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卵の緒
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卵の緒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全124件 1~20 1/7ページ
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本自体好きで問題ありませんが、Amazonさんから商品が到着したときの状態に問題ありました。封筒あけたら、大胆にも本の表紙が折れていました。ショックで、しかも今回が一番ひどいです_φ(・_・ | ||||
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卵の緒と7's bloodの二つの物語。短編とは知らずに読み始めました。卵の緒は、真面目な小学生の息子が僕は捨て子なの?と陽気なお母さんに尋ねるところから始まるお話。あんなお母さんが欲しいと思いました。愛を伝えるって素晴らしいと思いました。7's bloodは、色々あって子供姉弟で暮らしているお話。親子って、家族って血のつながりがあるからか、なんか、友情とは違う居心地の良さを感じていたけれど、そこに血のつながりの有無は関係ないと思わせてくれた。どちらのお話もほっこりするいい本でした。 | ||||
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『家族』と『血の繋がり』がテーマの二篇。 自分の親だから、子どもだから好きなのではなく、人として好き。そう思える人と暮らせることは、この上なく幸せなことだと思った。きっとそんな人たちの集まりを”家族”と呼ぶのだろう。「母さんは、誰よりも育生が好き。それで十分でしょ?」と言える君子さんの強さに胸を打たれた。 子どもって無鉄砲に見えるけれど、大人が思っているよりもずっと色々なことを考えていて、親の顔色や声のトーンを敏感に感じ取っている。かつての自分たちがそうだったように。けれど、いざ自分が親側になるとすっかりそのことが抜け落ちてしまうから、時折この本を手に取って思い出したい。 | ||||
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子供の教育にも、良い本だと思います。 | ||||
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誰か作家を好きになると、 いつも焦ってしまう。 ぼくは文庫でしか買わないし、 新品しか買わないので、 なくなってしまわないかと、 在庫のあるうちに、 手に入るものは全部、 急いで買い集めたくなってしまう。 瀬尾まいこさんも、 最近、試しに買ってみた文庫を、 一冊、いや、その数ページを、 ちらりと読んだだけで、 すっかり惚れ込んで、 夢中でその本を読み終えて、 やはり第一印象と変わらず、 大好きだと確認し、 全部買いました。 アマゾンで本をまとめ買いすると、 袋の中で本と本が当たり、 クシャクシャになるので、 (運が良ければ2冊までは、 キレイに収納してもらえますが) 念の為に一冊ずつ、 焦る気持ちを抑え、 こまめに発注を繰り返して、 アマゾンで買える新品の文庫を、 すべて揃えました。 好きになった1冊目、 複数作家の短編集を2冊、 そして、『卵の緒』。 今まだ、これしか読んでません。 今のところ、 期待どおりの感動をもらい、 ハズレ無しです。 でもたくさん買ったので、 もしかしたら中には、 これはハズレだと、 思わされるのもあるかなと、 不安なような、 ハズレがあるなら早く、 ガッカリさせてみろと、 変な期待をしてしまうような。 まるで、失恋を繰り返した人が、 どうせまたダメになるんだからと、 別れの日を待ってしまうような。 心の準備をしてしまおうとする、 そのくらい、逆に言えば、 大好きになってます。 いつも温かくて、 でも、少し悲しくて、 だからこそ一生懸命で、 そんな自分を冷静に見ていて。 最初の一行で、必ず、 心を引き込んてくれるのも、 スゴイなと毎回思います。 泣くことはなかったですが、 少しだけ人に優しくなれます。 他人を攻撃してしまいがちな、 今のようなネット時代こそ、 こーゆー本を読んで、 心の温度を数度あげておくと、 少し、そのひとの周りが、 ほんの短い時間かもですが、 優しい世界になるかもしれません。 | ||||
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心が温まりました! | ||||
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2つの短編が入っています。どちらも家族の絆みたいなのがテーマですが、どちらもかなりありえない設定でして、こういう内容を描くこと自体が文学なのかなとは思いますが、私はあんまり好きじゃなかったです。虚構を想像して書いてるんだろうけど、そこに意味あるのかなと。 | ||||
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親子の絆を感じました | ||||
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瀬尾まいこさんのデビュー作『卵の緒』を読みました。 正直、何が面白いのか、上手く説明できないんだけど、 ひとつ言えるのは、作品世界に流れる「雰囲気」がいい。 こんな小学生、絶対いないと思うんだけど、この作品には、 この男の子でなければ駄目だし、この作品には、このお母さんじゃないと駄目なのだ。 そう言えるほど、ピッタリと作品世界のなかに人物が生きている。 こういう芸当は誰でもできるわけではなく、そこが才能であり、そして、 瀬尾まいこさんは、この作品でデビューできたんだと思う。 ただ、書店で手に取った時の、帯の文、『降涙確率100%』『泣いて下さい!』 っていうのはどうかと。まったく泣けなかったので。ただ、この帯のおかげで手に取ったわけで、 これをキッカケに、瀬尾まいこさんの他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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よき | ||||
