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上と外
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【この小説が収録されている参考書籍】
上と外の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 41~58 3/3ページ
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文庫で150ページくらいでとても薄いので読みやすい。 すぐ読めます。 短時間で小説をちょっと読みたいというときなんかはいいんじゃないですか。 飛ばせば、1時間でいけます。 連続物ですが、1巻ごとの区切りがいいのでスパッと読めます。 | ||||
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「一流のひとは、道具や対象に向かった時に適度な距離感がある。 人間は、誰かと話すときにある程度の距離を置く。 その距離を越えて近くに踏み込まれると、なれなれしいと感じたり 圧迫感を覚えたりする。 逆に、それよりも遠くなるとよそよそしいとか他人行儀だと感じたりする。 道具やモノにも、それぞれ固有の縄張りのような空間があり、その道具に 対する技能が習熟していないひとは、近寄りすぎてその道具の持つ縄張り に侵入してしまっているのだ。 楽器のうまい人を想像すればわかり易いだろう。 ギターでもピアノでも、上手なひとは楽器にかぶりついたりはしない。 ほどほどの距離を置き、楽器全体をふわりと包み込んでいるように見える。 楽器の持つ縄張りに引きずり込まれずに、自分の縄張りと調和させている。 おのれの技能を客観視することができると言ってもいいだろう。 職人もそうだ。 道具とほどよい距離を置き、自分の技能を客観的にコントロールする。 抑制された、コンスタントな緊張感を保ちつつリラックスする。」 第1巻と同じく150ページくらいなので読みやすい。 どんどん深くなっているのではまっていきます。 私は1時間半かかりました。 | ||||
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「不安から身を守ろうとすると、感情が麻痺するのだ。 しかし、感情が麻痺していくのと反比例するかのように皮膚感覚は 過敏になっていく。 何日も野宿をして、常に過度の緊張感を強いられていたせいか、背中 の一部や首の後が鋭敏になっている。 その部分が周囲に対するセンサーになっているのだ。 遥か後方で、何かが動いても、即座に気付くだろう。」 第1、2巻と同じく150ページくらいなので読みやすい。 どんどん深くなっているのではまっていきます。 今回も1時間半かかりました。 | ||||
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中学生の兄妹が旅先の中央アメリカで不思議な事件に巻き込まれていく物語 冒険小説のようなストーリーに隠されたテーマは「絆」だと思います。離婚した両親、日本に待つ家族、旅先の事件で出会った少年、そして兄と妹。 様々な絆からパワーを分けて貰って主人公「練」は困難を乗り越えていきます。どこにでも居そうな少年の活躍と、成長の描写は、恩田陸ならでは。 楽しく読める一冊になってます。 | ||||
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持ち歩くには文庫がベストだけれど、値段ならこちらがお得・・・ どちらがいいかは好みですね。私にとってロールプレイイングゲームだった冒険小説。 バラバラの家族が父親の働く南米に遊びに来て、クーデターに巻き込まれるというところから物語は始まりました。 小説のタイトルもなんだろうと考えさせるもので、読むと何が上と外なのかわかります。気がつけば、主人公の練になりきって一緒に冒険をしていたような気がします。 この小説って本当にゲームに出来そうな感じがします。 | ||||
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ようやく辿りついた古代遺跡、新たに現れるなぞの少年。 登場するすべてが新鮮です。上と外の今までの二冊の展開が退屈だとおもわれた方は、ここまでは、ぜひとも読んでみてください。 この3冊目から急ピッチでストーリーは展開します。 | ||||
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文庫6冊が一冊の本にまとまって登場。 家族で南米を旅行中、ヘリから落ちてしまい、ジャングルに取り残された練と千華子の兄妹。ジャングルを彷徨っていると不思議な少年達に出会い、謎の儀式に参加させられる事になる。ジャングル脱出までの事件や成長、その間の親の行動、滞在先で起こったクーデターと火山の噴火。様々な事件が絡み合って収束するところが面白いです。 単行本ですが、文庫6冊分よりはお安いです。また一気に読めるのも嬉しい所。 | ||||
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<素晴らしき休日>から一気に読みました。ページをめくる手が本当に止まらなかった。お話が広がりすぎてしまったので、6冊でどう終わるのかなぁ?と思いながら読んでいたのですが、終わりは、かなりあっさりとして少し味気がなかったです。特に家族の再会シーンをものすごく楽しみにしていた私にとっては、そのシーンがかかれていなかったので物足りない思いもしました。 | ||||
