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(短編集)
不可能犯罪捜査課
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不可能犯罪捜査課の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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古い外国映画をみているような、そんな面白さがある ボガードとかバーグマンなんかをイメージしながら読むのも楽しい。 | ||||
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ロンドン警視庁の不可能犯罪捜査課長のマーチ大佐を探偵役とする連作を冒頭より5篇収録している。本当はもう1篇あるのだが、そちらは先に出た『世界短編傑作集5』に収録されたので、本書からは割愛されたとか。 驚いたことに(いや驚くことでもないかw)、マーチ大佐の風貌も基本的にギデオン・フェル博士やヘンリー・メルヴェール卿と同じである。 2010年4月に本書を読んでいるのだが、たまたま最初のほうをパラパラめくって記憶が呼び覚まされなかったので、エイヤっとフルに再読した。なんとも情けない事に、読了してなおまったく記憶が呼び覚まされなかったという……。 残念ながら、マーチ大佐の活躍を扱った前半は特につまらない――というか、トリックが酷い――ものが多い。 偶然からたまたま構築されたトリックではなく、そこに犯人の作為があるならば、――なにしろその後の人生を賭けるのだから――「100%確実に成功」させる必要があるが、犯人の皆さんは「実行が不可能とは言えないので成功することもあるだろう」作為をし過ぎである。その間には巨大な違いがあることに、もう少し注意を払ってもらいたい。【注1】 後半に置かれたシリーズ外の短篇にも感銘を受けるほどのものはなかったが、怪奇味が加わった雰囲気を楽しめる分よかったかな。 【注1】「新透明人間」は人生を賭けた犯罪ではないけれどw | ||||
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全10編からなる短編集。 10編のうち6編は、ロンドン警視庁D三課課長マーチ大佐が主役で、不可能犯罪の謎を解く。マーチ大佐は、一般的にヘンリ―・メリヴェル卿やギデオン・フェル博士よりは知られていないが、カーのシリーズキャラクターである。3人とも大兵肥満の大男。見た目のインパクトは、H・M卿とフェル博士には敵わないか…。 マイベストは、銃を持った手袋による殺人「新透明人間」、一瞬のうちに起きた殺人「銀色のカーテン」、幽霊譚と不可能犯罪を融合した「めくら頭巾」。短編になると頭の体操感は拭えない。 | ||||
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推理小説界では古典中の古典。 最後のめくら頭巾は本当にホラーだ。 でも推理マニアとしてはついトリックでは?と疑ってしまう。とにかくワクワクしながら読めました。 | ||||
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カーお馴染みの、怪奇・不可能犯罪がちりばめられた短編集。 ネタバレになるかもしれませんが、アッとさせられる面白い作品が多い中で、「カー先生、本物の幽霊出しちゃったのね」というものも。 | ||||
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短編集であるが、完結話なのでどこから読み始めてもOKなのがありがたい。 | ||||
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ミステリーの先駆け?ディクスン・カーの短編集、中々面白かったです。 | ||||
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原題の「The Department of Queer Complaints」が示すとおり、不可解な事件を専門に扱うロンドン警視庁D3課のマーチ大佐が活躍する短編6編を含む、作品集。カーならではの不可能犯罪トリックが凝らされたサービス満点の10作品を楽しむことができます。(今となっては、古めかしいトリックもありますが、1940年発表の作品なので、ご愛嬌といったところです)以下、10編に対する短いコメントを記します。【新透明人間】手袋が動きだして拳銃を掴み、老人を射殺。しかも、死体は消失してしまった・・・。【空中の足跡】事件現場を往復する、雪の上の女性の靴跡。足跡トリックの古典。【ホット・マネー】強盗は捕まったが、盗まれた金が見つからない。意外な隠し場所のトリック。【楽屋の死】ダンサーが楽屋で殺された。アリバイトリックもの。【銀色のカーテン】容疑者の青年しかいない広場での、刺殺事件。青年以外の誰がどうやって殺したのか。【暁の出来事】誰もいない浜辺で突然倒れた男。殺人の疑い高まるなか、死体が波にさらわれた・・・。【もう一人の絞刑吏】死刑が執行されようとした時、真犯人発見で、疑いが晴れた死刑囚。だが、戻された監獄で、首を絞められ殺されていた。ラストは、奇妙な味。【二つの死】静養のため、長期の船旅に出発した男。帰ってみると、自分の死亡記事が掲載されていた・・・。【目に見えぬ凶器】閉ざされた暗い部屋で刺し殺された男。室内には凶器が見当たらないが・・・。【めくら頭巾】密閉された屋敷内で、夫の帰りを待つ夫人が無惨な死を遂げた・・・。ホラー的要素を持つ作品。 | ||||
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原題の「The Department of Queer Complaints」が示すとおり、 不可解な事件を専門に扱うロンドン警視庁D3課の マーチ大佐が活躍する短編6編を含む、作品集。 カーならではの不可能犯罪トリックが凝らされた サービス満点の10作品を楽しむことができます。 (今となっては、古めかしいトリックもありますが、 1940年発表の作品なので、ご愛嬌といったところです) 以下、10編に対する短いコメントを記します。 【新透明人間】 手袋が動きだして拳銃を掴み、老人を射殺。 しかも、死体は消失してしまった・・・。 【空中の足跡】 事件現場を往復する、雪の上の女性の靴跡。 足跡トリックの古典。 【ホット・マネー】 強盗は捕まったが、盗まれた金が見つからない。 意外な隠し場所のトリック。 【楽屋の死】 ダンサーが楽屋で殺された。 アリバイトリックもの。 【銀色のカーテン】 容疑者の青年しかいない広場での、刺殺事件。 青年以外の誰がどうやって殺したのか。 【暁の出来事】 誰もいない浜辺で突然倒れた男。 殺人の疑い高まるなか、死体が波にさらわれた・・・。 【もう一人の絞刑吏】 死刑が執行されようとした時、真犯人発見で、疑いが晴れた死刑囚。 だが、戻された監獄で、首を絞められ殺されていた。 ラストは、奇妙な味。 【二つの死】 静養のため、長期の船旅に出発した男。 帰ってみると、自分の死亡記事が掲載されていた・・・。 【目に見えぬ凶器】 閉ざされた暗い部屋で刺し殺された男。 室内には凶器が見当たらないが・・・。 【めくら頭巾】 密閉された屋敷内で、 夫の帰りを待つ夫人が無惨な死を遂げた・・・。 ホラー的要素を持つ作品。 | ||||
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カーの短編専門キャラクターマーチ大佐が活躍する短編集です最高傑作と呼ばれる「見知らぬ部屋の犯罪」が欠けている(東京創元社で出している「世界短編傑作集」に所収のため)のは残念ですが、カーの飛びっきりのアイディアに基づいた不可能犯罪ものが楽しめますこの作品がクイーンの定員にも選ばれました | ||||
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カーの短編専門キャラクター マーチ大佐が活躍する短編集です 最高傑作と呼ばれる「見知らぬ部屋の犯罪」が欠けている (東京創元社で出している「世界短編傑作集」に所収のため) のは残念ですが、カーの飛びっきりのアイディアに基づいた 不可能犯罪ものが楽しめます この作品がクイーンの定員にも選ばれました | ||||
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