斜光



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    初公開日(参考)1988年06月
    分類

    長編小説

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    斜光―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)

    2001年05月31日 斜光―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)

    果たして「処女懐胎」は有り得るのか?ある女性の過去に秘められた謎がスリリングに解明されていく傑作―『斜光』ある人形師の家に嫁いだ女性が、次々と不審な死を遂げる。人形に取り憑かれた人々をめぐる禁断の世界―『黒き舞楽』泡坂妻夫が第三長篇『湖底のまつり』以来、一貫して描きつづける「愛(エロス)」をテーマにしたミステリの中から、絶品ともいうべき二作を収め、ボーナストラックとして単行本未収録の暗号ミステリ「かげろう飛車」を加えたファン待望の愛蔵版。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

    斜光の総合評価:7.75/10点レビュー 4件。Dランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (5pt)

    上手く読み取れませんでした。

    この小説で語られるべき主題、もしくはコンセプトが今一歩理解できていない。
    本書で語られるストーリーは、妻の失踪までの経緯を軸とした1つと山梨のある土地で起きた殺人事件の真相を追う刑事の物語が平行線を辿り、そしてある一点で交錯し、そしてまた平行を保つ。それは再び交点を結ぶような予感を漂わせて物語は唐突に終わる。なぜなら全てが語られた今、そこから先は語るに無意味なのだからだろう。
    しかし、この物語、この構成を以ってして作者が何を語りたかったのか、未だに判らない。

    一方本書に収録されている「かげろう飛車」は所謂暗号小説である。
    泡坂作品の特徴の1つに「言葉遊び」が挙げられる。回文、仕掛本、ダブルミーニング、アナグラムと多種多彩である。ただそういった趣向を凝らした場合、その仕掛に膨大な労力を注ぎ過ぎて肝心のプロット、ストーリーがやや浅めであることは否めない。
    本作もその例に漏れず、ややパワー不足といった感は確かだ。
    ただ、暗号となる手紙の内容と全体のストーリーがマッチしているのは流石で、短編であるがゆえに冗漫にならなかったのが救いだ。

    Tetchy
    WHOKS60S
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.3:
    (3pt)

    ★★★☆☆

    ★★★☆☆
    斜光 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:斜光 (角川文庫)より
    4041461081
    No.2:
    (5pt)

    論理的な魔術

    偉大なるミステリのマエストロ、泡坂妻夫。
    氏の作品は大別して三つの路線がある。
    亜愛一郎やヨギ・ガンジー・シリーズなどの逆説と企みに満ちた本格ミステリ。
    職人の世界や下町の叙情的な描写に裏打ちされた人情物。(一部の時代小説も含まれるだろう)
    そして本書に収録されている作品に代表されるエロティックでトリッキーな心理ミステリ。
    (もちろん一筋縄でいかない著者のことだから、人情物にみせて実は・・・などという作品もあるので要注意)
    どの作風も完成度が高い作品が多いのだが、個人的には「湖底のまつり」に始まるこの心理ミステリ路線の作品の素晴らしさはもっと語られるべきではないかと考える。
    一見ポアロー&ナルスジャックの諸作を想起させる世界だがプロットが脆弱な彼らに比べ、筆力が段違いなうえ、結末で読者を必ず唖然とさせる騙しの技巧はミステリ史上でも屈指。特に「黒き舞楽」は傑作。
    斜光―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)Amazon書評・レビュー:斜光―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)より
    4594031706
    No.1:
    (5pt)

    秀作

    実は作者は今年鬼籍に入られ、その訃報の中で、この作品の名を見つけ購入。内容はミステリー・刑事物ですが、ヒロインと実の息子との近親相姦の内容に踏み込んでく・・・種あかしやトリックではない、情感溢れる内容です。決して推理物にありがちな性描写はなく、読後はむしろ清清しい気持ちになる・・・そんな作品でした。こんな描写ができる男性作家はもう日本にいないでしょうね。
    斜光 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:斜光 (角川文庫)より
    4041461081



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