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パラサイト・イヴ



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パラサイト・イヴの評価: 3.29/5点 レビュー 78件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全78件 61~78 4/4ページ
No.18:
(4pt)

色々と知ることが出来ました

移植、手術、遺伝子のこと等々、普段私たちが触れることが出来ないことが書かれていました。正直、小難しい言葉で書かれているので、読みにくいというか、読むのに少し疲れる、という感じでしょうか。読み終えた後は、少し達成感も。さすがホラーという所で、描写がかなりリアルです。リアル過ぎて、グロさが結構多いかも知れません。得たいの知らない物が近づいてくる恐怖。謎のミトコンドリア。と、どんどん謎が謎を呼ぶって形なんでしょうか。確かに全ての謎は解けませんが、話のキー的部分はしっかりと答えが出ているので、全ての謎を出さない所もまた宜しいかと。また性描写も結構激しく、グロさもあるので、ある程度慣れていないと吐き気がするかも??実際私も少し吐き気が・・・。まぁ、そのくらいリアルってことです。ホラーを色々な角度から見たい方にはお勧めかもです。
パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)より
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No.17:
(4pt)

原作のほうがいい。

いつも思うんですけど、こういう作品って、映像化するとかえって面白くないということがしばしばあるんですね。実際、映像化された方は考えていたほど面白くなかったし。 SFホラーとしてはなかなかの出来で、ミトコンドリアという、誰でも内包しているものが自我を持ち、人類に反逆を仕掛けるという点は確かに素晴らしいです。恐怖感もまた十分伝わってくるし。なにせ自分も持っているわけですから。でも、どうして映像化してしまうと面白くないんだろう?不思議だ…。 医学用語とか多くて、確かに読みづらい点はありますが、映像作品よりもならばこちらの方がお勧めです。
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No.16:
(4pt)

他と違った味わいの、初期の瀬名小説。

瀬名秀明氏の小説を読んでいつも思うことは、主人公が“非常に格好良い”ということである。正直、物語の中には最近のホラーの傾向からかグロい部分もあるし、その他未成年には正直勧めにくい描写もあるが、こういった部分に主人公が荷担しないことで、主人公の清廉さが際立っているのだろうか。『パラサイト・イヴ』はそうではない。 大学の薬学部に勤務する主人公=永島利明は、交通事故死した妻の肝細胞を培養する、という偏愛というか狂気にとりつかれてしまう。人知を超えた存在の所為……でもあるが、他の瀬名小説にある“主人公の格好良さ”を、私は感じられなかった。初期の作品であるが故か?しかし、最近の著作とまた違ったカラーとして、新鮮で楽しめる(その分、結末近くの成り行きはちょっと趣味が悪い感が否めなくもある)。 文章も近著ほどに洗練されてはいない気がするが、それもこの作品のカラー。その分(?)視点の切り替えが少ないので、読みやすいかもしれない。文章の緩急の付け方もさすがで、怒涛のように流れる展開においては、文字を追う目のスピードも自然と速くなるから不思議だ。 他の瀬名小説と共通するのは、やはり専門用語が多く出るところ。苦手な方は、雰囲気を楽しみつつ流し読みしても問題ないかと思うが、これは知的欲求を満たすだけでなく、物語に深みを与えるエッセンスでもある。細胞の中のミトコンドリアが意思を持ち、宿主たる細胞、人間をも内側から操っていく……という話の合間に様々な知識が挿入されることによって、よりストーリーに矛盾を感じず読み進めることが出来るように思う。 目から入るのは文字情報のみだが、五感で読める小説だ。
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No.15:
(4pt)

適度に気持ち悪い

医学用語が多くて読みづらいところが多いですが,全体的に楽しめました.ミトコンドリアの反乱というテーマで,適度に気持ちの悪さがあります.ミトコンドリアは誰にでもあるものだし.大胆な発想だなぁと思いました.また,移植の話も興味をひきました.自分というものがわからなくなる不安感や,提供者への後ろめたさのようなものが感じられました.先がきになって一気に読みました.最後はあっけなく終わった感がありますが,楽しめると思います.
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No.14:
(1pt)

竜頭蛇尾

頭が竜で「おお、すごい」と思ったら尻尾は蛇で「なんじゃこら・・・」って感じを味わえます。後半のクライマックスである部分がグダグタです。昔からSF系の小説は読みまくり、夢枕獏氏や菊池秀幸氏のド派手なアクションを読み慣れた自分だからなのかと思って、友人に意見を求めたところ同じ感想で聞けました。前から3/4は楽しめます。最後の蛇の尻尾部分は・・・書き直しをお奨めします>瀬名 秀明
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No.13:
(3pt)

ミトコンドリアの反乱

SF的設定のバイオホラー。ミトコンドリアが反乱を起こす話。あとはあまり覚えていません。読んでいるときはそれなりに面白かったので、そんなゴミ呼ばわりする作品ではないと思うけど、たとえば貴志祐介の黒い家とかを読むと、とたんに色あせる。バイオホラーなんかあんまり好きじゃないからかな
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No.12:
(5pt)

SF好き!

人間の細胞60兆
さらに
DNA全ての情報を使っていない状態の人間その中のミトコンドリアの可能性に
引き込まれました。100年もしたら
人間は不老不死になるそうですが
そこまで生きてないだろうしなぁ(ToT)
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No.11:
(1pt)

なんで売れたの?

