「それ」は、日本の小さな町で始まった。変異に気づいたのはたった一人の男の子。

愛媛に署長として赴任してきた若き警察キャリア。やる気ナシ。

ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。

汐路のいとこ兄妹が命を落としてから数ヶ月、町を呪った近江敬次郎の復讐はまだ終わっていない―。

死者の魂を送る「ツゲサン」を継いだ柊一。京都の大学生、沙織。

志津香はマスコミに勤めるOL。顔立ちは普通だが「美乳」の持ち主だ。

連続通り魔殺人事件の容疑者“コートの男"を追う所轄の刑事・中島と捜査一課の女刑事・小橋。

憎い……憎い……。この恨み、晴らさずにはおくものか……。

城北大学に編入して“月光荘”の寮生となった入埜転子は、怪談会の主催をメインとするサークル“百怪倶楽部”に入部した。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

奇妙で凄惨な自死事件が続いた。被害者たちは、かつて自分が行った殺人と同じ手口で命を絶っていく。

高校生の一人息子の失踪にはじまり、佐知子の周囲で次々と不幸が起こる。愛人の事故死、別れた夫・雄一郎の娘の自殺。

幼少の頃から、人間に取り憑いた不吉な死の影が視える弦矢俊一郎。

廃屋で見つかった5人の女性の死体。そのどれもが身体の一部を切り取られ、激しく損壊していた。

八年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、淋しさから十五歳上の男・陣治と暮らし始める。

橋岡恒彦は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とは電話詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。

中学3年の尾垣真が拾った中世ヨーロッパの古城のデッサン。

広島市内の大学に通う観音崎栞は、実家のある宮島に戻っていた。

腐乱自殺死体の爆発事件を皮切りに、続々と起こる異常な自殺事件。

死相が視える探偵・俊一郎のもとに、遺産相続殺人と思われる事件の捜査依頼が舞い込む。

「……り……に、毒を」被害者は奇妙な言葉を遺して死んだ。毒物の正体は不明。

炎の密室で愛が生む残虐なトリック!三つ子の巫女が揃い、秘祭が復活するとき、残虐で奇怪な事件がふたたび―伝奇本格ミステリの邪道にして王道!

愛媛県南予町の町役場職員・沢井結衣は、窓際部署と噂される“推進室”に異動した。

尾木遼平、46歳、元刑事。

六本木の違法クラブで女子中学生が惨殺される事件が起きる。

遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きた。

アウトローの刑事ばかりが集められた、警視庁刑事部捜査零課。そこに所属する音無レイカは、驚くべき才能をもつ女性刑事だった。

父の遺した不動産で夜になると聞こえる「痛い、痛い」という謎の声。

助産院に勤める紗英は、不妊と夫の浮気に悩んでいた。彼女の唯一の拠り所は、子供の頃から最も近しい存在の奈津子だった。

「まだ誰にも、一度も喋ってへん話がある」 拭えども魍魎(あやかし)は肌に滑り憑く。

なぜ父は幼い自分を捨てて失踪し、死んでしまったのか―。

東京と秋田で、トリカブトによる毒殺事件が発生。手口に一貫性がなく、同一犯か複数犯か絞れず捜査は難航していた。

叔母から受け継いだ町屋に一人暮らす祥子。まったく使わない奥座敷の襖が、何度閉めても開いている(「奥庭より)」。

お隣り、伊達町の副町長に、総務省から出向してきた官僚葉山怜亜が就任した。

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。

プロ野球投手として活躍していた倉沢修介は、試合中の死球事故が原因で現役を引退した。

ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。

杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に娘の死の真相を調べて欲しいという相談が持ち込まれる。

元弁護士の著者ならではの、女性弁護士が奔走する傑作本格推理! 夫の浮気相手にたいして妻が起こした損害賠償請求を受け持つことになった、弁護士の横手皐月。

新築・格安、都心に位置するという抜群の条件の瀟洒なマンションに移り住んだ哲平一家。問題は何一つないはずだった。

「弟を殺そう」―身長195cm、体重105kgという異形な巨体を持つ小学生の雷太。

大学で犯罪心理学を教える高倉は、妻と二人、一戸建てに暮らす。

とある山荘で会社経営者の妻と8歳の息子が転落死した。夫は無実を主張するも、容疑者として拘束される。

「警察官僚はいっぱいいるけど、二度も警察署長をする者なんて、そうそういないぞ」。

続発する詐欺的な訪問販売に、それとの関連が疑われる押し込み強盗殺人の真相。生活保護も受けずに餓死したまだ若い母娘の謎。

この本を読んではいけない―奇妙な警告文の挟まれた古書がオカルト雑誌の編集部に持ち込まれた。

圧倒的な密度と熱量。

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。

犯人当てゲーム“トロピカル・ミステリー・ナイト”に参加するため、南の島のリゾートホテルを訪れた臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖。

累計15万部突破の人気シリーズ、最新刊! 相手のしぐさから嘘を見破る美人取調官・楯岡絵麻が後輩の西野とともに、新たな敵に挑みます。

かつて乙霧村で、戸川稔という男によって一家五人惨殺事件が引き起こされた。

警察の警察――監察。

岩手県の太平洋岸にある小金牛村から、県庁所在地である盛岡市まで向かうには、いくつかの峠を越えなければならない。

ベータ基板が盗まれた!?ありえないほどの高得点を打ち立て続けるプレイヤー?発売後に見つかったプログラムの改竄…。

剣道少女たちの「武士道」シリーズ、6年ぶりの最新刊。 高校生活インターハイを描く『武士道エイティーン』のラストから2年。

警視庁に新設された広域捜査専任特別調査室、通称「SRO」。