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流星ワゴン
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流星ワゴンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全387件 321~340 17/20ページ
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初めて読む作家だったし、期待してたけど・・・。 話が前後してわかりにくいし、主人公の妻や、 息子の人間性にも共感できない。はっきり言って二人ともヤナ奴。 子供が荒れたからと逃げ出し、 テレクラで、散々浮気した妻を責めもしない夫って何? ちょっと理解できない。しかし、不仲だった父親の心情を 大人になって同じ立場になって、やっと理解できた所に ようやくこの話の意図が見えるとは思うかな〜。でもこの本で 泣くかな???私には不思議。 | ||||
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とても不思議な内容だけど、父と息子の想いの違いでここまですれ違うモノになってしまう事に驚き以上のモノを感じました。 男性が読むべき本だと想います。 | ||||
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この作品に自分が34歳で出会ったということ、また3年前に父を亡くしたという経験が、よりのめり込むきっかけになったのだと思います。3組の父と息子のやりとりを、思い出すだけで涙があふれてきます。私はこの作品を読んでから、前向きに頑張ろうと思えました。ちょっと仕事に疲れている方にお勧めです。 | ||||
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評判がよく期待値が高かったのだが、たしかによく練られたストーリー展開となっており、話にはまりこんで一気に読み進んでしまった。子供がいれば、より主人公に自分を入り込ませることができただろう。 | ||||
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星は正直言うと3と4の間。でも普通に楽しめた。 でもやはり重松さんがすごいなーと思うのは、この本の内容が「過去に戻る」というものでありながら過去を変える事が出来ない事。過去に戻って変るのは自分の方です。結果的には予想した通りなんですが、これを書ききれてしまう重松さんの文才はやっぱりすごい。 大衆文学なのに心理描写も上手いんですよね、この作者。ふっとした言葉にない感情を文章にして表せてしまうんです。 | ||||
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「あらすじ」なんて前もって仕入れなくて良いから、ただ読んでみな。 素晴らしい読書体験が待っている。 どっちかと言えば、男性向けの小説なんだろう。 | ||||
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二世代の親と子の物語です。三十〜四十歳くらいで、サラリーマンやってて、息子のことと親父のことで何か思い巡らすことがある人に読んでほしい物語です。特に親父とタメの立場になり、同じ視点でものを見、話をしている場面が、一昨年親父を無くした自分を思い起こさせ、親としての悲しさと嬉しさ、やらなきゃならない親としての役割を再認識させてくれた本です。親の心子知らず、それもよし。でも子の話は聞こうと思います。 もし、子供が何考えてるのかわからなく、不安を覚えている人がいたら、読んでみてください。何かの足しになると思います。 | ||||
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電車で暇つぶしに読もうとタイトルのゴロのよさに購入しました。 子どもが大人で、大人が子どもだなって思いました。 大人になりきれない大人の心境が、読んでいて共感出来ました。 | ||||
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ここのAmazonでのレビューなどを元に、初めて重松氏の本を購入しました。 時空を超えるファンタジー的な要素と、現実感のある親子間のストーリーを 本当にうまく融合していて、また独自性のある内容に、一気に読了しました。 実際に子を持つ親としても、親子間のコミュニケーションなど、身につまされる内容でした。 最近読んだ本の中でも、かなりのおすすめです。 | ||||
