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透明人間の納屋



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透明人間の納屋の評価: 3.89/5点 レビュー 35件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1~20 1/2ページ
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No.24:
(5pt)

いい

彼氏にプレゼントしました。 彼にとって特別な本なので喜んでもらいました〜(*^◯^*)また東野圭吾のほかの本も買います(^^)/~~~
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
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No.23:
(5pt)

面白い!これが島田荘司か。只者じゃないな。

いやー。面白かった。最初から最後まで文句のつけようがない出来です。
少年時代の生き方、どんな大人に知り合うかで未来はほぼ決まる。
こんなお兄さんが近くにいたら、本当に楽しくてワクワクするだろうな。
自分自身が少年にかえってこの物語を読んでいました。
と同時に自分は子供に対してワクワクさせれる大人になってるかなーて思いました。
物語は本当にまんま騙されましたよ。
僕もこの少年とともに。
いやー素晴らしい作品。
著者の他の作品も読んでみたいと思います。
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
4061826344
No.22:
(5pt)

抱えているものが

何か大きなものを抱えているだろうな,という予感がはじめから感じられて,その通り,ずっしりした読み応え。肩すかしを感じることないのが,さすが巨匠だと思います。
読み心地もよいというのがうれしいです
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
4061826344
No.21:
(4pt)

読物としての確かな面白さがある。

本書はカラーが少し違うので、島田荘司の新たな魅力が出ているのか興味があり、読む事にした。

婚約者同士が泊まったホテルで女性の方が忽然と消えた。男性が寝ていた2時間の間に女性だけが消えた。廊下を隔てたところにはリネン室で従業員がおり、出入りは無かったと言うし、窓は嵌見込み式で開かない。「透明人間」になって出たとしか考えられないのだ。勿論、その男性も疑わしいが、謎は深まるばかりである。こういうシチュエーションは島田荘司の独壇場だ。

冒頭の太陽系の話で夢を誘うが、急転直下、地上の楽園、アメリカは酷い国だと真鍋さんが云うあたりから、リアルな世界が待っていると予想され、そこに透明人間だから、どう収束されるのだろうと思ってしまう。

島田荘司の巧いところは、本格推理小説であっても、そこに、読物としての確かな面白さがあるのだが、初期の作品群と較べて、驚愕さにおいてやや物足りない。
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
4061826344
No.20:
(5pt)

余韻が残っている

久しぶりに心に残りました。
最後にはグーンと突き上げてくるものがあります。
お勧めです!
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
4061826344
No.19:
(5pt)

やはりというか、ストーリーテラーの天才だな

以前本で読んで、またキンドル版で読んだ作品。島田荘司独特の世界観が伝わってくるすぐれたミステリ。
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
4061826344
No.18:
(4pt)

子供向け作品・・・・・にしては社会派過ぎる

ミステリーランド用として子供向けに書かれたシリーズの一冊ですが、どう考えても子供向けに書いてないですね・・・・島田氏は。これ子供が読んで背景とか理解できるのかなあ。
透明人間に関するトリックだけは子供向け(笑)ですが、後半なんかあまりの展開に言葉を無くします。島田作品としては最もラスト泣ける作品ではないでしょうか。読後重たいものが心にズシンと残ります。
こういった作風はあまり好みではないが、子供向けの体裁でこんな社会派な作品をドロップする島田氏の心意気は凄い。大人にこそ読んで欲しい作品。
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
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No.17:
(5pt)

他の本に比べやや大人向けかな

「ミステリーランド」シリーズの第1回配本
少年・少女が有名作家の初回洗礼を受ける講談社の思い切ったシリーズで
豪華な装丁が素晴らしいと思う。
自分の子供向けに購入したが、いろいろ読み漁っている。

このシリーズの第1回目の配本としては、
他の本に比べやや大人向けな気もするが
内容は夢があってとても面白い。
切実で、せつなくて、わくわくしてとてもいいと思う。

島田荘司さんを読んだことがなかったので、これをきっかけに読んでみようと思う。
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
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No.16:
(5pt)

