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最愛の評価: 5.00/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

本の惹句にだまされた感が・・・

真保裕一には珍しい愛を中心に置いたミステリー。売り文句は「慟哭の長編恋愛小説」というのだが、そこまで心が動かされることはない、恋愛小説としてはレベルが高くない作品である。
18年間、会っていなかった姉が事件に遭い緊急搬送されたという連絡を受けた小児科医の押村が病院に駆けつけると、姉は重症の火傷を負い、さらに頭に銃弾を受けて意識不明だった。暴力団絡みのあやしげな金融会社の事務所に姉が単身で乗り込み、持参したガソリンで火をつけたという。しかも姉は前日に婚姻届を出したばかりだというのに、新婚の夫は病院に顔を見せず、行方が分からないという。さっぱり状況が分からない押村が姉の事情を調べてみると、結婚した相手は殺人の前科持ちだし、姉の通帳には出所不明の大金が出入りしていた形跡が見つかった。さらに、暴力団のみならず警察も、姉の結婚相手を探しているようだった。姉が結婚した相手は何者なのか? なぜ逃げているのか? 謎だらけの18年間を辿ってみると、そこには必死に生きる姉の真摯な姿が見えるのだった・・・。
姉の秘められた過去、行方をくらませた夫の捜索、事件の背景の解明という面では、それなりに面白いミステリーである。ただ、メインテーマである「慟哭の恋愛」が、読者の共感を得にくい設定で観念的過ぎて小説としての面白さがない。

iisan
927253Y1
No.1:
(4pt)

最愛の感想

タイトルにどのような意味があるのかと思いながら読み進めていたが、
途中で、もしかしてと何となく予想できてしまった。
どうも主人公にも、主人公の姉にも感情移入できなかった。

mick
M6JVTZ3L

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