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瀬尾氏の作品で常にテーマとなる家族。今回も家族や人の繋がりについて考えさせる良い作品であった。もちろんクスリと笑わせるユーモアも健在。 表題作の『卵の緒』および『7’s blood』、どちらもが血縁の妙や家族について焦点を当て、登場人物の心の変化を丁寧に描き、読者にも思考を促す。 筆者は家族とは色々な形があっていいと言いたいのかもしれない。だからなのか、本作で語られる家族はそんなに単純ではない。『卵の緒』では主人公親子は全く血がつながっていない。他方『7’s blood』では半分だけ血がつながっている異母姉弟。これらが物語で等しく家族の感覚を得ている。その感覚を生み出すものは何か、なんてこともつらつらと考えてしまう。 私の場合、外人である家内に立派に家族感を感じる。まあ当たり前だけど、普通に家族だからね。これはやはり時間によって作り出されたと感じる。家庭内言語の日本語は家内はいまだ下手だし(日本から離れてますます下手になった)、性格がそもそも合わない(今でもしょっちゅう相手にイラっとする)。掃除や洗濯を完璧にしないと気が済まない妻(ついでに言うと他人にもそのクオリティの清潔さを求める)と、我慢の限界まで汚くしてOKな私。失敗しないようにと子供にマイクロマネジメントする妻と、失敗させて学ばせる子育てスタイルの私。流石に大きな喧嘩はしなくなったが、付き合い始めて25年たった今でもマジでむかつくことがある(相手もそうだと思うけど)。理解できないなあと思う事もある。今更だがとにかく違うのだ。 しかし、しばしば家内と私は互いを「戦友」と呼び合うのは、ともに学生時代から今まで、転勤や子育て等を通じて共に厳しい時間を耐え抜いてきたことに起因すると思う。 まあでも、色々な形があっていいのだと思う。かつてのお見合い結婚は、まずは形から入り、時間と共に内実も伴うというか時間が内容を満たしてくれる仕組みだったのだとおもう(内実を伴わず一生不幸に終わったものもあるかもしれない)。デキ婚というのも家族という『箱』が先に用意された形かもしれない。いずれにせよ、現在はより因襲から解き放たれているから、人生のデザインが性別や年齢で完全に固定されているわけではななかろう。 そうそう、感想でした。 『7’s blood』では短い間の同居生活に、ふとした絆のようなものを感じた姉弟が描かれる。ではここに家族感が醸成されたとしたら何が原因だろう。想い? だとするとやっぱり優しいというか人を想うことができるひとは家族を作りやすいということか。なんか当たり前のことを言ってますが笑。 ・・・ 分かったような分からないような感想を話しましたが、多様な家族の在り方について考えさせられた本です。正しい家族族というものはないし、きっと家族の意味なんて家族の数だけ存在するのだと思います。その意味ではLGBTQ同士の結婚も成立することには違和感は感じません。想いさえあれば。 そう考えると、家族というより、人を想うことの素敵さに思いが至ります。子供たちも人のことをきちんと想える人になってほしいと思いました。 | ||||
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血の繋がりのない親子(家族)を題材にした小説です。子供目線で描かれているので、純粋で素直な気持ちが綴られています。だから、子供が親に対して、どのように思っているのか?または、どのように接して行こうとしているのか?読者にも分かりやすく伝わってきます。また、逆に、親が子供に対しての深い愛情も感じられるので、読んでいてとても心暖まる気持ちになります。これらのことからも、本屋大賞を受賞したことも頷けます。 この作品は『卵の緒』と『7'sblood』の二本立てになっていて、どちらも100ページぐらいでやや短めになっています。『卵の緒』がメインになっていますが、自分は『7'sblood』の方が気に入っています。しかし、やや短めなので、少し物足りなさを感じます。もっと長めにして、厚みを持たせた方が良かったような気がします。 | ||||
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すらすら〜っと読み進められました。 夜寝る前に読むと気持ちよく眠れました。 | ||||
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good | ||||
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家族の形はそれぞれ、血の繋がりだけが家族という訳ではないことを感じました。 | ||||
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読みやすい理解しやすいわかりやすい | ||||
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何回も読んでいるのに、泣いてしまいました。 | ||||
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卵の緒と7's bloodの2話。淡々とした日常会話。非日常が混ざる。すばらしい作品に出会えたことに感謝。世の中には卵の緒のお母さんのようなすごい人がきっといるに違いない。卵の緒では卵生だという話に実子でないことが想像できた。7's bloodでは異母姉弟の暮らし。純粋な不思議ちゃんが登場人物。瀬尾まいこが「私には父親がいない」と書いている。国語の先生を続けていて賞を取ってから正規の教員試験を受けている。著者自身が不思議ちゃんなのかもしれない。国語教科書向き。坊ちゃん文学賞。 | ||||
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読書が苦手な私です。『表紙がかわいい』という理由で買いました(スミマセン)。もちろん、瀬尾先生の作品も初めてでした。 ところが……! 信じられない位、さらさらと読めました。文が分かりやすい! 一文一文が短く、ドラマや映画を観ているような感覚で読めました。 複雑な家庭をモデルにしています。でも、嫌な気分になりません。しかも、読み終えた後に爽快感さえ、おぼえました。 瀬尾先生の他の作品を読みたいと思っています。 | ||||
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文章は瀬尾さんらしいんだけど、ストーリーにはイマイチ感動感が足りなかった。 作品的には『あと少し、もう少し』の方が良かった。あくまで個人の意見。 | ||||
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