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からくり東海道
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からくり東海道の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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時代考証が出鱈目の宇江佐真理や諸田玲子より格段にマシだが、それでも時代考証間違いの言葉が散見される。 最悪は昭和十九年のサトウハチローの造語の「頑張る」だ。あと「他愛」は「自分のことよりもまず他人の幸福を願う」意味で誤用。ここは「たわいない」でないと駄目。 「大変」は江戸時代は、現代と違って「すさまじい凶事」の意味で使うが「非常に」という現代の意味で使っている。 その他、時代考証NGワードを列挙していくと完成(明治二十九年の民法)、説明・呆然(坪内逍遙の造語)、無駄(国木田独歩の造語)、事件(仮名垣魯文の造語)、夢中(山田美妙の造語。江戸時代の「夢中」は「意識を失って夢を見ている」意味)、緊張(森鴎外の造語)、小走り・蛻のから(樋口一葉の造語)、大道芸人(若月紫蘭の造語)、反対(中村正直の造語)、理由(山縣有朋の造語)、関係者(泉鏡花の造語)、膨張(明治七年の文部省の造語)、移動・興味(井上哲次郎の造語)、信憑性(竹山道雄の造語)、警護(萩原乙彦の造語)、船着場(夏目漱石の造語)、勘違い(幸田露伴の造語)、雰囲気(北原白秋の造語)、火の海(矢田挿雲の造語)、血飛沫(龍胆寺雄の造語)と、これだけ。 | ||||
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