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99%の誘拐



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【この小説が収録されている参考書籍】
99%の誘拐
99%の誘拐 (徳間文庫)
99%の誘拐 (講談社文庫)

99%の誘拐の評価: 7.54/10点 レビュー 26件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.54pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(7pt)

まあまあでした

現実味には欠けますが。

わたろう
0BCEGGR4
No.14:
(7pt)

99%の誘拐の感想

結局、タイトルの意味は?

mick
M6JVTZ3L
No.13:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

99%の誘拐の感想

どんどん読んでしまう面白さはあったと思います。
また、80年代後半にこれだけの仕掛けを思いつくのも凄いと思います。
ただ、80年代後半にこれを読んだ人は、どんな印象を持ったのでしょう。いまいちピンとこなかった人も多いのではないかと想像してしまいます。
個人的には、全体的に盛り上がりに欠けていた感じがしました。一番の理由は、展開がかなり一方的で、攻防と言えるほどの緊迫した場面があまり無かったような気がすること。誘拐事件は起こりますが、人質の命の危機みたいな切迫感も、読者にはゼロ。

▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.12:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

10年は時代を先取りしていたIT犯罪小説の名作

作中で時代を分けて発生する2つの誘拐事件が、物語の主軸となるミステリです。
そして2つ目の誘拐事件の犯人は、他ならぬ最初の誘拐事件でさらわれた子供であり、今度はかつて自分が誘拐された事件の犯人たちへの復讐の意味を込め、完璧な計画の元、犯罪を実行するという内容です。
最初の誘拐事件では被害者の視点、二つ目の誘拐事件では犯人の視点で物語が進行する形になりますが、個人的に誘拐ミステリは犯人視点の倒叙形式の方がずっと好みですね。

そしてこの作品のもう一つの大きな特徴として、犯人は優れたIT技術者であり、その知識と技術を最大限活かして、当時の最先端と言うべきIT犯罪を行います。
この作品が発表されたのは30年前になり、作中で「パソコンっていうとデパートで売っているような奴ですか?」なんて台詞が出てくるほど、一般にITの知識は浸透していない時代背景です。今では当たり前に使われている用語にもいちいち説明を入れなければいけないような有様で、流石に「古臭さを感じさせない」とは言えないです。今読むとバリバリに時代を感じてしまいます。
しかしそれは実際30年前の作品で、この30年でIT分野は目覚しい発展を遂げたのだからそれは責めることはできないでしょう。
むしろ当時としては間違いなく10年は時代を先取りしていた小説であり、リアルタイムで読んでいた人はさぞ驚き、感心した内容だと思います。
(もし私がリアルタイムでこの作品を読むような世代だったら、もっと高得点をつけていたのではないかと思います)

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.11:
(7pt)

99%の誘拐の感想

倒叙物として最初に犯人が明かされ、どうやって誘拐劇を成功させるのか、もしくは警察が逮捕するのか、先が気になりながらあっという間に読みました。
この作品が現実的なのかそれともSF色が強いのか、私にはわかりませんが、疑問を感じることなく非常に納得させられてしまいました。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.10:
(8pt)

古さを感じない面白さ

25年以上も前に書かれた作品にしては古さを感じさせず、当時としては最新といえるハイテク機器を駆使しての誘拐劇に最後まで飽きずに一気に読めました。

axel
RNCIKKBG
No.9:
(8pt)

99%の誘拐の感想

面白い!
個人的には『クラインの壺』よりハマりました!
父の無念をはらす息子の姿をぜひご覧ください!!
まだ読まれてない方はぜひ2作とも読んでほしいと思います。

りこっくま
OJP3HKGY
No.8:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

99%の誘拐の感想

岡嶋二人の代表作です。
序盤はよくある誘拐事件のお話ですが、1/4も進む前に迷宮入りのまま終了。。。と思いきや、これからが本題で大逆襲が繰り広げられます。謎解きというよりは、スリリングな完全犯罪の実況中継というように、とても読みやすい文章でストーリーが展開していきます。
若干、後半部分でだれてきてしまったので、もうひとひねりして欲しかったです。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.7:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

