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不可能



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不可能

不可能の評価: 3.33/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

もう少し


週刊ブックレビューで取り上げられていたので、拝読いたしました。
三島由紀夫が、生きていれば
という、挑戦的な作品・・・?
人生の週末に近いであろう主人公
まずは身の回りを落ち着かせてから
海外ブラブラ
老人たちとの交流・・・。

う〜ん
三島さん生きてて

こんな余生送るかな?

生前の交友関係など絡めていれば、もう少し現実味があったのですが。

この本を読んだだけでは

妄想老人?
なんでそうなるの?

読後感がすっきりしません。

もう少し〜
現実に足をつけた話だと、共感できたのかな?

なんだか、モヤモヤしました。




不可能Amazon書評・レビュー:不可能より
4062170280
No.1:
(3pt)

共感できるところもありました。

本書の著者は、四方田犬彦『ハイスクール1968』2004
でねじめ正一などと共に「真に詩人としてアイデンティティ
を確立」した者として紹介されていた人です。その人らし
い異様な悪徳小説と、まずは言っておきましょう。
 前半での自宅やスコットランドでの主人公の過ごし方
には自意識過剰気味ではあるものの、とりあえずはごく
普通の老いの姿が描かれています。ところが、ROMS
というクラブに主人公が出入りするようになるあたりから
転調し始め、最終章で一気にヒートアップします。
 鬼面人を威すが如き結末には、主人公のモデルと思し
き三島由紀夫への著者の思いと国境を軽々と超える姿
には自身の老後への願いが込められているように思いま
した。

不可能Amazon書評・レビュー:不可能より
4062170280

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