斜光
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この小説で語られるべき主題、もしくはコンセプトが今一歩理解できていない。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
★★★☆☆ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
偉大なるミステリのマエストロ、泡坂妻夫。 氏の作品は大別して三つの路線がある。 亜愛一郎やヨギ・ガンジー・シリーズなどの逆説と企みに満ちた本格ミステリ。 職人の世界や下町の叙情的な描写に裏打ちされた人情物。(一部の時代小説も含まれるだろう) そして本書に収録されている作品に代表されるエロティックでトリッキーな心理ミステリ。 (もちろん一筋縄でいかない著者のことだから、人情物にみせて実は・・・などという作品もあるので要注意) どの作風も完成度が高い作品が多いのだが、個人的には「湖底のまつり」に始まるこの心理ミステリ路線の作品の素晴らしさはもっと語られるべきではないかと考える。 一見ポアロー&ナルスジャックの諸作を想起させる世界だがプロットが脆弱な彼らに比べ、筆力が段違いなうえ、結末で読者を必ず唖然とさせる騙しの技巧はミステリ史上でも屈指。特に「黒き舞楽」は傑作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実は作者は今年鬼籍に入られ、その訃報の中で、この作品の名を見つけ購入。内容はミステリー・刑事物ですが、ヒロインと実の息子との近親相姦の内容に踏み込んでく・・・種あかしやトリックではない、情感溢れる内容です。決して推理物にありがちな性描写はなく、読後はむしろ清清しい気持ちになる・・・そんな作品でした。こんな描写ができる男性作家はもう日本にいないでしょうね。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|