■スポンサードリンク
(短編集)
キッド・ピストルズの冒瀆 パンク=マザーグースの事件簿
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
キッド・ピストルズの冒瀆 パンク=マザーグースの事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警察官の質的低下のために探偵士の方が地位が高くなったというパラレル英国で、冴えない探偵士たちにこきつかわれるキッド・ピストルズとピンク・ベラドンナの凸凹コンビが活躍する連作短編集第一弾であります。 設定は大ボラなんですが、事件並びに解決は意外にオーソドックス。奇抜な推理に走りがちな探偵士に対し、何気ない手がかりから堅実に論理を組み立て、真相を見破るパンク刑事の名推理が冴え渡ります。 収録作中のベストは「曲がった犯罪」。ヴァン・ダインをそのままパクったみたいな登場人物に大笑いでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
型破りなパンク刑事が活躍するシリーズ物の第一弾。パンク刑事は従来の探偵のように難しい顔をした真面目な人物ではなく、あちこちで騒ぎを引き起こすハチャメチャなトラブルメーカー。しかしこの小説そのものはハチャメチャではなく、むしろミステリの伝統にのっとった正統派。トリックはそれほど派手ではないが堅実な構成で決して読者を飽きさせない。古き良きミステリを見事に現代風にアレンジした作品と言えるだろう。良質のミステリを読みたい方は是非。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!