アルカード城の殺人



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初公開日(参考)2012年06月
分類

長編小説

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アルカード城の殺人 (扶桑社ミステりー)

2012年06月30日 アルカード城の殺人 (扶桑社ミステりー)

時は一八九×年、トランシルヴァニアの森に建つアルカード伯爵の古城。蔵書整理のため到着したばかりの司書が殺害される。容疑者は、夜にしか活動しない伯爵とその娘、うろんな博士と言動のおかしい助手、いわくありげな女占い師など怪しげな人物ばかり。はたして真犯人は誰なのか?容疑者たちの証言から真相を推理する探偵役は読者であるあなた。キングやストラウブも出演したミステリーイベントを、主催者であるウェストレイク本人が小説化した犯人当てゲームの逸品。 (「BOOK」データベースより)




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アルカード城の殺人の総合評価:8.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(5pt)

良かった

なんしか、良かった、文句のつけようもないです、まぁーよかった
アルカード城の殺人 (扶桑社ミステりー)Amazon書評・レビュー:アルカード城の殺人 (扶桑社ミステりー)より
4594066364
No.1:
(3pt)

謎解きパズラーに大きな期待は抱かずにホラーめいた不気味な雰囲気を楽しみましょう。

2008年に75歳で亡くなられるまでに100冊以上の作品を著しアメリカの犯罪小説界に君臨した巨匠ドナルド・E・ウェストレイクと夫人でパズル作家のアビーとの共著である犯人当てパズルゲーム・ミステリーの紹介です。本書はニューヨークのモホンク・マウンテンハウスで1977年から毎年開催されているホテルの滞在客が参加する犯人当てのミステリー劇のイベント「ミステリー・ウィークエンド」を再現した書籍化企画です。今回のミステリー劇の配役にはホラー作家の大御所スティーヴン・キングとピーター・ストラウブが出演していて、全部で12人のキャストの内の殺された被害者を除く11人の容疑者の中から犯人を推理する怪奇小説の雰囲気が漂う謎解きパズラーになっています。
滅多に下車する者のないトランシルヴァニア駅に図書館司書のゴーカーが降り立つ。森の中に聳え立つ古城の主アルカード伯爵に蔵書整理を依頼され雇われたのだ。やがて城に着いて伯爵を初めとする城に住む人々や道に迷った若夫婦ら11人と引き合わされたゴーカーは、何とその翌朝哀れにも死体となって発見されてしまうのだった。
本書の真相はごく常識的な物でして、途中でこれが答だったらつまらないなあと思っていた通りの内容でした。巻末によれば著者はあまりに複雑にし過ぎると正解者が出なくなる事を心配してわざと当たり障りのない物にされたらしく、止むを得ない事情だとはいえ手加減されて著者の実力を出し切った出来栄えでないのが残念です。また巻末のクイズも記憶力を試される形式の物が大半であまり面白くありませんでした。という事で謎解きパズラーの面では見るべき点はありませんが、本書の楽しみ方としては怪奇小説仕立てのストーリーの吸血鬼や人狼や伯爵家に代々遺伝して来た奇病と言った薄気味悪いムードを味わうのが良いでしょう。私は特に153頁の白黒写真のプリメヴァ役の女優さんが怪しい風情を漂わせていて中々に良いと思いました。まあ帯に「ウェストレイクが贈る究極の犯人当てゲーム」と書かれているとどうしても推理ファンとしては期待してしまいますが、でもカバー・イラストの丹下京子さんのあまり怖くないユニークな絵やスティーヴン・キングのユーモラスな序文や途中に挿入された役者さん達の迫力を感じさせるフォトもそれぞれに楽しめますので、あなたもそんなに厳しく考え過ぎずに気軽な気持ちで手に取って読んで見られたら如何かと思います。
アルカード城の殺人 (扶桑社ミステりー)Amazon書評・レビュー:アルカード城の殺人 (扶桑社ミステりー)より
4594066364



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