島田荘司でなければ書けない世界

オリジナルは講談社企画の『かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド』の第一回配本。僕は初版本を手に入れたが、石塚桜子さん(この人は「異邦」の扉に還る時にも島田氏の絵をプレゼントするところがでてくるがまるで『犬吠里見』みたいに素敵な画家さんである)の絵がとても印象的で、この本は是非とも文庫化されてもハードカバーを手に取って欲しいのが正直な気持ちだ。

全部にルビが振られていて少年少女を意識した作りになっている、が、内容的にはかなり現代を切る鋭いものになっていて、やはり読者は島田荘司を読んでいるもう少し上の年代向けになっている気がした。特に北朝鮮を描いた部分が鋭い。iPodでチック・コリアの『マイ・スパニッシュ・ハート』を聴きながら読んだが、結構ぴったりだった。

島田荘司でなければ書けない世界。石塚桜子さんの挿し絵ともども推薦したい。
透明人間の納屋 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社文庫)より
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No.15:
(4pt)

退屈せずに読み通せました。

幼年期のせつなさややるせなさを感じさせるような、センチメンタルな読後感でした。
話の謎解き的な要素や背景的な面も含めて、興味深く面白く読み通せました。

主人公が寝ていて襲われた場面について賛否があると思うのですが、私はあの事象に関する説明は、物語の一要素としてはご都合主義だとも思いますが、出来事としてはまったく不思議とは思いませんでした。なぜなら、私自身が同様の体験を何度もしているからです。ああいうときって、本来どうってことないものでもそう感じられるんですよ。もちろん、半覚醒状態だからありうることで、覚醒してみると、なーんだって毎度思うんですけどね。私もああいう状況で、部屋のカーテン、衣服等々に恐怖したことが何度もありますもので・・・。
透明人間の納屋 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社文庫)より
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No.14:
(4pt)

退屈せずに読み通せました。

幼年期のせつなさややるせなさを感じさせるような、センチメンタルな読後感でした。
話の謎解き的な要素や背景的な面も含めて、興味深く面白く読み通せました。
主人公が寝ていて襲われた場面について賛否があると思うのですが、私はあの事象に関する説明は、物語の一要素としてはご都合主義だとも思いますが、出来事としてはまったく不思議とは思いませんでした。なぜなら、私自身が同様の体験を何度もしているからです。ああいうときって、本来どうってことないものでもそう感じられるんですよ。もちろん、半覚醒状態だからありうることで、覚醒してみると、なーんだって毎度思うんですけどね。私もああいう状況で、部屋のカーテン、衣服等々に恐怖したことが何度もありますもので・・・。
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
4061826344
No.13:
(4pt)

成長の意味。

この作品は子供が読めるように書かれている、と同時に子供に分からないようにも書かれている。おそらく、子供だった読者が大人になって再読することを期待しているのだろう。

それはタイトルにも表れている。この小説には英文のタイトルも付いているのである。
『The Invisible Man's Virus』、直訳すると「透明人間のウイルス」

冒頭には宇宙から飛来するウイルスという話があるので、子供のように素直に読めば「ああウイルスというのは、このことなのだろう」と思うが、実はVirusという語には「道徳、精神上の害毒」という別の意味もある。
無論、小説の最後には「透明人間というのはこういう意味なのですよ」という一応の説明はなされるわけで、透明人間の正体には子供でも否応なく気づく。これは、言い換えてしまえば、教えられてしまっていることに他ならない。
しかし、この英文タイトルの掛詞「Virus」は自分から考えなければ、まず発見できない。「ウイルスとは何か?」という問いかけは本文中にないのである。これは、英文タイトルの意味を知っていて(知ろうとして)初めて問われることなのである。

人間というものは、年齢が20才に達すると自動的に子供から大人に成るわけではなく、知ること、知ろうとすることで人は成長する。子供の頃、分からなかったことは、大人になった今になれば、当たり前のように分かる。しかし、透明人間という未知のものを生々しく感じることは、だんだん難しくなっていくのだろう。成長は嬉しいことである反面、悲しいことでもある。それは主人公の少年ヨウイチが大人になって、過去を振り返る時に感じることに似ているような気がする。