99%の誘拐の感想

80年代に書かれたとは到底思えない物凄い作品だと思います。
登場するハイテク技術は当時ある程度実現可能だったのか、想像部分が多くを占めていたのかはわかりませんが、
現在でもほとんど違和感がない技術で描かれているからこそ、この作品の凄味を感じます。
ジェットコースターのようなスピード感溢れる展開を素直に楽しめば良い作品だと思います。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.6:
(8pt)

99%の誘拐の感想

とても88年に書かれたものとは思えない内容でです。スピード感があり、最初から最後までまでハラハラしながら読んでました。驚くような展開があったわけではないのにかなり楽しめました。

ほっと
2XKXV6EI
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

99%の誘拐の感想

謎解きというよりストーリー展開を楽しむ作品ですね。
この作品が書かれたのは20年以上も前ですが、現在のようにパソコンが当たり前に普及していない時代に、これだけの話を考えられる作者の力量は特筆すべきものだと思います。
癖が無い文章だったのでサクサク読めて面白かったです。

▼以下、ネタバレ感想

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ちんちろりん
NLFRSLFL
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

スピード感は抜群

どうなるんだろうどうなるんだろうと
どんどんページをめくってしまいます。
そのくらいスピード感は抜群!
ですがそのまま着地点を見失ってしまったというか
えっこれで終わり?という感じがしてしまいました。
そして改めてここのレビューを見たら
「完全犯罪を読者が見届ける小説」と評価されていて
確かにその通りだ…と思いました。

ritsu
PZBSUSRN
No.3:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

99%の誘拐の感想

この作品には余談といえる箇所が殆ど無い。
誘拐犯に対する抵抗、妨害、そして犯人側の迷い、躊躇も殆ど無い。
シーケンシャルに一気に進む。 スピード感がある、テンポがいい。
倒叙モノ故推理の必要なし、読み手も犯人の完全犯罪をただただ見届けるだけでスラスラ読める。
400ページ超えの作品だが、通勤電車行き帰りで読めてしまった。(5時間ですが・・・)

慎吾の犯行に関して、技術的に実現可能か否かは野暮なので言いません。( 後書きで西澤先生も触れられてます )
コンピュータ好きの井上氏が、未来の犯行を予見して書かれたとか・・・
20年以上も前の作品ですが、風化感ゼロ、今読んでも違和感ないです。 これは凄い。
コンピュータ業界の著しい進化を目の当たりにしてきた我々ですから、
当時の最新技術を駆使しての犯行など、今読むと失笑モノでしょうからね。

「パソコンって、あの電器店に売ってるあれ? コンピュータとは違って?」
刑事のこの発言には正直笑えました。
最初から「勝負あり」じゃないですか。
・・・それでも絶対成功しないと思いますけどね。
慎吾のようなスーパーエンジニアは、世界中のどんな大企業であっても、社内に片手で数えられる程もいませんよ。
手口からリカード社社員もしくは関係者である事は明確です。
慎吾が最強の容疑者になるはずです。 アリバイなど無意味でしょう。
それにしても昭和63年という事なら「ラップトップパソコン」登場直後かと。
相当高価格だったはずで、入社数年の社員が何台も買える訳ないよな。 慎吾は会社のをくすねたのだろうか?

まぁ面白かったです。
個人的には、兼介の反撃があっても面白かったと思いましたけど・・・
お薦めできる作品です。
ただ「暇つぶしにいいよ」って余計な事まで言ってしまいそうですが・・・

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

99%の誘拐の感想

ある誘拐事件をきっかけに、その12年後に起こる事件。最初から最後までハラハラドキドキです。
どうしたらこんなすばらしい話が思いつくのでしょうか(笑)

Rockin' Blood
8Z2BAJ7A
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

スピード感溢れる完全犯罪劇

ネット、コンピュータを駆使してスリルとスピード感溢れる完全犯罪劇を描く。
なにより驚くのがこの作品が80年代に世に出たの事だ。

Ariroba78
5M53WTS6

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