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不連続殺人事件
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不連続殺人事件の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 61~70 4/4ページ
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| 初めて坂口安吾という人の作品を読みました。 ここにレビューを書かれる方たちほど、この時代の作品を読んだこともないので僭越ですがこんなビギナーの私でもすごく楽しめました。 なんというか・・・これが昭和22年の作品とはとても思えない。この登場人物のキャラクターの濃さにまずヤラれます。そのキャラを楽しむだけでページをめくる手が止まらない!!登場人物はかなり多いですが、それもあまり気にならないくらいの面白さ。 久しぶりに一気読みしてしまいました。推理小説もあまり読まない私なので思いっきり意外でした・・・ 巨勢博士かっこいいなぁ。 ラストはあまりに切ないです。 | ||||
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| 「堕落論」で有名な作者のミステリ・デビュー作。この後も「復員殺人事件(未完に終ったが、高木彬光氏が書き継いで本にしている)」、西郷隆盛を主人公にしたミステリ短編集を発表する等、相当なミステリ・ファンだったようだ。 話は、戦後まもなく田舎の富豪邸に一癖も二癖もある小説家、画家等が集められるが、その中で連続殺人事件が起こるというもの。最後は探偵役に事件中の"不合理な行動"を指摘され犯人が割れるのだが、何しろ登場人物は全て奇矯な性格の持ち主で、各々突拍子もない行動に出るので犯人の"不合理な行動"が隠されてしまうのだ。それが物語の自然な流れの中で起こるので、読者は幻惑されてしまう。この辺に、作家としての坂口氏の力量が出ている。また、読者の読みやすさを考えてか登場人物に絶妙な渾名を付けて(例えば犯人をピタリと当てる女性名(?)刑事には"アタピン")、それを用いて書くので読んでいて楽しい。 作者は本作に相当自信を持っていたようで、解決編の前、当時の著名なミステリ作家、評論家に当てて「この犯人が分かるか」と挑戦状を叩きつけたそうである。ちなみに、横溝正史氏はすぐに分かったそうである。また、私の周囲の人間に一読を勧めたところ、日頃ミステリを読む習慣がない人程、簡単に犯人を当てる傾向があった。TVの2時間ドラマの影響ですかねぇ。 とにかく読んでいて楽しく、また本格ミステリとして超一流の出来栄えで、未読の方には絶対お勧めの一作。 | ||||
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| 時は終戦直後。 地方の富豪邸に集まった人々。 この人たちがそれぞれにドロドロした人間関係(主に男女関係)を持つ。 そして次々に起こる殺人事件。 最初は登場人物の会話(話し言葉)にちょっととまどうのですが、当時の人の話し方ってこんなかなと思いながら読むのもまた楽しいものです。 登場人物の多さにもはじめは面食らうかも。私は読みながら相関図をかきました。 ところで、このお話、推理小説をよく読んでいる人には途中で犯人がわかってしまいます。 それがちょっと難だけど、話のテンポもよく、十分楽しめると思いますよ。 ラストの台詞が知的で、そして哀しくて印象的です。 | ||||
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| 〃日本のミステリ ベストなんとか〃みたいなものに必ず名前が出ているだけのことはあります。何の情報もない状態で初めて読めば、意外な犯人にきっと驚きます。 でも実は、やたら登場人物が多いわりに複雑な話でもなく、トリックも奇抜きわまる、というほどではないのですよね。謎解きが得意な方なら途中で犯行動機に見当がつき、犯人もわかってしまうかも知れません。しかし、その分を差し引いても、この小説は本当に〃おもしろい〃のです。 何と言っても登場人物がほとんど一人残らずヘン! 普通の人が見当たらない! 別荘の招待客のみならず、ホスト側の一族、警察、探偵役、そして語り手、すべてがどっか変な人たちです・・・この人々が繰り広げるバルザックの人間喜劇みたいな(←って読んだことないけど(笑))ドラマというかドタバタを追っているだけで十分、楽しめます。 これも坂口安吾という作家だからこそなのでしょうか。読むうちに、これって多少デフォルメされてるだけで、私たちも、自分では平凡だと思ってるけど実際はこんなもの?と思わされたりもして。 繰り返される酸鼻な殺人もおどろおどろしさはあまりなく、醜怪な人間模様はユーモラスでさえあります。そしてちょっぴり悲しい結末。 私にとっては、犯人がわかっているのになぜか時々、読み返したくなる不思議な本です。 ATG映画のワンシーンを使った昔のカバーが懐かしいです。あの映画はもう見られないのでしょうか・・・ | ||||
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| この本を読んでいて初めに思った事はとにかく登場人物がごまんとで出来てとにかくややこしい本当にこの物語はちゃんと最後に収集がついて終わるのかと腹を立てて読んでいましたが、最後まで読み終わると自分の見落としにハッとさせられてしまう。そんな作品です。安吾のほかの推理小説を読みなれているひとでもこの小説にはかなり衝撃を受けると思います。何でも病室の中で書き上げたというのだから驚きです。 | ||||
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| とにかく、物語に出てくる人がみんな怪しい。 こんな世界あるんだろうか?とか考えてたら醒めてしまうので、 一気に読み切られた方がいいでしょう。 でも、そうすると頭ごちゃごちゃになってしまいそうですが・・。 眠れない夜に読んで、そのまま眠れず徹夜で読んでしまう読み方が 合ってるんじゃないかと私は思います。 | ||||
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| あの江戸川乱歩も認めたほどの才能(推理小説に関して)が遺憾なく発揮されている。結局数本書いて推理小説は書かなくなっているが。 本当は乱歩は安吾を協会に入れたかったらしいが,安吾は断ったらしい。あわなかったのだろう。 その才能を確認するためにもこの本を読んでみるのもいいのではないだろうか。 | ||||
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| 堕落論や白痴を読んだときには、アンゴって日本語が下手なのかなあ、と思ったものでしたが、不連続殺人事件、これは兎に角、非常に上手く、かつ面白い。傑作。 タイトルが抜群にいい通り、内容も間違いがありません。出てくる女どもがほぼ全員多情だったりして、自分としては、それはやりすぎだろ、と嘆息するところもありましたが、速い展開、単純かつ絶妙なトリック、全てが鮮やかとしか言いようがない。 ただ、主人公を含め、芸術家の集まりの中での殺人事件なので、インテリ・アート的雰囲気が嫌いな人には不向きかも知れません。しかし、本書はインテリ文学ではないので、特別な知識を必要とせずに楽しむことができます。おすすめ。 | ||||
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| 推理小説の楽しみは、パズルを組み立て、ドラマを再現する事です。でも、いくら緻密に巧妙に、パズルが仕掛けられていても、つまらないドラマでは、人を唸らせる事は、出来ない。心に深く刻まれ、読後に深い余韻を残すミステリーには、魅力的な犯人が不可欠。多くを語らない切れの良い文章は、【もっと読ませて!まだ読み終えたくない・・・】そんな淋しささえ感じてしまう。今までも、そして、これからも・・・これを超えるミステリーに出会う事は無いでしょう? | ||||
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| この作品は連続殺人を扱ったものの中で最高傑作です 犯人が意図せざる殺人と意図した殺人を繰り返しながら それを一つの文様として意味をなしていく、迫真の事件性 犯人看破の心理的証拠の見事さ そして、日本文学の大家が描く美しい日本語どれをとっても 傑作です | ||||
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