子供のころ、自分が読んだ本が手元にあれば、これを期に再読してみるのもいいかも知れない。
ミステリとしては若干楽しめない部分もあったけれど、十分に意味のある良書だと、個人的には思う。あと装丁・装画もしっかりしていて、本として良い。
透明人間の納屋 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社文庫)より
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No.12:
(4pt)

成長の意味。

この作品は子供が読めるように書かれている、と同時に子供に分からないようにも書かれている。おそらく、子供だった読者が大人になって再読することを期待しているのだろう。
それはタイトルにも表れている。この小説には英文のタイトルも付いているのである。
『The Invisible Man's Virus』、直訳すると「透明人間のウイルス」
冒頭には宇宙から飛来するウイルスという話があるので、子供のように素直に読めば「ああウイルスというのは、このことなのだろう」と思うが、実はVirusという語には「道徳、精神上の害毒」という別の意味もある。
無論、小説の最後には「透明人間というのはこういう意味なのですよ」という一応の説明はなされるわけで、透明人間の正体には子供でも否応なく気づく。これは、言い換えてしまえば、教えられてしまっていることに他ならない。
しかし、この英文タイトルの掛詞「Virus」は自分から考えなければ、まず発見できない。「ウイルスとは何か?」という問いかけは本文中にないのである。これは、英文タイトルの意味を知っていて(知ろうとして)初めて問われることなのである。
人間というものは、年齢が20才に達すると自動的に子供から大人に成るわけではなく、知ること、知ろうとすることで人は成長する。子供の頃、分からなかったことは、大人になった今になれば、当たり前のように分かる。しかし、透明人間という未知のものを生々しく感じることは、だんだん難しくなっていくのだろう。成長は嬉しいことである反面、悲しいことでもある。それは主人公の少年ヨウイチが大人になって、過去を振り返る時に感じることに似ているような気がする。
子供のころ、自分が読んだ本が手元にあれば、これを期に再読してみるのもいいかも知れない。
ミステリとしては若干楽しめない部分もあったけれど、十分に意味のある良書だと、個人的には思う。あと装丁・装画もしっかりしていて、本として良い。
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
4061826344
No.11:
(4pt)

流石島田さん

子ども向けだからこそ書かれた内容と、子ども向けだからと手を抜かない謎解きがしっかり両立している。さすが島田荘司。
人間消失の謎をきちんと解明しており、透明人間の秘密も納得できるもの。
ただ、主人公の少年が襲われた部分の真実がいまひとつだったけれど、それでも悪くない作品だった。
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
4061826344
No.10:
(4pt)

流石島田さん

子ども向けだからこそ書かれた内容と、子ども向けだからと手を抜かない謎解きがしっかり両立している。さすが島田荘司。

人間消失の謎をきちんと解明しており、透明人間の秘密も納得できるもの。

ただ、主人公の少年が襲われた部分の真実がいまひとつだったけれど、それでも悪くない作品だった。
透明人間の納屋 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社文庫)より
4062773392
No.9:
(4pt)

確かな存在感と力

奇怪な状況がきちんと論理的に説明されるのはいつもながらお見事。人間消失については正直いまひとつでしたけれども。だけどミステリだけの意味合いでなく「人が消える」ことがきちんと描かれているのは凄さです。ずしんと上手い。「今」「子供向け」だから多分島田さんはあえて書いたのだろうなぁと思います。たとえよくわからなくても、女の幽霊の不気味さや、消えた隣人や、作りかけのプラモデルや、透明人間の話にあるある種の哀切さを、きっと子どもは覚えている。地球は狭く、悲劇は本当にすぐそこにある。消えたのは自分の町の、自分の友達なのです。テレビで見る誰かではない。透明人間はそこにいる。誰にも気付いてもらえず、冷たい海の中に白い塊になって浮かんで終わる。それはお話ではない。いつかきっと気付く。そしてできれば、自分でその闇を解き明かして欲しいと島田さんは思っている。まあ、この人のこの説教くさいところはあまり好きでもないですが。それとは別に、独特の郷愁やちょっとどきどきする展開は良かったです。読んで損はない、力のある作品だと思います。
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
4061826344
No.8:
(4pt)

