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本陣殺人事件



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本陣殺人事件の評価: 4.29/5点 レビュー 65件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(1pt)

つまらん!

いちいち外国の推理小説名を例に何度も何度も持ち出してくる。そんな本知らん。この【本陣殺人事件ほか三作】に限った事ではないが、よく例として外国の推理小説名を持ち出してくるが全く不要。蛇足。ついイラッとして読み飛ばしてしまう。そしてこの人の癖だが、くどくて無意味に長編。
本陣殺人事件 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:本陣殺人事件 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304083
No.2:
(2pt)

オドロオドロしい舞台創りだけ凝って、肝心の推理の部分はスカスカという作者の悪癖が露呈した駄作

「密室」を創り難い日本の家屋構造の中で日本で初の「密室」ものとして名高い作品。私は鮎川哲也氏と共に戦中・戦後の日本の本格ミステリの牙城を守った作者の功績を高く評価しているものの、個々の作品は評価していない。本作も作者の欠点が詰まった駄作である。

水車の回る音、庭の衣擦れの音、琴の音色など密室創りに日本風味を出してはいるものの、中身がそれに伴わない。動機を軽視するのは作者の常であるが、これ程バカバカしい動機にお目に掛かった事はない。犯人の振る舞いは別に武士道に適っている訳でもなく、狂気と言って良い。しかも、この手法では、必ず犯行後の共犯が必要になるというお粗末さ。共犯に後始末して貰って密室とは烏滸がましい。読者は作者が常識に沿って執筆していると考えているので、非常識な書き振りは手前勝手という他はない。日本で初の「密室」ものを執筆しようとした意欲は買えるものの内容に光るものがない。

「獄門島」、「犬神家の一族」でもそうだが、オドロオドロしい舞台創りだけ凝って、肝心の推理の部分はスカスカという作者の悪癖が露呈した駄作。在原業平を評した「心余って意足らず」という言葉がピッタリの作品だと思った。
本陣殺人事件 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:本陣殺人事件 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304083
No.1:
(2pt)

自分には難しかったです。

叙述トリックが読みたかったので、評判がよかったこちらを読みました。
まず、これは好き嫌いの問題ですが作者の「皆さんも知っての通り〜」「すでにお分かりでしょうが〜」というニュアンスの文章が所々出てくるのに読む意欲が減りました。
オチも確かに叙述トリックでしたが、読者が「あーだまされたー!」って思うよりは作者が「だからここはこう書きませんでした!(ドヤッ)」みたいな叙述のばらし(?)があり、そこにも燃焼不良感がありました。(なんか重箱の隅をつつくような印象)

あとこれは想像力の問題ですが、文で読むには屋敷が複雑で(絵もありましたが)読解するのに時間がかかりました。
正直、主人公たちが何に驚いているのかか共感出来ず、話に入り込めませんでした。
きっとわかる方にはトリックも素晴らしいんでしょうが、いまいち理解出来なかった私には何がそんなにすごいのか?
映像だともっと良さがわかるのかな、、、
本陣殺人事件 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:本陣殺人事件 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304083

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