横溝賞受賞第一作。「人を消す物語」の正体は。

全ては「死者の日記」から始まった。これは“怪異”か、或いは“事件”か。

――人生なんて、しょせんはゲームだ。

ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作 その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。

東京の地下には地獄が眠っている。進化し続ける異才が放つ新時代のホラー。

転校生の白石要は、少し不思議な青年だった。背は高いが、髪はボサボサでどこを見ているかよくわからない。

「完全なる密室」の謎を解け。横溝賞作家による衝撃不可避の本格ミステリ! 富山県の沖合に浮かぶ油夜島。

第68回江戸川乱歩賞受賞作。 史上最年少、選考委員満場一致。

第17回ミステリーズ！新人賞受賞作ほか4編を収録 僕の姉は実話怪談作家だ。

三十年以上、正体不明の灰色の雲に覆われているー不思子町。

フリマアプリで、「カシル様専用」として箱を出品すると、必ず落札される――。

2020年、研究者の工藤賢は死者を人工知能化するプロジェクトに参加する。モデルは美貌のゲームクリエイター、水科晴。

『ジェノサイド』の著者、11年ぶりの新作! マスコミには決して書けないことがある―― 都会の片隅にある踏切で撮影された、一枚の心霊写真。

比嘉姉妹シリーズ、待望の最新長編。澤村伊智が放つノンストップホラー。

生きながら、地獄に堕ちるということ――。恐るべき新シリーズ始動! 失踪した作家・青山黎明が遺した原稿。

口に髪が入ったら死がやってくる。

「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。

「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで、貸し出されている一軒家がある――。

沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東氏は、男性カメラマンから相談を受けていた。

作家・三津田信三のもとに届いた1冊の古びたノート。

一葉(ひとは)には母と2人だけの秘密があった。正体不明の異形――「泣き女」が見えるのだ。

この祝祭の真実は、禁忌。ポップなのにねっとり不気味な民俗学カルトホラー 失敗続きの就職浪人生・島本笑美。

日本初、007の本格的後継小説! イアン・フレミング著「007は二度死ぬ」の後日譚にして、原典の謎や矛盾を解決する一篇。

島育ちの仲良し小学生四人組。あの日「ゆーちゅーばー」になることを夢見た僕らの末路は……(「#拡散希望」)。

新築・格安、都心に位置するという抜群の条件の瀟洒なマンションに移り住んだ哲平一家。問題は何一つないはずだった。

「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ」。

本能寺の変より四年前。織田信長に叛旗を翻し有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起こる難事件に翻弄されていた。

何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。

14歳の少年Aによる20年前の女児殺害事件。その残酷な犯行映像が闇売買された。

9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か? 大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作! 戦慄のノワールサスペンス 26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。

本物の“贄”は誰かーーいきなり文庫の比嘉姉妹シリーズ短編集第3弾! 怖いのにおもしろい! 大人気比嘉姉妹シリーズ、短編集第3弾!

奇蹟 VS 探偵! ロジックは、カルトの信仰に勝つことができるのか? 病気も怪我も存在せず、失われた四肢さえ蘇る、奇蹟の楽園ジョーデンタウン。

高校時代の初恋の相手・小夜子のルームメイトが、突然部屋を訪ねてきた。

小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。

ホラー界に新ヒロイン誕生!ホラー小説大賞初の〈大賞&読者賞〉W受賞作。 毎晩夢に現れ、少しずつ近づいてくる巨大な虫。

角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー、待望の第3弾。

四国の山奥にある小さな村。そこには奇妙な仏像があり、大切に祀られていた。

貴志祐介が描くホラーミステリの極北 。あなたの罪が、あなたを殺す。

千葉県松戸市の結婚相談所でアドバイザーとして働くシングルマザーの平山亜紀は、仕事で顧客とトラブルを起こして以降、無言電話などの嫌がらせに苦しめられている。

「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符合が見られる。

第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作! 漫画家を目指す高校生の秋人(しゅうと)はある晩突然、不気味な「何か」に襲われる。

激化する独ソ戦のさなか、赤軍の女性狙撃兵セラフィマが目にした真の敵とは──デビュー作で本屋大賞受賞のベストセラーを文庫化

「変な怪談を聞きに行きませんか？」会社の部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントで、とある怪談を聞いた日を境に高山カレンの日常は怪現象に蝕まれることとなる。

東京、炎上。正義は、守れるのか。

初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

―この物音は、何か可怪(おか)しい。 何かが畳を擦る音、いるはずのない赤ん坊の泣き声。

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。

夏休み、お金がなくて暇を持て余している大学生達に風変わりなアルバイトが持ちかけられた。

許すのは5回まで。次は即リセット――。

★ラスト1ページですべてがひっくり返る。

湧き起こる違和感の数々。あなたは果たして気づけるか―― その家には約束事がある。

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。

第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作、文庫化です! 紀元前1300年代後半、古代エジプト。