研究者だけあってたしかにこの著者の知識量は凄いと思うけど、ストーリーはまるでB級映画のよう・・・。何でこんな作品が映画化されたり、ゲーム化されたりしたんでしょう?
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No.10:
(1pt)

とんだ企画倒れ

設定にわくわく、スリリングな冒頭にどきどき――お楽しみはそこまで。未知の敵の恐怖がテーマのはずが、人間と同じに考えたりほくそえまれても興ざめ。いちばん唖然としたのは、人間の女性が九ヶ月あまりかけて体力を削ってなしとげることを、年端もいかない少女が寄生され一週間かそこらでやらされて、出産後もぴんぴんしていること。しかるべき理由付けもなしにこれでは、いくらなんでもご都合主義でしょう。
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No.9:
(3pt)

SF文学として

非常に高い評価を得ている作品であることは知っていますが.作品としての面白さはどうでしょうか…。ハ-ドな文体.高い専門性。非常に高度な印象は受けるのですが.この作品にはまだまだ欠けている要素が多いと思いました。
私も一応理系の人間なので.難解さはなく読めるのですが.芸術性・スト-リ-性・深い感情表現など文学としての諸要素にまだ発展の余地を残している作品だと思いました。
作者の瀬名さんには.まだこれで終わって欲しくないという期待もあり.敢えて辛目に評価させて頂きます。
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No.8:
(3pt)

手術シーンがとてもリアルな小説

ぼくがこの小説を読んでいて一番恐々とした場面は、脳死判定されて、その後心臓停止を持って死人と断定された女性の腎臓を摘出するところと、その腎臓を14歳の中学生の少女に移植手術するところでした。描写がとても細かくて「ER」を活字で読んだらこんなに怖い思いをするかも知れないと思いました。パラサイト・イヴが正体を現し血の気もよだつようなことをしでかすのですが、その部分の描写は逆にあまりにも現実離れしたものでしたので恐怖心はそれほど掻きたてられることはありませんでした。小説としては楽しめたけれど。でも薬学関係であまりにも専門用語が頻出するところはもともと知識がないので少々辟易しました。
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No.7:
(4pt)

おそろしき「怪談」描写のホラー

途中で止めて眠るときになると、なにごとか説明できない、柄も云わぬ不安感を誘いました。すべての生き物の身体に存在して共存する、薄気味の悪いミトコンドリアと、イヴ。人間の隠れたおぞましい部分が、細胞増殖・実験という形を借りて描写されている。妻への偏執的ともとれる愛情の末に、つくりだされた恐怖……。何処で人間が動作の機能をおこなうか目に見えて面白い。なにもかも科学的に書いてある説明も比較的理解しやすいと感じたが、とにかくわかればそんなことどうでもよいように読めてしまうストーリーは心理的にわかりやすいもので、比較的良い展開だと思う。全体にどこかすべてわかりきった感が漂っていた。イヴはおそろしき"女性"である。
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No.6:
(4pt)

理科系ホラーって独特の恐さがありますよね。

読んでいて「ジュラシックパーク」を読んだときに感じた恐さが蘇ってきた。完璧な文系人間にはこういった最先端の理系小説はどこまでがホントでどこからがウソなのかいまひとつわからないところが恐さを増幅させているように思うのですが・・・ともあれ意志を持ったミトコンドリアが暴走するというストーリーはとても新鮮で面白かった。この作者、女性経験が少ないんじゃないか?と思わせるところがちょっと残念。
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No.5:
(4pt)

科学的だが感情も絡む

生命誕生間もない頃に、単細胞生物に寄生したミトコンドリアが、今頃になって反乱を起こすというアイデアは非常にすばらしいと思う。そこに、死んだ妻への未練や、臓器移植者の苦悩などと言った、人間の感情が絡んで展開していくストーリーも見事である。ただ、ミトコンドリアが結局何を成し遂げようとしたのか、良くわからなかったし、人体自然発火の説明がいい加減である所など、不満点もある。
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No.4:
(3pt)

基本設定に無理があるが、移植医療の描写には感心

33a¢'¨¨
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No.3:
(4pt)

あなたは否定できますか

人間の細胞の中に共存しているミトコンドリア。そのミトコンドリアが人間を利用し、遥かなときを経て侵略を始める。細部に渡ってまで、科学的に書かれている。そんな中に小説の娯楽性を加えたということにおいて、とても興味深い作品に仕上がっている。実際に起こらないとは決して言えない恐怖が何とも言えない。
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No.2:
(3pt)

現代のホラーです

生化学、ミトコンドリア???と普段私にとっては苦手な分野のお話しですが、素人の私にでもわかりやすく書いてあるため、思ったよりも入りやすかったです。細胞が意志を持ち人々を支配しようとする、という内容も薬学科卒の作者の知識と綿密な下調べとがあってのせいか、全くの非現実という感じではなく、入り込めました。
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No.1:
(5pt)

恐ろしいです。

この本は人間のDNAとは別にミトコンドリアも別にDNAを持っているというところに着目した本です。ミトコンドリアは人間にとってエネルギーを造る場所であってミトコンドリアなしでは生きられません。もしそのミトコンドリアが意思を持ち人間を攻撃したらどうなるだろう?ということを書いた本です。ミトコンドリアってなに?って思う人もいるかも知れませんが、読めばその説明も書いてあるので安心です。別に「パラサイト・イブ」というこの本を題材にした映画やゲームもあるのでこの本を読んで興味がわいた方はどうぞ。
パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)より
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