忙しい死体



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.25pt ( 5max) / 4件

    楽天平均点

    0.00pt ( 5max) / 0件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2009年07月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,432回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    忙しい死体 (論創海外ミステリ)

    2009年07月31日 忙しい死体 (論創海外ミステリ)

    ギャングのエンジェルはボスに命令されて、墓に埋葬された仲間の死体を掘り返しに行った。どうやら25万ドル相当のヘロインを身につけたまま埋められたらしいのだ。だが、死体は墓から忽然と消えていた!死体を追って奔走するエンジェルの行く手に、謎の女や警官が立ちはだかる。それぞれの思惑が入り乱れて…。ウェストレイク初訳長編のユーモアミステリ。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    忙しい死体の総合評価:8.50/10点レビュー 4件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.4:
    (5pt)

    最高

    なんしか最高、もう文句のつけようがないくらい最高すぎてうれしいです
    忙しい死体 (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:忙しい死体 (論創海外ミステリ)より
    4846009033
    No.3:
    (4pt)

    ゆる〜いコミカルさがイイ

    マフィアのエンジェルは、ボスのニック・ロヴィートから、埋葬されたヤクの運び屋チャーリーの墓から、25万ドル相当のヘロインを回収するよう指示を受ける。苦心惨憺。やっとのことで、墓を掘りかえしたところ、なんと棺の中はからっぽだった ・・・

    ウェストレイクの作品には、ピンチになっても、どこか泰然としていて、なんとか乗り切ってしまう主人公が多いように思う。本書のエンジェルも、そのうちの一人。苦境に立たされても悲壮感がない分、ゆる〜いコミカルさが全編をとおして漂っている。大笑いとはいかないが、クスリとはさせてくれるだろう。ちょっとしたことを、後からさりげなく持ち出して、笑いをとる。小技が効いているのだ。

    特に、墓を掘っているときのエンジェルと助っ人ウィリー。全く噛み合わない二人の会話が秀逸。以降の、ウェストレイクの作品にも、このパターンはよく使われている。個性的な登場人物たちも、物語を大いに盛り上げるので、飽きさせることなく一気に読了できる。翻訳者の苦心の結果なのだろう、30年以上も前の作品だが、読んでいて古さを感じさせることがない。

    なお、本作品は、『間抜けなマフィア』として映画化されている。
    忙しい死体 (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:忙しい死体 (論創海外ミステリ)より
    4846009033
    No.2:
    (4pt)

    ドートマンダー前夜

    そりゃあ、古い作品だから、パーフェクトじゃないのは当たり前。
    まだ、ユーモラスな展開が板についていないころの作品だもの。
    とはいえ、やたらとツイていない主人公のドタバタぶりは
    やっぱりウェストレイク先生だなぁ。
    かっこうの追悼出版に、しみじみしながら読もう。
    忙しい死体 (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:忙しい死体 (論創海外ミステリ)より
    4846009033
    No.1:
    (4pt)

    不運な災難に巻き込まれた若手ギャングが破れかぶれで奮闘する軽クライム・ノヴェル。

    毎回不運な巡り合わせの失敗で笑わせてくれる強盗ドートマンダー・シリーズが有名なアメリカのクライム・ノヴェルの巨匠ウェストレイクがハード路線からソフト・タッチの作風へと移行する時期に書かれた初期長編第7作の初紹介です。本書の主人公、若手ギャングのエンジェルは本当の悪人ではなく、ボスの側近という有望な今の地位も組織の一員だった親父のコネで得た物で、現実は厳しくボスから厄介な任務ばかり押しつけられてコキ使われます。今度の任務はうっかり25万ドル相当のヘロインを身につけたまま埋葬された仲間の死体を墓から掘り返すという気の重い仕事で、深夜に相棒と作業し漸く首尾良く行ったと思った所、何と棺の中から死体が忽然と消えていたのだ。エンジェルは死体の行方につながる手掛かりを追って奔走する内に、またもや新たな死体を見つけてしまい更に厄介が増えて警察や謎の女から追われる破目になってしまうのだった。
    このエンジェルくんは頭が切れる訳ではなく、何とも頼りなさそうなので「おいおい、こんなんで本当に大丈夫かいな」と心配になり、当てずっぽうでも良いからどうにか何か思いついてくれないかなと祈る様な気持ちになります。これはひとえに彼の不器用で決してカッコ良くはないけれど真面目でボスに忠実な人柄の好さに好感を持ち応援したくなるからで、頭は良くなくても最後までしぶとく諦めない粘り強さも魅力のひとつです。著者は何故かしつこく彼につきまとう謎の女と、どうして死体が盗まれたのかという2つの要素を組み合わせて、良く出来た犯罪小説らしく上手くトリックをまとめています。本書では男っぽい腕力勝負よりも一瞬の機転で危機を切り抜ける手際がお見事で、他にも彼を取り巻く情に厚い女達の優しさや彼自身の人間的な成長が強く心に残りました。重厚な作品も良いけれど、たまには緩めの軽クライム・ノヴェルも悪くないなと思える楽しい読書のひと時でした。
    忙しい死体 (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:忙しい死体 (論創海外ミステリ)より
    4846009033



    その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク