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(短編集)

私たちが星座を盗んだ理由



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私たちが星座を盗んだ理由の評価: 6.00/10点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(6pt)

ビターで残酷な世界に偽りなし

  
 ラスト数行に残酷などんでん返しが待つという謳い文句通りの短編集。明かしてほしくはないが明かさないと売りに出せないジレンマ。実際裏表紙を読んで購入を決めました。 と思っていたのですがここの感想を読んで表紙が「小市民シリーズ」と同じと知る、あれれなんかそっちに惹かれたような気がしてきた。
 
 見出し通り結末は残酷で後味は悪いが終始鬱々しているわけではなく、序盤は日常的な謎をあるいはファンタジーな世界での異端を平坦に描き、ラストのどんでん返しとのコントラストを顕著に見せています。決して晴れ晴れしい気持ちにはなりませんが、唾を飲み込むような息苦しさを味わえ、そのような作品が好みな方にはおすすめな短編集になっています。
 
 城シリーズのイメージからはかなり裏切られました。短編集では精緻精巧なトリックには限界があると思っているので、雰囲気と転結を重視しているのですが本作は十分合格点、★は6つです!!
 

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.2:
(5pt)

短編です

一話目がわかりやすい。
なんか似た話し知ってるけど、、、

妖精の学校は、
ほとんどの人は、ネタバレ見ないとわからないと思う。
ネタバレ見ても消化不良。

あまり、好みでは無かったです。

halhi
II1T2RT1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

私たちが星座を盗んだ理由の感想

ラストで覆る5つの物語が入った短編集です。
ミステリの醍醐味でもある最後に世界が変わる様が味わえるのは良かったです。
気軽に読みやすい『恋煩い』『嘘つき紳士』が好みでした。
『妖精の学校』については、調べてから色々考えさせられた話で深いなと思いました。

『終の童話』に至っては私の中での北山さんらしい一面が強く感じる作品でした。
物理の北山と言われてますが、こういった幻想や童話的な世界感の下地があるから現実的な物理ものが強調されるんだろうな。
そんな事を感じました。

egut
T4OQ1KM0

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