃね。 たとえ小さくったていい、簡単に取って代われない重要な歯車に成れ(羊の皮をかぶったオオカミに、常に牙を研げ)。 仕事を離れ、家庭に於いても、相手の心に届く(響く)確かな言葉は、武器である。 思いは伝わる、言葉にすりゃあ。 頑張れよ。 いいことすりゃあ、返ってくるさ(314P)。 | ||||
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| とても厚くて、一気に読む気をなくしました。内容も重厚なものですが、人の心理描写中心の本でした。 | ||||
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| 横山秀夫氏による作品。2012年に出た作品ではあるけど 7年ぶりの新作らしい。その年月の重みと本作の濃密な作りが 関連しているのは当然だろう。 (7年もあったら東野圭吾なんて何冊本を書くやら・・) 最初、題名の64(ロクヨン)とは何だろうと思いながら読み進めた。 1996年に出たニンテンドウ64を思い出していた・・ (もちろん関係ない) 昭和最後の年である昭和64年に起きた翔子ちゃん誘拐殺人事件。 その呪縛にとらわれているD県警を舞台に物語は進む。 主人公三上の愚直な生き様は徐々に感情移入できてくる。 結局探していた娘のあゆみは解決されてないのだが・・ どこかであゆみの居場所たる場所で生きているという妻の台詞に 納得しつつ小説としては完結してないように思えました。 三上は広報官ということで匿名問題や長官視察インタビュー依頼など 記者クラブ側とやりとりするですが・・ マスコミ側にしても給与水準の高い朝日新聞に毎日や産経の記者が 移ることがあるなどの記述に著者の精密に調べた軌跡が伺えます。 おそらく本書内に出てくる様々な細かい点も同様に精密に調べあげた上で 文章にしているのでしょう。 本書を通じて思うのはマスコミ側も表現の自由がーとか言うのならちゃんと 調査して報道すりゃいいじゃんということ。 駄々っ子を見ているような思いを途中で抱きました。 | ||||
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| 2012年発表の本作品は、当該年末の出版社主催のミステリランキングでも首位を独占するなど、評価の高い作品ですが、その期待を裏切らない秀作と感じました。 私は、本作品を読み始めてすぐに、著者の実質的デビュー作「陰の季節」(第5回[1998年]松本清張賞受賞)を表題作とする短編集を読んだ時の感激を思い出しました。 この作品集の特徴は、同じ警察官でも、刑事ではなく、警務部という、人事や議会対策といった管理部門に所属する人たちを主人公に据えているということ。 殺人事件の捜査といった、ミステリに直結する仕事ではないため、現実に全国の警察に存在する部門であるにも関わらず、これまで取り上げられることのなかった設定でした。 しかし、組織の中で生きる人間という意味では、これほどリアリティーのある設定はなく、現実味を帯びたミステリ=社会派推理を生み出した、松本清張の名を冠した賞に相応しいミステリ作品だと感じました。 もちろん、ミステリの重要な要素である、謎の提示や、意外な結末などが巧みに織り込まれていることはいうまでもありません。 さて、本作品は、短編集「陰の季節」と同じ、D県警を舞台とし、警務部の中でも、広報室に所属する三上広報官が主人公。 ある事件の加害者名の匿名扱いを巡り、記者クラブとの関係がギクシャクする中、警察庁長官のD県視察の話が舞い込んできた。 視察にあたっては、「ロクヨン」の遺族を慰問するという。 「ロクヨン」──それは、たった一週間しかなかった「昭和64年」に発生した、未解決の少女誘拐殺人事件の符丁であった。 時効まであと1年と迫るこの時期、長官の視察の目的は何か。 三上広報官は、事件の背後に隠された「真実」に迫ろうとするが…。 本作品は、その舞台から、「D県警シリーズ」とも呼ばれる作品群に位置するものですが、7年ぶりの新作とあって、600頁を超す分量もさることながら、主人公三上の仕事や家庭に関する思いが丹念に描かれ、読みごたえ十分な作品です。 ミステリ的にも、ロクヨンと呼ばれる誘拐事件の謎解きを中心に据えつつ、警察組織内の葛藤や記者クラブとの駆け引きが緊迫感を持って描写されます。 特に、400頁を過ぎた辺りからの意外な展開と、巧妙に張られた伏線が明らかになっていく様は、「陰の季節」の長編版といった感じで、本作品は間違いなく、著者の代表作と呼ばれることでしょう。 もし、初期の作品集、「陰の季節」や「動機」が未読であれば、そちらも併せてオススメします。 | ||||