確かな存在感と力

奇怪な状況がきちんと論理的に説明されるのはいつもながらお見事。人間消失については正直いまひとつでしたけれども。
だけどミステリだけの意味合いでなく「人が消える」ことがきちんと描かれているのは凄さです。ずしんと上手い。
「今」「子供向け」だから多分島田さんはあえて書いたのだろうなぁと思います。たとえよくわからなくても、女の幽霊の不気味さや、消えた隣人や、作りかけのプラモデルや、透明人間の話にあるある種の哀切さを、きっと子どもは覚えている。地球は狭く、悲劇は本当にすぐそこにある。消えたのは自分の町の、自分の友達なのです。テレビで見る誰かではない。透明人間はそこにいる。誰にも気付いてもらえず、冷たい海の中に白い塊になって浮かんで終わる。それはお話ではない。いつかきっと気付く。そしてできれば、自分でその闇を解き明かして欲しいと島田さんは思っている。
まあ、この人のこの説教くさいところはあまり好きでもないですが。それとは別に、独特の郷愁やちょっとどきどきする展開は良かったです。読んで損はない、力のある作品だと思います。
透明人間の納屋 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社文庫)より
4062773392
No.7:
(5pt)

島田荘司でなければ書けない世界

講談社企画の『かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド』の第一回配本。僕は初版本を手に入れたが、石塚桜子さん(この人は「異邦」の扉に還る時にも島田氏の絵をプレゼントするところがでてくるがまるで『犬吠里見(●^o^●)』みたいに素敵な画家さんである)の絵がとても印象的で、この本は是非とも文庫化されてもハードカバーを手に取って欲しいのが正直な気持ちだ。全部にルビが振られていて少年少女を意識した作りになっている、が、内容的にはかなり現代を切る鋭いものになっていて、やはり読者は島田荘司を読んでいるもう少し上の年代向けになっている気がした。特に北朝鮮を描いた部分が鋭い。iPodでチック・コリアの『マイ・スパニッシュ・ハート』を聴きながら読んだが、結構ぴったりした。島田荘司でなければ書けない世界。石塚桜子さんの挿し絵ともども推薦したい。
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
4061826344
No.6:
(5pt)

島田荘司でなければ書けない世界

講談社企画の『かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド』の第一回配本。僕は初版本を手に入れたが、石塚桜子さん(この人は「異邦」の扉に還る時にも島田氏の絵をプレゼントするところがでてくるがまるで『犬吠里見(●^o^●)』みたいに素敵な画家さんである)の絵がとても印象的で、この本は是非とも文庫化されてもハードカバーを手に取って欲しいのが正直な気持ちだ。全部にルビが振られていて少年少女を意識した作りになっている、が、内容的にはかなり現代を切る鋭いものになっていて、やはり読者は島田荘司を読んでいるもう少し上の年代向けになっている気がした。特に北朝鮮を描いた部分が鋭い。iPodでチック・コリアの『マイ・スパニッシュ・ハート』を聴きながら読んだが、結構ぴったりした。島田荘司でなければ書けない世界。石塚桜子さんの挿し絵ともども推薦したい。
透明人間の納屋 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社文庫)より
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No.5:
(5pt)

少年少女向けと侮るなかれ。

 子供向けということで、ミステリーマニアを意識した奇を衒った記述が削げ落ち、島田荘司のファンダメンタルで、コアな部分が残った物語になっている。話の背景が十分に理解できていない子供には、勿体ないくらいだと思う。 また、ミステリー小説の類は、書評を頼りにせず、片っ端から読んで、心地よく騙される、驚かされるという奇蹟を待つものなのだな、と再認識させてくれた。
透明人間の納屋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:透明人間の納屋 (講談社ノベルス)より
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