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友達に薦められて読んだ作品。主人公は38歳のサラリーマン。父親との仲、妻との問題、変わってしまった息子。あのとき自分があれをしていたら・・誰もが持っている過去の後悔について考えさせられる作品である。作品の設定がとてもおもしろい。 | ||||
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すばらしい内容でした。ワイン色のオデッセィのドライブ。 後の内容は読む人のために残しておきましょう。 私もこんなドライブをしてみたい。 是非父親と息子で読んで頂きたい本です。 | ||||
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38歳、妻に浮気され、中学受験に失敗した息子は引きこもりの家庭内暴力、本人はリストラ・・・そんな逆境にある主人公の「僕」彼とその父親。 彼とその息子の「広樹」 彼と妻の「美代子」ストーリーやテーマは、多くの方が書かれているので割愛する。身近でありながら、否、身近だからこそ気づかなかったこと。 たくさんの後悔。今が幸せでも、不幸せでも、人間長く生きていると、 後悔も一つや二つではすまないと思う。 そんな「大切な日」に送り込まれた「僕」は、当時気づかなかったことにひとつずつ気がついて、やり直しの現実を送る。しかし、それは本物の現実を変えることは出来ない。 でも本当に、そのときに戻って、先が変わらないと知っていても、やり直してみたい、と思う気持ちは心のどこかにあるのだろう。主人公は父親で、息子。 30歳代。いろいろな問題や過去や後悔を重ねて、 それでもまだ、普通なら生きていく先の長い、ちょうど中間点か、それを少し過ぎたくらいの年齢。 頑張って生きていこうと思いながら、もういいか、という気持ちも混じる、そんな年代なのだろうか。自分を省みても。若い頃にはあまり感じなかった苦味が、詰まっている。諦めたつもりで、諦めきれず、足掻き続ける。 そんな思いが、どこかにある。 この作品には、そうしたものが具現化されているように思う。主人公と歳の近い男性に是非、読んでもらいたい。ワゴンの持ち主の「橋本さん」と息子の「健太くん」の父子関係も、 良く描かれている。 | ||||
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誰もが疲れた時、どうでもよくなった時、主人公のように死という 言葉が浮かんだりしたと思う。ほんの一瞬でも。重松さんの作品は どれも身近にいるような…それは自分かもしれないし、よく知って いるあの人なのかもしれない。そういうタイプを主人公にすること が多い。だから、共感できる部分が多数ある。特に今回の作品は男 性で、子持ちの方にはすごく響く話だと思う。 どうしようもない現実を、前向きに、ありのままに受け入れるのは 難しい。けど、決して出来ないことではない。スターターはいつで も自分の中にある。そう教えられた気がする。買っても損はないと 思いますよ! | ||||
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この作品は父と息子の物語。だから、男性の方が共感するところが多いのではないだろうか。3組の父子によって繰り広げられる時空を超えたストーリー自体は面白く、一気に読めてしまう。だが、父と息子のエピソード一つ一つを取り上げると、「ほう。男同士ってこんな感じなんだな」と想像は出来るものの、今ひとつピンと来ないというか、独身20代女性の自分には『身近』ではなかった。基本的に読書に必ずしも”共感”は必要ではないと思っているが、この話は“共感”できることが話にすんなり入れるポイントかもしれない。息子をもつお父さん世代にはきっと感じる部分が多いでしょう。 | ||||
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ここに登場する三組の父子が抱えている問題の根源はコミュニケーションです。これは、誰にでも起こりうる問題です。その解決のヒントがここにありました。 時空を移動するワゴン車によって過去を体験する主人公は、今まで気が付かなかった自分の家庭の実態を知ります。また、主人公と同い歳の父親とも出逢いお互いのわだかまりを確認していきます。コミュニケーションが上手くいっていれば、このワゴン車が無くても解っていた事ばかりです。しかし、日本の殆どの男は主人公と同じ境遇にありますので、このワゴン車に乗りたくなると思います。 勿論、このようなワゴン車は実在しません。しかし、ワゴン車に乗らなくてもよい方法を著者はこの本をとして教えてくれました。 それは自分の立場で相手のことを考えるのではなく、相手の立場に立って相手のことを考えることです。これは、簡単なことではありませんが、努力することから始めるしかありません。 父と息子は、お互いに自分の気持ちを理解して欲しいと思っています。 そして、過去と現在は変えられないが、未来は変えられるということです。 久しぶりに感動し、また勇気付けらました。 | ||||
