長野県から警視庁へ出向した御子柴刑事。

『病気、至急連絡されたし。』――冬の夜、僕の許に届いた差出人不明の電報。

手のひらサイズの物語はいかが? 切なかったり、幸せだったり、恐ろしかったり、美しかったり――あらゆる物語の楽しみが、ここにあります。

ルーム・クリーナー、電話相談、興信所。

長野県警から警視庁へ出向中の御子柴刑事。おおむね平穏な生活を送っていたものの、暮れも押し詰まってから次々と事件が発生。

凶悪な死刑囚に届いたファンレター。

牧野ひよりは憧れの刑事になったが、毎日雑用ばかり。

県警本部より主席監察官来訪の報せに揺れる、田舎の刑事たち。

尾行中の老女梅子が怪我をさせたミツエの持ち家のアパートに住むことになった晶。

老眼、腰痛、高血圧。

仕事はできるが運の悪い女探偵・葉村晶が帰ってきた! ミステリ専門店でバイト中の女探偵葉村晶は、元女優に二十年前に家出した娘探しを依頼される。

法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ美貌の修道女フィデルマ。

勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ…。

若い者にはまだまだ負けん! 異色の警察小説、第3弾! 偽爆弾が設置される事件が頻発。

有能だが不運すぎる女探偵・葉村晶シリーズ第4弾。

大人気「化学探偵Mr.キュリー」シリーズの著者が描く、初の科学捜査ミステリー! 科学警察研究所・本郷分室にやってきた三人の研修生たちは、科警研の仕事に興味を示さない室長・土屋の態度に困惑する。

祖母の蔵書に挟まっていた一通の手紙。宛名はヒッチコック。

少女たちはどこに消えたのか？ 家出中の女子高生ミチルを連れ戻す仕事を引き受けた私は、彼女の周辺に姿を消した少女が複数いることを知る。

海に臨むヴィラ・マグノリア。その空き家になった一棟で、死体が発見された。

念願の詩集を出版し順風満帆だった婚約者の突然の自殺に苦しむ相場みのり。

月刊社内報の編集長に抜擢され、若竹七海の不完全燃焼ぎみなOL生活はどこへやら。慣れぬカメラ片手に創刊準備も怠りなく。

20年前ほど前の連続殺人事件<ハッピーデー・キラー>以来、事件も事故もめったにないのどかな町――だったはずの辛夷ヶ丘で、悪徳(?)警察官の砂井三琴は今日も大忙し。

葉村の働く書店で“鉄道ミステリフェア”の目玉として借りた弾痕のあるABC時刻表が盗難にあう。

ダメなところに味がある!おいしくてくせになる、絶品「肉」小説。 凡庸を嫌い、「上品」を好むデザイナーの僕。

埼玉県の片田舎・神室町に幼稚園教諭として赴任した喜多嶋凛。

北関東の小さな町で、コーヒー豆と和食器を扱う店「小蔵屋」を営むおばあさん、杉浦草。

高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と呼ばれた。

進学のため京都・下鴨神社近くの寮で暮らすことになった女子高生の紫乃。

元銀幕の大スター・片桐大三郎(現芸能プロ社長)の趣味は、犯罪捜査に首を突っ込むこと。

柳町北署管内にある神社の石段下で、若い男性の遺体が発見された。

博物館から消えた古書、ペントハウスの密室殺人、古の詩どおりに現われては消える竪琴……いずれ劣らぬ怪事件に理知の光を当て真相をあばくのは、日本人執事を従えた謎の紳士タラント氏である。

この男、 前代未聞のトンデモ作家か。

コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」が開店した。

生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。

田舎の町役場に就職した都会育ちの新藤結子。やる気も地元愛もゼロの彼女に任されたのは、毒舌上司・伊達との広報紙作りだった。

文書解読班主任・鳴海理沙の下へ、管理官から機密命令が下された。

こわがりなのに、大学の推理小説研究会に入ってしまった「僕」と、ミステリが大好きな中学生の「先生」が、身のまわりで起きるちょっとした「?」を解決していく“二葉と隼人の事件簿”シリーズの第2弾。

小蔵屋を営むお草は、新聞記者の萩尾の取材を手伝って以来、萩尾と、彼のライフワークである民俗学の師匠・勅使河原、その娘のミナホのことが気にかかっている。

古新聞に頭部を包まれ、口に13本の「仁」の金属活字を押し込まれた遺体が発見された。

観音さまが見下ろす街で、コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む気丈なおばあさん、杉浦草。

研究第一の理系女子が帰ってきた! 留学帰りの研究者・友永久理子と同棲を始めた保険調査員の江崎は、結婚に向けて着々と準備を進めていくが、二人の生活には様々な問題が……。

山形市で探偵業を営む椎名留美は、元刑事にして小学生の娘を持つシングルマザー。

落語と推理小説は昔から深い縁があった。

古典落語の名作「黄金餅」を彷彿とさせる怪事件が雪の東京で発生した！　落語界の大看板にして名探偵・八代目林家正蔵が謎に挑む痛快落語ミステリー第二弾！

之島のホテルで梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺と断定。

ある朝、いつものように登校すると、机のうえには分解されたたて笛が。しかも、一部品だけ持ち去られている。

予測不能な神業トリックを暴くのは、犯罪資料館の美人館長・緋色冴子。驚愕の推理力で、助手の聡と難事件に挑む。

誘拐された人質を発見するにはカラスの後を追え? バラバラ殺人事件を解く鍵はリスの生態? 密室殺人犯を教えてくれるのは馬? 警察犬ハンドラー原友美が頼りにするのは、大学の先輩である白井旗男。

「兄ちゃん――金、欲しいないか?」人生大逆転を狙って、場外馬券売り場で見知らぬおっさんが持ち掛けてきた、1人あたり1億円ゲットの銀行強盗計画に参加することにした僕。

大人気「化学探偵Mr.キュリー」シリーズの著者が描く、科学捜査ミステリー・シリーズ最新作! 科学警察研究所――通称「科警研」の本郷分室の三人の研修生たちは、研修期間が延びたことで、「解決が困難な、不可解で難解な案件」すなわち「面白そうな事件」を選定し、調査

音楽学科の学生選抜コンサートの会場となるはずだった、大ホールのステージを泡だらけにした犯人は誰か? そしてその理由とは? 爽やかな余韻が残る表題作ほか、聴き屋だからこそ真相に気づけなかったエピソードを描く「恋の仮病」、美少年タレントの謎の行動の理由を探る「

ここは女たちの地上の楽園?! シングルだけど、〝一人〟じゃない。

野生のサルの被害が問題になり、変人学者の主張でサル対策を警察が主動しなければならなくなった。

「靖子先生、そういう謎を解くのが得意なんです。

編集者・武上希美子、三十一歳。

腕は確かだが難物ばかりが揃う浅草東署。その署で任に当たる新海悟には、二人の親友がいる。