■スポンサードリンク




新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
斧 (文春文庫)

の評価: 4.00/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

最初の意外性と最後の蛇尾

「リストラ」を中心に据えたこの手の本は初めてです。
最初は各氏の書評に惹かれて取り寄せましたが、最後までだらだらと続く
ストーリーに眠気がさします。

犯人の「異常性」を描くが、実在感がなく絵空事のよう。
著者はこのテーマでの執筆に熱意をかけたのは間違いないが、
空回りして、「だから何を言いたいのか?」まるで不明。

「異常性」が理解できるから「異常」なのだが、理解不能な主人公の
行動にはリアリティがまるでない。
見知らぬ人を次々に殺害するだけの作文。起承転結自体がないのは驚き。

当方の想像力の欠如ではなく、テーマの意外性に著者も読者も
振り回されるだけで、詰めも甘いし、結局は「こんなんどうどす?」と
勧められた口に合わない郷土料理を食わされた気分。

これが賞を取るくらいだから、貧困な出版業界ですね・・・


斧 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:斧 (文春文庫)より
4167527707

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!