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| 間違いなく超一級のミステリーであり、最大限の賛辞で以て語られるべき警察小説である。64(ロクヨン)とはわずか7日間しかなかった昭和64年にD県で起こった幼女誘拐殺人事件のこと、この事件は14年経った今でも未解決である。この事件の背後に隠された恐るべき背景、それがこの作品の大きな背骨になりながら、D県警での刑事部と警務部との凄まじい権力闘争、いや、警察キャリアに代表される本庁と叩きあげのD県警刑事部との、刑事部長のポストをめぐっての争いが描かれる。その権力闘争の中で、元刑事部のエースであり、今は警務部所属の広報官である三上は、キャリアに支配される警務部と、尊敬する松岡第一課長のいる刑事部との板挟みになって苦悩を深める。彼の娘が家出をして、妻の美那子との関係もぎくしゃくしている。広報官として、新聞記者たちとの日々の戦いに疲れる三上。警察小説でめったに取り上げられることのない地方の広報官という人物を主役にした横山の着想と、彼の苦悩を描き切る筆力にも脱帽だ。この警察内部の権力闘争が警察小説としての縦軸であるなら、「64事件」の隠された真実と、その後の圧倒的な展開が、作品の横軸となる。最後の、100ページ余りは、まさに冒頭で私が述べた「超一級のミステリー」の面目躍如の部分である。作品のいたるところに撒かれたちょっとした事実が、やがてその意味を明らかにされることでこの作品は一気に花咲き、怒涛のクライマックスを迎えることになる。ここまでの骨太で、しっかりとした構成力を持った作品にそう出会えるものではない。言うまでもないが、横山は、登場人物の苦悩や奢り、そして希望を描き切る。三上が主役であることは間違いないが、凄腕の刑事一課長松岡や、64事件の被害者の父親である雨宮、三上の上司でキャリアの警務部長赤間、等々多彩な多くの登場人物がすべて生身の人間として描かれている。凄い小説というのはこういう作品を言うのであろう。 | ||||
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| 小説としての面白さは抜群です。正義を振りかざしてガラスのような目玉となり傲慢に発狂するマスコミ…日本の治安を守っている警察に対して礼を失った人達は、人権を叫ぶ日教組思想操作教育の被害者か?。日本の歴史の深い皇室を、浅い歴史のイギリス王室のように落とすこともわからずに開かれた皇室と騒ぐ人…皇室パパラッチとなった宮内庁羽毛田のことかな?。偉くなりすぎた官僚など、現実と同じなのかと錯覚しながら、大変頷けあっという間に読める本です。 まさか、記者クラブってこんな酷いとは思えないですが。とにかく面白く、読む価値あります。 | ||||
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| 無駄に長い。広報部とマスコミの力関係がどうとかに感情移入できない。 超不細工な主人公三上と美人妻の間に生まれた三上そっくりな娘あゆみ(17)が失踪しているところから物語は始まるが、娘が親父に似て不細工なのを恨んでいるという設定にも感情移入できなかった。世の中にはどうしようもないことがたくさんあって、五体満足で生まれてきただけで幸福だとなぜ教えられなかったのだろうか。 その他の登場人物も、いまいち顔が浮かんでこないので、読んでいても熱くなれなかった。ロクヨン事件に関する結末に関しては面白かったので、むしろそれ一本で行った方が良かったと思う。 | ||||
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| 1キャラが安定していない。特に主人公がひどい。姿も顔も想像できない。ぐらつきすぎている。読者はきっと感情移入できずに、客観的な映像でしか想像できない。「警察官ってこんなにジェットコースターみたいな性格なのかって」精神を病んでいるといっても過言ではない。常人としてはついていけない。 2リアル感を追及している割に、事件がベストのタイミングで起きる。無理矢理の偶然はベテラン作家だからファンは許してくれるというおごりか。マンガと小説の境目を越えてしまっている。 3冒頭のシーンが失踪した娘の確認なら、娘の安否は最後にしっかり回収しないと読者は納得しない。(きっと失踪は解決せずに終わるんだろうというのは途中から誰しもが予想できる。この時点でミステリ作家としては読者に敗北している。)妻の思想でよしとするのは読者への裏切りでしかない。 4警察ドラマなので仕方ないのかもしれないが、登場人物を使いすぎているのも気になる。回収できていないキャラが多すぎる。登場人物を減らして、この枚数の半分くらいで収まる話のような気もする。 なんとなく読後感がいいからってそれで評価していいものではない。 本屋大賞2位? 笑ってしまうくらい残念。最近の本屋の店員も案外レベル低いな。ミーハーじゃないところにこの賞の意味があったんじゃないか?もっと小さな出版社とかしっかりフォローしていないだろ。受賞が阻止できただけ最低限よかったかもな。 | ||||
