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(短編集)

罪悪



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【この小説が収録されている参考書籍】
罪悪
罪悪 (創元推理文庫)

罪悪の評価: 4.11/5点 レビュー 37件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

クールな短編集

ドイツの作家は日頃慣れ親しんでいないのと、本屋大賞の事もあって、期待して読みました。
読みましたとは、なんとクールな表現だろうか?失礼ではないのか・・・
良くできているのは分かりましたが、短編であるからか、かなり説明的で、行間にある余韻が感じれれませんでした。
駄菓子を食べながら、醸し出される余韻に浸れる時空を味わえたかは、私にとっての最大の評価項目です。
要再読の棚には残りませんでした。
罪悪Amazon書評・レビュー:罪悪より
4488013449
No.7:
(3pt)

「犯罪」のほうが出来がいいと思います

なんとなく、「犯罪」が予想外に評判がよくて、がんばって二作目を書いたら力みすぎちゃった、といった印象です。
第一作にあった余韻や、淡いおぼろな翳のような雰囲気が薄れたのはちょっと残念。他の方も書かれていたけど、後味のよくない話も多いかも。
司法制度とはなんだろう、と考えさせられた「ふるさと祭り」「司法当局」、推理小説のような「精算」が印象に残りました。
罪悪Amazon書評・レビュー:罪悪より
4488013449
No.6:
(3pt)

おもしろくない

「犯罪」の面白さを期待して読みはじめたけれど、どこまで読んでも面白くならない。こっちが期待し過ぎなんだよね、きっと。 前作に満ちていた静謐な緊張感がしぼんじゃって、ただ静かで平凡って感じになっちゃったみたいだなぁ。読んでも読んでも前作と違って物語に入り込めないんだよね。何のせいかなぁ。「私」が前面に出てきちゃったからかな。物語の中にいる感じより、「私」の横で「私」の話を聞いてるみたいなんだよね。その「私」がまた結構淡白な感じなもんで、つまんないの。

期待されるのも大変だよね…。
罪悪Amazon書評・レビュー:罪悪より
4488013449
No.5:
(3pt)

「犯罪」読んで引き続き読んでみました。

刑事事件専門のドイツの弁護士さんが現実の事件に材を得て書き上げた短編集。中には、へっ!っと思うほど短い話もあります。前作よりも後味は悪い感じがしました。読み進めていっても、どうしても最初の「ふるさとの祭り」に気持ちが戻ってしまい、被害者家族のその後も気になりますが、それよりも同じ町に住んでいる加害者家族のその後が気になりました。お話と思って読めば辛く無いけど、弁護士さんが現実の事件を元にと言われればどうしても気になってしまいます。個人的に好きなのは、「鍵」ドジな主人公と思いきや本当は狡猾な…(^^)
罪悪Amazon書評・レビュー:罪悪より
4488013449
No.4:
(3pt)

「犯罪」ほどのインパクトはない

かなり売れて評判になった「犯罪」に続く短編集です。

「犯罪」はとてもショッキングな内容で,短編でありながら展開が読めないストーリーと,何とも言えない読後感が残る結末が印象的な作品でした。
残念ながら「罪悪」は「犯罪」には及んでいないと思います。物語のラストの意外性,インパクトが正直弱い。ネタはいいんですけどね。
罪悪Amazon書評・レビュー:罪悪より
4488013449
No.3:
(3pt)

納得出来るレベルも、期待し過ぎた感もあります

私が好きな短編は、作者にとっての出発点となりし事件を扱いしかも『空気』の支配を見せる「ふるさと祭り」、科学の発達で起こった悲劇とは簡単に言えない「遺伝子」、偶然というか伝承というか事故というべきかいろいろなモノが入り混じった「イルミナティ」、悲劇としか言いようが無い本作品群の中で最も恐ろしい「子どもたち」、最も短くも鮮烈な印象を残したうえ奇妙な因果を考えさせられる「解剖学」、類い稀なることが起こり正義が負けることを描く「アタッシュケース」、トラブルが徐々にエスカレートする様「鍵」、短編映画になりそうな「清算」、個人的に最も好きな話しで読後感が深い「家族」、そしてオチである「秘密」です。

かなりのレベルの本だと思いますし、文体といい、リアリティといい、出来栄えは良いと思いますが、読者とは勝手なモノで、あの「犯罪」のシーラッハの新作、と言う期待からすると、失望を感じてしまうという部分あると思います。もちろん素晴らしい作品だと思いますが。もっと驚かせてくれ、と言ったのはディアギレフでしたが、そんな都合の良いことを考えてしまうくらい「犯罪」が凄かったです。

シーラッハの「犯罪」が面白かった方にオススメ致します。
罪悪Amazon書評・レビュー:罪悪より
4488013449
No.2:
(3pt)

小粒になった

前作を100点とすれば個人的には65点くらいの印象。

エピソードは多いが、5〜6ページしかない話も複数あり、前作ほど濃密な話が少ない。

最高のネタは一作目で出尽くしてしまったのか。

確かに、色々な話は面白いし、組織犯罪から個人の小さな犯罪まで幅広く取り上げられているので飽きることはない。

しかし、前作の様に読むのが止められないほどの中毒感はなかった。
罪悪Amazon書評・レビュー:罪悪より
4488013449
No.1:
(3pt)

前作のほうがインパクトが強かった

前作よりストーリーのバラエティーやインパクトの強さが弱くなっていると感じた。 短いストーリーの中に人生が凝縮されているような強烈なインパクトを与える作品が前作では多かったが、本作ではどちからというと淡々とストーリーが展開されている話が多い。 とはいえ、上質なエンターテインメントとしてのクオリティーはあるので、安心して楽しめます。
罪悪Amazon書評・レビュー:罪悪より
4488013449

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