「ストレートで高純度の本格ミステリ。 よくぞ掘り出してくれました。

海岸で発見された男性の死体。彼の死に隠された真相とは? 小さな町に起きた奇妙で複雑な事件に、刑事マシュー・ヴェンが挑む。

この学園は呪われている！？　白雪にまみれ赤いロープで手首を結び合った三生徒の死体、男子の制服で死んでいた女子生徒……良家の子女が集う京都の名門高校で、またまた相次ぐ怪事件に、名探偵まりあの血が再び騒ぐ。

1936年、ロンドン。高名な心理学者リーズ博士が、自宅の書斎で何者かに殺されているのが発見された。

二階堂黎人作家活動三十周年記念出版。

一級建築士で探偵の蜘蛛手啓司は、相棒の宮村達也からある事件の記録を渡される。

雪の別荘には“魔”が潜んでいた。黄金期本格ミステリの興奮をあなたに。

殺人罪で服役した黒人のアイク。

ミステリー専門書店の店主マルコムのもとに、FBI捜査官が訪れる。

ある朝、ヴィスティングの自宅の郵便箱に差出人不明の封書が届く。

父親は大金持ち、本人は大学の講師と交際している札つきの問題児――そんな学生バーバラの誘拐計画が進行中だという怪しげな話が、大学当局に飛びこんでくる。

南の島に集まった人気作家と作家志望の女性5名が次々に死体で発見され……。騙りの天才ビュッシが放つ、クリスティへの挑戦作。

売春宿で殺されたサミット関係者の男。テロを警戒する政府はポーに捜査を命じる。

1930年、ロンドン。名探偵レイチェル・サヴァナクには、黒い噂がつきまとっていた。

ネル・ワード博士の専門は生態学。断じて殺人ではない。

殺人を企む一人の男が、土砂崩れを前に途方にくれた。 復讐相手の住む荒土館が地震で孤立して、犯行が不可能となったからだ。

上海郊外の湖畔に建つ陸家の館で殺人事件が起こる。

胸アツ法廷エンタメ、待望の新シリーズ始動 テネシー州プラスキ。

トリュフォーからゴダールへの贈りもの。

案山子だらけの宵待村で、案山子に毒の矢が射込まれ、別の案山子が消失し、ついに殺人事件が勃発する。

完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル「星くず」についた途端みつかった死体。

英国のEU離脱で沸く2016年。バッキンガム宮殿の屋内プールで王室家政婦ミセス・ハリスが不慮の死を遂げる。

かつて老執事が奇怪な死を遂げた“幽霊屋敷”ことロングウッド・ハウス。

これは伝説的作家の短編の見立て殺人なのか? ――イギリスの中等学校タルガース校の旧館は、かつてヴィクトリア朝時代の作家ホランドの邸宅だった。

雪に閉ざされた山荘を訪ねていった女性が消えた！ 屋敷へ入る足跡のみが残された状況での人間消失を描いた、不可能犯罪の歴史的名作「ガラスの橋」。

インドが共和国になる寸前の1949年12月31日。外交官のジェームズ卿が殺された。

ホテルで抱いた女は、三日して部屋を出るとき、俺と一緒だった。最初は、南へ向かう旅の途中で捨てるつもりだった。

この町の誰が”顔を変えた殺人者”なのか? 時は、戦後間もない昭和22年。

ウナギ取りの罠小屋の不可能殺人！ 「スウェーデンのディクスン・カー」、幻の名作 1960年代のスウェーデンに、こんな不可解な密室殺人が眠っていたとは……。

人気カップルYouTuberとストーカー、犯行時の記憶を失ったカリスマホスト、天才子役の母親の転落死……。

満場一致のメフィスト賞受賞作にしてデビュー作がいよいよ文庫化。

『警視の謀略』に続くダンカン・キンケイド警視シリーズ、第17作にして最新作。待望の翻訳出版。

暗い森の家に住む男。過去に囚われた女。

エジプトでの優雅な休暇旅行のはずが、 ホテルの部屋で死体を発見 おまけに容疑者にされてしまい・・・・・・ アガサ賞最優秀デビュー長編賞受賞 若くして寡婦となったジェーンは、叔母の付き添いでエジプトのカイロに建つメナハウス・ホテルに滞在していた。

「人形は死を告げる」「つなわたりの密室」「殺人者」「殺しの時間」「わたしはふたつの死に憑かれ」「恐ろしく奇妙な夜」の6編を収録した、『赤い右手』の作者ジョエル・タウンズリー・ロジャーズによる中短編傑作集。

朝鮮戦争から帰還した黒人兵士アティカス・ターナーは、SFやホラーを愛読する変わり者だ。

ある雨の朝、ストックホルムの公園でジャングルジムに吊された少女の遺体が発見された。

椎名留美は元警官。山形市に娘と二人で暮らし、探偵業を営んでいる。

ボストン郊外に越してきた版画家のヘンと夫のロイドは、隣の夫婦マシューとマイラの家に招待された。

事故か、殺人か――彼女のメスは、死体が見た最後の風景を蘇らせる。 京都府警に持ち込まれた傷害致死事件。

優秀なエンジニア、アリソンが娘とともに姿を消した。

小説講師として才能のない生徒の面倒を見る作家ジェイコブ。

飲み屋で金谷老人から、旧制二高時代の日記を預かった編集者の私。日記は金谷の友人の睡眠薬自殺から始まっていた……。

真夜中のパリで見つかった奇妙な女性の死体。

3月14日――円周率の日――に、数学教師アダム・マークスの焼死体が発見された。

1850年マンハッタン。裕福な令嬢がひそかに出産した女の子コーラは、生後すぐに心臓がふたつあると診断される。

イギリスの小さな町に住むピップは、大学受験の勉強と並行して“自由研究で得られる資格(EPQ)"に取り組んでいた。

壮絶な過去をもつ元スパイに託された仕事は、 腐敗した街をさらに腐敗させること――。

十一月の朝、P分署に二重殺人発生の報がはいる。被害者は同じ部屋に住む二十代の兄妹。

「殺人があったのは二十二年前の今日――」。

1930年。スイスで教師をするアタランテのもとに疎遠だった祖父の訃報 が届く。

戸根市で対立する暴力団・北浦組と大門組は、事あるごとにいがみ合っていた。そんなある日、北浦組の組長が殺害された。

雨の日には、読まないでください。

第21回『このミステリーがすごい！』大賞・文庫グランプリ受賞作です。

ロンドンの警察官ビッシュは、娘の乗ったバスが爆破されたと連絡を受ける。

宇野久美子はアパートを引き払い、和歌山に帰ると周りに告げていた。しかし、それは自身をこの世から消し去る演出だった。