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| 横山作品なのでなんとか最後まで読めました。 警察の組織がよくわかっていないので、私にはそこらへんの駆け引きがよくわからなく十分に楽しめなかった感があります。 この事件の中で私にとっては「あゆみちゃんの行方」が一番気になっていた話でした。 しかし、この点は未解決のままだった。 そうか、この話はこの「あゆみちゃん」はただの伏線だったのだと、最後に気がつきました。 そこのところが残念。 ですが、タイトル「64」のネーミングはいいですね。 | ||||
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| 「あらすじ」は単純明快だ。そして、物語のオチも、意外、というものではない。しかし、だからこそ、登場人物の深い造形が印象に残る。これだけのページ数を、人間を描くことで、読者のこころを掴んで放さない。そして、読後に深い感慨に浸ることができる。 | ||||
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| いろいろ考えさせられる本でもありますが、いろんな意味で面白く思います。 今までで読んだ本の中でも上位に値致します。 | ||||
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| 三上の広報官としての戦いを描く600P超の重厚な小説。 64という間もなく時効を迎える未解決事件を抱えるD県警。 この64を軸に、警察内部やマスコミとの対決に三上は翻弄される。 行方不明になっている娘の捜索もままならない中、 誘拐事件が発生するが・・・ 仕事への誇りを、そして自分を取り戻す三上に、 読者は大いに共感できる。 隠されていた真実も意外なもので、長い小説ながら全編楽しめた。 横山作品に新たなる代表作が加わったのは間違いない。 | ||||
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| 読み応えがありました。 警察内部の対立、マスコミとの攻防、家庭の問題、未解決の誘拐殺人事件。 広報室に部下を作った三上の、ただ自分の職務を全うしようという姿勢が好ましいと思った。 | ||||
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| 横山秀夫の本があるていど好きな人であれば、 これは絶対に読まなければならない本です。 | ||||
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| とても読み応えのある内容で、一気に読むことが出来ます。 過去に起きた誘拐事件を元に発展していくストーリーの深さは圧巻。 派手な警官ではなく、色々苦悩しながら進んでいく主人公の姿にも共感が出来る。 ラストのどんでん返しも最高でした。 オススメの一冊です。 | ||||
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| 久しぶりの横山作品。 なぜここまで長くしなくてはいけなかったのか。 長編も長編、やたらと警察内部の争いが冗長に書かれる。 途中まではサクサク読めたが、誘拐事件の仕掛けの部分も「あ、そんなもんか」 とちょっとがっかり。 緻密に描かれた内部抗争は凄い。確かに凄いけど・・・。 読み終わったことによる満足感だけが残る作品だった。 「凄い」作品ではあるけど、言うほど「面白い」作品ではないのでは。 期待値が高すぎたのか。 | ||||
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| 最後まで夢中で読みました! 組織の複雑さ 滑稽さがよくわかりました | ||||
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| 読了後、正直疲れた。 647頁の長さからではない。 終始息苦しかった。 組織の中で己の立ち位置に迷いながらも、 矜持を以て生き抜くことを決意した その重さ、厳しさ、そして辛さに押しつぶされそうになる。 圧倒的なリアリティに、 あたかも自分が三上の様に苦しんでいる様な錯覚に陥る。 読了後、荒く大きな息を吐いた。 人生はこんな息苦しさの繰り返しだ。 明日も生き抜こう。 | ||||
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| ただただ、"あゆみ"のことが気がかりです。 とにかく良作、特に後半は、息つく暇もなく読み進めました。 | ||||
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| 警察組織特有の複雑な力関係を見事に心理描写しています。こんな体験はきっと生涯出来ないけれど、引き込まれます。 | ||||
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