大学で犯罪心理学を教える高倉は、妻と二人、一戸建てに暮らす。

琉北大学の職員・島本龍也は、学生の御園百合菜から指導教授のセクハラの相談を受けた。

犯罪心理学者の高倉孝一が「高倉犯罪相談所」を開設した。

続発する詐欺的な訪問販売に、それとの関連が疑われる押し込み強盗殺人の真相。生活保護も受けずに餓死したまだ若い母娘の謎。

東京吉祥寺に住む若夫婦が営みの最中に手斧で惨殺された。

予備校の英語講師にしてミステリー作家の矢崎には、同じく作家を志す兄がいた。

犯罪心理学者・高倉孝一のゼミ生・千倉有紀が、塾講師募集の面接に行ったのち姿を消した。

【第２９回　山本周五郎賞受賞作】 善意は、悪意より恐ろしい。

誘拐×時効、二度敗北した静岡県警。三度目の機会は、ないはずだった。

都内大手企業の女性課長が金沢で絞殺された。所持品は泉鏡花記念館のパンフレットだった。

女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。

教師夫婦が謎の失踪を遂げた「川口事件」。

この怖さ、動悸がするほどヤバすぎる！ 新宿の男装ホストクラブで働く百合には、声優になる夢があった。

埼玉県の片田舎・神室町に幼稚園教諭として赴任した喜多嶋凛。

大切な人を殺された者は言う。「犯罪者に復讐してやりたい」と。

神奈川県警生活安全サイバー犯罪対策課の桐野良一は、あるPCの中から、死体で見つかった女の情報を探っていた。

7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。

「高野聖」と高級デリヘル嬢連続殺人を結ぶ謎。倒錯の闇を描く警察小説。

「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。

中学校の同窓会の幹事をするはめになった宏樹だったが、参加者は一向に集まらない。

病の宣告、就職内定後の不安、子どもの反発…様々な悩みを抱え、彼らは北海道へひとり旅をする。

あるホラー作家のもとに送られてきた手紙には、存在しない架空の歌手とラジオ番組のことが延々と綴られていたという。

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。

あなたに、いつか「恩返し」をしたかった──「二十歳の誕生日プレゼントには、指輪が欲しいな」わたしは恋人に人生初のおねだりをした。

東京都内で連続殺人が発生。凶器は一致したものの、殺されたタクシー運転手やお年寄りに接点は全くなく、捜査は難航を極めた。

母は死に、父は人を殺した――。

東京大学卒業のノンキャリ刑事・無紋大介は、都内の弁天代署の生活安全課で派手な事件とは無縁な日々を送っていた。

深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

その物語は、人を殺す――。

無双大学文学部の教授で、ミステリー作家でもある芥川竜介。

『出版禁止』でミステリー界を瞠目させた長江俊和氏。

第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品は、二転三転する恐怖のサイバーサスペンスです! 麻美が富山に電話を掛けると、知らない男の声が返ってきた。

大ヒット小説『スマホを落としただけなのに』著者の第2作目は、ラジオ局勤務の著者の経験を生かした(?)、ラジオ業界×密室殺人! FM秋葉原のラジオディレクター・矢嶋直弥は、泥酔して昨夜の記憶がなかった。

「しばらくの間でいい。

口にフックをかけられてマンションの13階から吊るされた全裸死体と、子どもが書いたような稚拙な文章での犯行声明――。

ミステリ作家の西野冴子は、ストーカー扱いされた挙げ句、殺人事件の犯人として逮捕されてしまうが、一切心当たりがない。

電車内で女子高生に痴漢を働いたとして会社員の武本が現行犯逮捕された。

『このミステリーがすごい!』大賞受賞後第一作が、待望の文庫化! 雑誌編集者の楓は、娘の衣装を自作する人気ブロガーに批判的なコメントを残したことから、過去のブログを匿名掲示板で晒され、陰湿なストーカー被害に遭うようになった。

大人気シリーズ、待望のシリーズ最新刊! 宇宙(そら)から大地へ。

二日酔いで目覚めた朝、寝室の床に見覚えのない女の死体があった。玄関には鍵がかかっている。

沖縄の活動家死亡事故を機に反米軍基地デモが全国で激化する中、新宿署の東弘樹警部補は、「左翼の親玉」を取調べていた。

平穏だった家族が少年事件によって崩れていくさまを描く心理サスペンス。

真に「手を触れてはならない」者は誰か? 映画化『クリーピー』著者の新たな代表作! 「凡戦の帝王」と呼ばれた元プロボクサー。

大人気「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ、ついに本編完結! 数々の殺人の果てにテロをたくらむ組織「CBET(スヴェート)」は、センターに保護されている天才的プロファイラー・中島保を狙っていた。

顔に傷があるため「スカーフェイス」と呼ばれる女性刑事・淵神律子。

メーラーデーモンを名乗る者から「一週間後、お前は死ぬ」 というメールが届いた後、殺害される連続殺人が発生! 「お客様」を殺された上木らいちは捜査を開始。

母と娘。二種類の女性。

ドラマ化原作。

警視庁犯罪被害者支援課――犯罪被害者の家族などの心の支援を行うセクション。 北多摩で起きた交番襲撃事件。

私立大学で教授を務める私が、病死した妻の葬儀を終えて帰宅した夜の10時過ぎ、自宅のインターホンが鳴った。

なぜ男は、１０人を殺害し、６人の女とともに集団自殺を遂げたのか。 一九八四年七月四日。

「検察側、完黙崩せず」 実在の未解決事件の奥に待つのは光か、更に深い闇か 小4男児が自宅を出たまま失踪した。

半沢直樹が帰ってきた! 今度の敵は政治家だ! 出向先から東京中央銀行本店に復帰した半沢直樹に頭取から大仕事が降ってきた。

ガレージや車が燃やされるなど17件続いた放火事件。

結婚して数年。自分たちには子どもができないようだと気づいた歯科受付の敦美。