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寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁



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寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁の評価: 6.67/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.67pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

古臭さがいいね

今更ながらの初読みだが、トリックの古臭さがいいね。
まるで20年前に見た土曜ワイド劇場のよう。
顔の無い殺人事件で、「被害者と目されていたのが実は別の人間だった」がオーソドックスだが、このトリックにも裏があり変に納得させられる。
また、主人公の吉敷竹史は捜査一課の刑事だが、名探偵にもなり不可能犯罪を暴くので、警察小説ではなく本格推理探偵小説に仕上がっている。
タイトルにもある分数もいい。読み進む内にこの意味も分かってくる。
御手洗シリーズよりも個人的にはこっちが好きかも。
唯一無二の欠点は、本屋では売られていないこと。読むためには古本屋を廻らなくてはいけない。

yoshiki56
9CQVKKZH
No.1:
(7pt)

ちょっと仮説が足りない。

一般読者向けを意識した島田初のトラヴェル・ミステリという事で、『占星術殺人事件』から始まる御手洗シリ-ズとは趣を変えて、現実味を過分に加えた、比較的地味なシリーズ、所謂吉敷シリーズであるが、千鶴子の列車での存在を幽霊として仕立て上げるような、幻想性を加えることも忘れない所が面白い。

▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
WHOKS60S

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