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物語はテンポよく進み特に5巻は一番面白かったです。儀式に落第した少年達は何処に?そして失敗に終わりそうだった練はどうやって危機を切り抜けたのか?本当に自分が練になった気分で読めました。それにしてもニコの存在は光ります。果たして彼がどんな存在なのかは6巻の最後に分かるのですがそれまで彼は本当に謎の少年です。でもこっちが無事に済んだらあっちが問題にと練と千華子はどんどん試練に巻き込まれちゃいますよね。手に汗握る5巻でした。 | ||||
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1年に渡って出版されて最終巻まで出揃っています。 バラバラの家族が父親の働く南米に遊びに来て、クーデターに巻き込まれるというところから物語は始まりました。 小説のタイトルもなんだろうと考えさせるもので、読むと何が上と外なのかわかります。 私にとってこの小説はロールプレイングゲームでした。気がつけば、主人公の練になりきって一緒に冒険をしていたような気がします。 この小説って本当にゲームに出来そうな感じがします。 1日1冊軽く読めます。 1週間で冒険を味わってみてはいかがですか? | ||||
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6巻まで読み終えて、この本はジェットコースター小説だった。 スピード感があって登場人物と一緒にドキドキする。 次の巻が出るのが待てないくらい。 本当に楽しかった。 ロールプレイイングゲーム的な小説でした。 ただ、5巻から6巻にかけて若干失速したのが残念です。 | ||||
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テレビで、ベネズエラのギアナ高地のテーブルマウンテンを見ました。 小説に描かれていたあのシーン、このシーンが 目の前に浮かんで、テレビの映像とオーバーラップ。 あらためて、 恩田さんの筆力に瞠目させられました。これくらい、想像力を刺激する本はちょっとないよ。 そして、これくらい、破天荒な話もない。気持ちいいくらいスケールが大きくて、わくわくします。 | ||||
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マイ・ファースト・恩田陸作品でした。 人に勧められて読んだのですが、第一巻「素晴らしき休日」を読み終えてから、第六巻「みんなの国」を読み終えるまで二週間足らず。 大人になっても、何かに熱中出来るって事を知った小説でした。特にこの第六巻は、情景描写が素晴らしいと思います。五巻までは二次元的に一面の緑で描写されていた広大な森林が、ラストで千華子と練が外に出た後は、視点が上方に移り、立体的になります。一面の緑に、赤や黒も加わって、まるで自分の目で見ているような鮮やかさでした。熱中できたのは、こんな情景の鮮やかさとともに、現実的な舞台設定が僕にフィットしたからだと思います。バブル崩壊不況後の東京で堅実に製造業を営んでいる練たちの家族が僕に馴染みました。彼らの東京での尽力がこの最終巻で実を結んで、僕の嬉しさも倍増です。実の結び方も、千華子には直接的に、練には祖父や邦夫の影響という間接的な方法で、多元的なつながり方が面白かったと思います。 | ||||
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上質な冒険小説。久しく聞かなかったようなこの言葉。久しぶりに思い出しました。確かに巻の中には必要なのかなというものもありましたが、人の資質について素晴らしい洞察力で描かれている作品だと思います。恐らく読んでそんはしません。なんだか違う意味で少年ケニヤな作品です。 | ||||
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このシリーズ中最悪の内容だ。ただでさえ緻密な内容と不思議なストーリーで売っていた著者の経歴を壊すシリーズであったのに無理やり終らせた感じが否めないラスト。どうしようもない。 | ||||
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恩田陸の新たな試みが読める連作冒険小説。 いつも思いますが、恩田陸は特殊なシチュエーションを作るのが旨いと思います。この物語でも恩田陸の巧さがわかると思います。 すでに全巻出そろったのでバーっと一気に読めると思います。 | ||||
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第一巻のラストでヘリコプターから振り落とされた二人がジャングルの中で見たものは・・・という作品ですが、これは恩田陸「上と外」シリーズの息もつかせぬ展開が始まる巻です。一巻だけ読んでやめてしまった方もいらっしゃるらしいですが本番はココから。この後の3巻4巻と続くきっかけを作る巻といってもいいでしょう。一巻で諦めてしまった方は是非、2巻から。再読ください。 | ||||
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とにかく面白くて、1巻から4巻まで一気に読んでしまいました。とにかく今は第5巻がでるのが楽しみでしょうがないです。毎巻、毎巻奇想天外な結末と次を読ませたくなる展開は、ジャンルは違えど、なぜかトレンディードラマのように素敵です。一度読んだら、とまらなくなる、本当に素敵な本です。 | ||||
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