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ホントは「疾走」を購入するはずだったが、ちょうど滅入っていた時だったので、敢えて見送り。 まあ、タイトルを見る限りそんなに重い話ではないだろうなと踏んだのが購入の決め手だった。 あらすじは、未読の方にオススメするという前提があるのであまり話したくないが、主人公は冴えないリストラされた妻子持ちのサラリーマン(リストラされてるので、もとサラリーマンか)がもうどうでもいいやと言う気持ちで酒に呑まれた夜、最寄りの駅前で目に付くワゴン車を気にしたことから物語はゆっくりと始まる。 ワゴン車というとフジテレビの「あいのり」のラブワゴンしか想像できない貧困な想像力しか持ち合わせていないのだが、この物語に出てくるのは「オデッセイ」という名前。きっとそのカッコイイ響きからするとカッコイイ車なのだろうか?車に無頓着なワタクシのことはさておき、主人公は行きずりでこの車に乗り込み、世にも奇妙なドライブに付き合うこととなる。 タイトルから感じたちょっとロマンチックな話を想い描いていたのだが、まるっきり裏切られた。どちらかというとハッピーエンドにはなり得ないのだ。 しかし、裏切られたという部分にクローズアップすると、時折ジンとしてぶっきらぼうな優しさに目頭が熱くなるのだ。 現実というのは期待をおおよそ裏切るものだ。しかし、その裏切られた時に垣間見る優しさがこの物語を見事に完成させていることに気づく。 辛さや悲しさを受けたとしても、それがすべてではなく、優しさも時折訪れるということを痛感できる物語。 季節感の憤りを感じる秋の前ではあるけれども、是非ご一読あれ。 きっと、明日をみることが出来るドライブにあなたを連れて行ってくれると思う。 | ||||
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ワゴンに乗って過去へ行く話。ディケンズの「クリスマスカロル」を思い出してしまう設定です。 スクルージは改心しましたが、この作品では改心ではなく決心でした。現実から逃げないということの大切さがおおきく感じられます。 やはり重松清にこの手の話書かせたら巧いですね。 | ||||
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結構厚めの本ですがすんなりと読めると思います。なぜなら独特と臭い台詞回しが全く鼻に付かないから。すごい読みやすいです。自分はこの本を父親に勧めてみたいと思います。そしてどんな顔をするのか……それが見たくて仕方がありません。もし悩んでいることがある人なら少し読んでみるといいと思います。何かが上手く回り始めるかも…そんな小説です | ||||
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主人公とその父親、主人公とその子供の関係を通して親子としてやっていく難しさを描いています。ただ、肝心のお互いのすれ違いやそれぞれの感情の機微があまり伝わってきませんでした。読書中、東野圭吾さんの「秘密」を思い出し、父と子の関係を描いたという点では秘密の方がうまかったと思います。ただ流星ワゴンは、最後にありがちなハッピーエンドに収まらず、厳しい現実で終わったのが逆に良かったと思います。 | ||||
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終盤で号泣してしまった。ポッと心に火が灯るような小説は好きだ。数ある重松作品の中でもイチオシだと思う。3組の父と息子が登場する。その3組の親子が、親として子供として、あるいは「朋輩」として人生のやり直しをするという物語だ。時間を巻き戻せたら、人生につまづいたと思った瞬間に戻れたら・・。そんな願いを叶える「流星ワゴン」に乗って、主人公は過去へと戻って行く。そこで初めて気づく親の愛情、自分の息子への思い。他人にならズバリと言える本音をお互いに言えないもどかしさ。「素直」が素直に表現できなくてすれ違ってしまうさまが切ないほどに描かれている。親子としてはダメでも同い年の「朋輩」としてならわかりあえることもある。現実を変えることはできなくても、それに対して気持ちを切り替えることで人は生きなおすことができるのだなと思う。子と親が互いを思う気持ちは、年代も時代も飛び越えてしまうなあと思った。 | ||||
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