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鷹の王



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【この小説が収録されている参考書籍】
鷹の王 (講談社文庫)

鷹の王の評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

これはこれで読みがいがあります

ジョーだけを中心とした小説ではないのですが、これはこれで読みがいがありました。
タイトルも「鷹の王」いいですね。
ボックス氏の小説はミステリーでありながら、人間ドラマもしっかりと書かれているので、外国の人たちの暮らしが垣間見えて大変興味深いです。
どんな部屋に住んでどんなものを食べているのか・・・こういうことも知りたいですものね。

未読の方には是非お勧めです。


ももか
3UKDKR1P
No.1:
(7pt)

強過ぎる! 鷹匠・ネイトの無敵伝説

ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズの第12作。今回は、名脇役ネイトを主役に据えたアクション・サスペンスである。
ハヤブサを連れて鴨狩りをしていたネイトは、地元のハンターだと思って油断した三人組に襲われた。ネイトは反撃し三人とも射殺したのだが、肩を負傷してしまう。身の危険を感じたネイトは、家を焼き払い、行方をくらましてしまった。法執行機関の一員として仕方なくネイトの捜索に加わったジョーだったが、本音ではネイトの無罪(正当防衛)を信じ、何とか助けられないだろうかと悩んでいた。親しくしているインディアンや昔の仲間を頼って逃亡を続けるネイトだったが、ネイトの過去に繋がる闇の組織はネイトの関係者を次々に襲い、執拗に追跡し、ついにはジョーの家族にまで脅迫の手が迫って来た・・・。
いつも通りの森林地帯での冒険劇なのだが、今回はネイトの過去にまつわる政治的謀略が加えられており、ネイトの隠された過去が明かされる点でシリーズ中でも重要な作品となっている。それにしても、ネイトの強さは凄い、凄過ぎる。ブルース・リーやランボーに負けず劣らずである。対照的に、本来の主人公であるジョーの弱さが際立っている。それでも主役はジョーであり、彼の誠実さ、愚直さが勝利を収める時、読者は安心する。
シリーズ愛読者には必読。アクション・サスペンス愛好家にもオススメしたい。

iisan
927253Y1

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