いまだかつて、これほど哀しいホラーはなかった。これほど恐ろしいファンタジーはなかった。

階段から落ちた恋人・亜矢子は意識不明のまま昏睡状態に陥る。

富士樹海近くで合宿中の高校生文芸部員達が次々と殺されていく。

母親を高校の同級生・渡部に殺されたライターの銀次郎。

もしも殺人を犯してなければ・・・驚愕のパラレルワールドミステリ! 北海道・網走に住む小説家の加納豪は、かわいい妹の彩を溺愛していたが、彩が商社に就職して夕張でひとり暮らしを始め、やがて同期の奥津と結婚することになり悲嘆に暮れる。

ライターの銀次郎の同業者、青葉が殺された。青葉が特ダネを追っていたことを知った銀次郎はそのネタを探り始める。

糖尿病の妹・理奈がいる敦士は、妹が群馬県の川で見たイルカを探すため、彼女と友人とともに群馬へ向かう。

森の中の『ハーフウェイ・ハウス』という閉ざされた学園には二十二人の大人びた美しい子供たちが暮らしていた。

ライターの銀次郎が昏睡状態から目覚めると、謎の男が現れた。男は「この病院で目覚めた人は自殺する」と告げる。

平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める…。

ライター・銀次郎は、元妻・聡美が引き起こした医療ミス事件の真相を探ることに。

不死身の“力”を宿す奇跡の男―八木剛士の心にくすぶり続けるのは、デタラメな世界への激しい呪詛。

孤独に絶望し、自殺未遂を繰り返していた理美に、10年前に不審死を遂げた父の秘密が明かされる!?自宅地下に隠されていた広大な研究所。

大学に入学した僕が賑わう校内で見たのは、「新委員募集中。あなたも信じてみませんか―。

十七歳の洋子は佐久間という工員の青年と恋に落ちる。だが仲間二名が殺害される事件が起き、犯人と疑われた彼は姿を消す。

幸せだった純菜を、孤独な日々へと突き落とした“彼”との別れ。

ウォーカロン。「単独歩行者」と呼ばれる人工細胞で作られた生命体。

ナンパした祥子を情事の最中に絞め殺してしまった19歳の零。だが警察が到着した時には死体は消えていた。

ミステリ作家の西野冴子は、ストーカー扱いされた挙げ句、殺人事件の犯人として逮捕されてしまうが、一切心当たりがない。

思い出せ、あの日の屈辱を。不登校になるまでに受けたはずかしめの数々を。

ミステリ作家浦賀和宏は悩んでいた。次作のテーマは「密室」。

銃撃されても死なない、怪我もしない、傷つかない。

友だちもいない、女にもまったくもてない。唯一仲よくしてくれていた大切な妹は、暴漢に撃たれ、意識不明の重態。

あの日から、世界は壊れはじめていたのかもしれない。首なし死体、連続猟奇殺人事件、そして…。

ひと気のない公園の池で10歳の少年の溺死体が発見された。

ある日突然、婚約者の里美を事故で失った漫画家の陣内は、衝撃のあまり、連載中の漫画のヒロインを作中で殺してしまう。

「僕が死んだ時、居合わせた人間達を僕が生まれたあの島に向かわせてください」そう遺言を残し中学生が自殺した。

「この子は近い将来、自殺する」。初対面の少女の運命をなぜか私は知っていた。

父が自殺した。突然の死を受け入れられない安藤直樹は、父の部屋にある真っ黒で不気味なパソコンを立ち上げる。

大けがを負い、療養生活をおくっていた松浦純菜が2年ぶりに自宅に戻ってくると、親友の貴子が行方不明になっていた。

治安が悪く、地獄のような街で地べたを這いずって暮らしていると考えていた俺は間違っていた。

「死刑囚の孫」である二人の女性――出自に縛られ気弱なアキと芯の強いジャーナリストの莉菜は祖父たちの「事件」の真実を追う。

ミステリ作家の冴子は、友人・亜美から恋人タケルを紹介される。

「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。

美しい母と二人、何不自由なく暮らしていた武田。その母が殺害された。

首なし死体として発見された美人女子大生、菅野香織。彼女の死と殺害方法は、ミステリ小説の中で何故か予告されていた。

かつて学生運動に身を投じ、いまはキャリア警察官として埼玉中央署に勤務する二条実房。

七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。

陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、ひょんなことからハイエナ記者火尻を暴漢から救うが、その正体に気づかれてしまう。

二十年前に死んだ美少女を偲び、孤島「和音(かずね)島」に集う男女を襲う惨劇。

日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞 寒村でおきた殺人事件の犯人と疑われた大学生・静馬を救った隻眼の少女探偵・みかげ。

大学構内で発生した連続殺人。被害者はみな男性で、腹を切り裂かれて殺されていた。

7年前に行方不明になった少女の遺留品が発見され、県警捜査一課の都筑は捜査を再開。

神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみに包まれ、誰もが涙した。

テレビのドキュメンタリー制作者のキャサリン。彼女は順風満帆の生活を送っていた。

“奇跡の男”八木剛士の周辺で何故か頻発する怪事件。女子高生の首吊り死体が発見され、無差別放火事件が連続する。

名門女子校の式典の最中、演劇部による『そして誰もいなくなった』の舞台上で、服毒死する役の生徒が実際に死亡。

犯行計画を立てただけなのに……どこからともなく名探偵がやってきた?完全犯罪をもくろむ殺人者は、誰にも見破られぬように犯罪計画を立てた……はずだった。

世界で一番醜く、孤独な男―八木剛士。剛士を唯一支えてきた少女―松浦純菜。

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。

連続殺人に挑むのはミステリー読みのプロたち――。

怒濤のどんでん返し、一気読み注意!! 強盗犯により密室と化す病院。

エリート銀行員の仁藤俊実が、意外な理由で妻子を殺害、逮捕・拘留された安治川事件。

著者長江俊和氏が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。

東京五輪プレマラソンで大規模な爆破テロが発生。救急救命士の向井圭吾は地獄絵図と化した現場で救助活動にあたる。

オカルトサークルのメンバー6人が、夏休みに廃墟のラブホテルで合宿を行うことになった。