■スポンサードリンク
逃亡者
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
逃亡者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作者もネタ切れですよね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
折原作品の中でも非常に完成度の高い作品。グランドマンションにもしてやられたが、またしても本作でも、折原マジックにしてやられた。 物語は殺人者が時効まで逃げおおせるかをスリリングな展開で描く。よくある展開だが、ラストに思いがけない仕掛けが待ち構えている。楽しく最後まで読むことが出来た。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はじめの殺人からはじまり、新潟の潜伏先での女主人の密告、そして最後の殺人に至るまで、実行者の心のヒダや動機のディティールが荒すぎるような気がしました。 ストーリーとしては、最後のオチが分かると、途中の伏線の帳尻は合うのですが。 突然の「車移動」「仕事場」などの出現や表現は誠に僭越ですが、稚拙に感じました。 呼んでいて違和感だけが先行しました。 特に最後に登場する犯人の行動の動機がまったく描かれていないし、そこには何の必然性もないわけで。 うーん、残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
およそ活字になっているものでこれほど稚拙なものを初めて読んだ。 担当編集者はいなかったのだろうか。 前半はつじつまが合わないながらもスピード感があったので そのうち挽回するかなと思いスルーしていたが、読み進めるに従って どんどん小説のていをなさなくなっていった。 これをミステリーと呼ぶのはファンに失礼ではないか。 時間を無駄にしてしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実際の事件が思い出されました。福田某。 この様な犯人?達は、人たらしなのでしょう。 そうでなければ、あんなに長い間逃亡出来ないでしょう。周りの方々の協力があればこそのこと。 昔の海外ドラマ、逃亡者を思い出します。 この小説で残念なのは、最後の終わり方。普通に終われば良かったのではないでしょうか。最後だけ何度か読み返して、やっと理解。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
途中までは、とても楽しめました。リアテリィもあり、本当に逃亡気分を味わえるハラハラ感があります。ただラスト…あれ何ですか~? なんか意外は意外な展開でしたが、ちょっと突飛過ぎるというか、何であの人が、そんなことをしたのか動機も解らないし…とにかく変なオチとしか思えませんでした。せっかく綺麗な流れで進んでたのですから、あのラストはいりませんでした。。あんな真犯人は必要ないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実際の事件をモデルにしたものだが、読んでいるうちに逃亡者である主人公が最後まで逃げ切って欲しいという、同情の気持ちが生まれる。最後の3分の2あたりから、作者特有の折原節がでてくる。表現があいまいになるのだ。ここまできて、作者のトリックがわかる。最後まで読んで、やはりそうだったのかと思わせる。でも、それまでの記述は、読者をひきつける。寝食を忘れて、没頭できる。よい作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
旅の楽しみでもあるのですが駅の売店で何かいい本がないかとよく探します。 この本を装丁みただけで買ってしまいました。 逃亡者という単純明快なタイトルがいいですね。 折原一という作者については全く無知でした。 読み進めると思っていたとおり逃亡劇に吸い込まれていきます。 また主人公の生い立ちや境遇の描写もよく書かれています。 実際に1997年に15年の時効成立間際に逮捕された福田和子がモデルとなっているのは明らかでしょう。 なので読んでいても現実的に起きうるような感じがするエピソードが所々に出てきます。 その分読者は入り込み易いでしょう。 折々で逃亡先でビールを買う行為がよく出てくるところが男っぽいきがしてしっくりきませんでした。 凝ったトリックやミステリー度は高くありませんが、 逃亡劇のドキドキ感、追うものと追われる者の緊迫感を求めて買ったので満足しました。 旅先の車中で読んだので余計に入り込めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ラスト前まではそれなりに小説として成立していましたが、ラストはちょっと無理しすぎでしょう。 あっと驚くどんでん返しにしたかったんだとは思いますが、なんの前振りもなく唐突にこのような 結末にするというのは、あまりにイージーな作品づくりじゃないでしょうか。 困ったもんです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物に感情移入もできず、フラストレーションのたまる読後感でした。 そもそもその発端の交換殺人にリアリティがないし、そうせざるを得なかった 説得力も乏しい。逃走劇はスリルはあるものの、警察や夫とのすれ違いも、逃げた先での 恋愛もご都合主義のようです。 記述に時間の入れ替えがあり、読んでいて変だな、と思ったら過去にさかのぼっていたり、 それは技巧と言えなくもないでしょうが、単に読者をミスリードするためだけのような気がします。 最後10数ページのどんでん返しも作りすぎのような感じで、カタルシスを感じるところまではいきません。 現実にあった事件を、これだけでは物語にならないので、無理筋に仕上げた、というのが正直な感想です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最終盤まで一気に読む事ができる力のある本でした。 折原作品の叙述でびっくりする本というよりは、逃亡劇のスリリングさにハラハラする本です。ただ、最後はほんとにジェットコースターで、すっきり納得とはならないのが、折原作品らしい本で、最後まで読むと、あ、こういうことかと見直したくなります。 この段落はこの人のことなんて、解説サイトがあったら見たいかもしれません。 いろんな細工に挑戦する折原作品の中では、小細工は少ないです。 途中の一文に引っかかっていたら、予想通り最後に生きたんですが、それもお前か!と驚きの結末でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
“叙述ミステリーの第一人者”“語りの魔術師”折原一の47作目の最新刊は、’95年の『誘拐者』から始まり、累計46万部を突破したといわれる<・・・者>シリーズの書き下ろし長編である。 実際に起こった、殺人犯福田和子の逃亡事件をモチーフにしているだろうと思われる物語である。友竹智恵子は、持ちかけられた交換殺人に乗って、知人の夫を殺してしまうが、警察の不手際で脱走し、殺人事件の時効である15年をひたすら逃亡することになる。 いつもの折原作品と違い、大部分は彼女の逃亡者としての読み応えのあるストーリーが展開される。身分を偽り、顔を変え、出会う人々に支えられながら、ひたすら日本全国を逃げまわる智恵子。彼女を執拗に追いかけるある刑事と、顔に泥を塗られ復讐に燃える夫。何度もあと一息というところで危機をすり抜ける場面の連続で息をつかせない。 いつもの折原節とは違う、真剣で“真面目”な小説だなと思ってエンディング近くまで圧倒されて読み進んでゆくと、そこはさすがに折原一。独特の、フォントを換えたパソコンサイトの表現と、各章の幕間のエピソードが一気に収斂して、衝撃のサプライズが用意されていた。 本書は、最後の最後に折原一らしい“どんでん返し”があるものの、大半が智恵子のスリリングで気を抜けない“読ませる逃亡劇”で、ボリューム満点の力作である。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!