二流の人
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初期の小説は自分にはぶっ飛び過ぎてるが、黒田如水を主人公とする「二流の人」は講談調の語り口がグイグイと心地良い。文禄・慶長の役の展開、軍議での諸将の葛藤、特に不本意ながら突出せざるを得ない小西行長の苦しい立場などはフィクションなんだろうが、とてもリアルで、私は坂口説を採りたい。小学校の代用教員経験を綴った「風と光と二十と私と」では、生徒への接し方が実に子ども目線で、まさに生徒に寄り添った教育者。案外良い父親だったんじゃないか。 | ||||
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関ヶ原前後の特に黒田如水の働きや秀吉との関係が面白く書かれていた。無料なのがまたいい。 | ||||
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『道鏡』、『二流の人』に共通しているのは、感傷とは無縁の安吾の人間観が開陳されているように思われることで、そこにも安吾と太宰との大きな違いがあるのではないでしょうか。無愛想な文体で叙事的に語られるのは、個人の「心理」というよりは人間の「精神」というべきものと思われ、その点については、『二流の人』よりも『道鏡』において顕著です。道鏡その人に対しては、『二流の人』の登場人物たちよりも、安吾の共感のようなものを感じました。 『二流の人』において「二流」と断じられる主人公は、いちおう黒田如水ということになるのでしょうが、如水よりは評価されているようにも思われる、家康、三成、前田利家、小西行長らも「一流」の人物として描かれているわけではないような気がしました。 | ||||
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坂口安吾の歴史ものをいくつか読んだが、どれも物語を楽しむというよりは、その人物を描写する坂口安吾の視点が大きな魅力になっている。エッセイを読んでいる気になる。 | ||||
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兼ねてから、 官兵衛は天下人になれたのか? 官兵衛はほんとうに実直な人だったのか? そんな疑問に、坂口安居は答えてくれる作品です。 | ||||
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