偽宗教で荒稼ぎしているベテラン女性詐欺師。その手管と首尾を描くトリッキーな一作、大石直紀「おばあちゃんといっしょ」。

いま旬の女性ミステリー作家による、「イヤミス」短編を集めたアンソロジー。

短編ミステリー界の「日本代表」、ここに集結! 第73回日本推理作家協会賞短編部門受賞作 矢樹 純『夫の骨』も収録! プロの読み手たちが驚愕、興奮、大絶賛! 厳格な選考を勝ち抜いた珠玉の傑作のみを豪華収録。

一人暮らしのおじいちゃんから「家の中に座敷童がいる」と相談された兎野さん。

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。

現実に打ち勝つって、どうやって? 伊坂マジック最前線にして最高点! 「予言の書か?」とネットで話題を呼んだ長編、待望の文庫化。

函館で有名な岩倉家の美人三姉妹。その三女が行方不明になった。

仕事がしたい。なのに、あの男は“私の家”に帰ってきて偉そうに「夕飯」だの「掃除」だの命令する…。

山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。

「死者の提示する謎を、先生が解き明かしてくださいーー」 推理作家として難事件を解決してきた香月史郎【こうげつしろう】は、心に傷を負った女性、城塚翡翠【じょうづかひすい】と出逢う。

ミステリーの協演を味わい尽くす!最旬15作家による魅惑のアンソロジー下巻。

葉村の働く書店で“鉄道ミステリフェア”の目玉として借りた弾痕のあるABC時刻表が盗難にあう。

Ｋ氏には人目をはばかる趣味がある。

いままでにない斬新な謎に挑むのが本格の醍醐味。人は探偵になりたいから、できれば名探偵になりたいから本格に挑む。

警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。

五歳のとき双子の妹・毬絵は死んだ。生き残ったのは姉の雪絵―。

いつの時代も「家族」は、やさしく、あたたかく、いびつで、おそろしい。

結婚を男が切り出せないでいる理由。それは「祖母が殺人犯だったから」。

「神隠し――と云うより天狗攫いね。高尾山だし」 聞き終えた敦子は先ずそう云った。

HOW=不可能な謎専門の御殿場倒理。WHY=不可解な謎専門の片無氷雨。

江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』刊行から五十余年。創元推理文庫が21世紀の世に問う、新たなる一大アンソロジー。

ミステリーの協演を味わい尽くす!最旬15作家による魅惑のアンソロジー上巻。

★ラスト1ページですべてがひっくり返る。

Iターンプロジェクト担当公務員が直面するのは、 過疎地のリアルと、風変わりな「謎」――。

小説の、最後の最後でおどろきたい方、ぜひどうぞ。 「どんでん返し」をテーマに描いたミステリー5編。

謎解きの王は本格ミステリだ!作家・評論家が選ぶ今年の王が一冊に。

殺害現場から消えた一枚のメイプルリーフ金貨が臨床犯罪学者・火村英生を真相に導く。

助けを求める若い女性の叫び声に、帰宅途中の弁護士アンスティが駆けつけると、そこには男女が激しく組み合う姿が。

神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大学に在席する美貌の探偵、剣崎比留子と共に紫静荘を訪ねた。

昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上とコンビを組むことに。

ここにあるべきではない四番目のマカロンの謎、マスタードが入った当たりのあげパンの行方。

大人気「化学探偵Mr.キュリー」シリーズの著者が描く、初の科学捜査ミステリー! 科学警察研究所・本郷分室にやってきた三人の研修生たちは、科警研の仕事に興味を示さない室長・土屋の態度に困惑する。

豪華執筆陣による警察小説アンソロジー。

「二十三年前、私は妖狐と取引し、妻を殺してもらったのだよ」 妖怪と人間の調停役として怪異事件を解決してきた岩永琴子は、大富豪の老人に告白される。

孤高の検事の気概と執念を描いた、心ふるわすリーガル・ミステリー! 検事・佐方貞人は、亡くなった実業家の書斎から高級腕時計を盗んだ罪で起訴された男の裁判を担当していた。

名だたるミステリ作家があなたを仰天させる！ 物語の最終盤で読者の予想をひっくり返す、どんでん返し。

あと二日で、四人死ぬ―― ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ待望の第二弾! その日、“魔眼の匣"を九人が訪れた。

昨年、夫の孝之が事故死した。まるで二年前に他界した義母佳子の魂の緒に搦め捕られたように。

日本推理作家協会賞(短編部門)受賞後第一作! 2001年、長らく手付かずだった戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から発見された二つの白骨死体。

刑事たちの執念の捜査×容疑者の壮絶な孤独――。犯罪小説の最高峰、ここに誕生! 東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。

五人全員が死んだとき――本当の「事件」が始まる。

新幹線の車内清掃のパートを始めた、シングルマザーの主人公。

小さな喫茶店を営む女性が殺された。 加賀と松宮が捜査しても被害者に関する手がかりは善人というだけ。

自らの葬儀の手配をした当日、資産家の婦人が絞殺される。

獣医の手島伯朗のもとにかかってきた、弟の妻・矢神楓からの電話。

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。

慶応三年、新政府と旧幕府の対立に揺れる幕末の京都で、若き尾張藩士・鹿野師光は一人の男と邂逅する。

密室殺人の犯人を「7つの選択肢」からセレクトする、まさに「マルチエンディング・ミステリー」 『最後のトリック』『ミステリー・アリーナ』の著者による新たな挑戦。

奇術師探偵マーリニ・シリーズ代表作が蘇る！　「〝首のない女〟がほしいの」とマーリニの店に奇術装置を求めに来た謎の女。

ミステリーの"今"を堪能する! 豪華15作家による最強アンソロジー。

弁護士、ロス市警の刑事、プロボクサー、映画女優…完全犯罪を企てる犯人とトリックを暴くコロンボの対決。

「あなたに、悪夢を」 ――火村英生シリーズ、最新長編登場! 「俺が撃つのは、人間だけだ」 彼は、犯罪を「狩る」男。

漫画家になりそこね、路上で似顔絵を描いて生計をたてていた鉄雄。

たった一度の人生、失敗したくない。そう願ってきたのに「成功」できていない落合美緒。

戦後間もない1947年、探偵作家クラブは設立された。

ガレージや車が燃やされるなど17件続いた放火事件。