奇想天外な着想と巧妙な話術を身上とする、当代一流のストーリー・テラー、ブラウンがその真価を発揮する短編集。

SF・ミステリの鬼才フレドリック・ブラウンが放つ“エド・アンド・アム・ハンター”シリーズ最後の未訳作品がついに完訳!ある日突然、探偵の伯父が消息を絶った。

わたしの仲間たちの中心的存在ともいえた友人が死んだ。病死なのか、それとも事故か殺人か。

英国ミステリ史上、ひときわ異彩を放つ重鎮ブランド。本書には、その独特の調理法にもとづく16の逸品を収めた。

二つの太陽間を8の字形の軌道を描く惑星上では、何が起こるか？　十八万年前に生まれた男から届いた手紙とは？　電力を失った20世紀文明は？　悪魔と坊やとの大決戦は？　既刊『未来世界から来た男』で絶賛を博したブラウンのSFとファンタジー、男性も女性も大人も子供も

1997年、人類は星々に対する情熱を失い、宇宙開発計画は長い中断の時期に入っていた。

共同経営者ハクストンの死は、他殺だった。

短編を書かせては当代随一の名手の代表的短編集。奇抜な着想、軽妙なプロット、論より証拠、まず読んでいただきましょう。

【名作ミステリ新訳プロジェクト】ふたりの探偵の目前にいて、しかも彼らの目にとまらなかった姿なき殺人者とは? 身代金誘拐事件に巻き込まれた保険外交員の行く末は? 金をたっぷり貯えた老人の家に猛犬がいるのを知った男の計画とは? 奇抜な発想と予想外の結末が光る短

“これから起こる殺人”を通報してきた男に翻弄され、不可能犯罪に挑む刑事を描く「死の警告」。

クリスティ、セイヤーズらと並び、四大女流ミステリ作家のひとりに数えられるアリンガム。

ふと知り合った脚本家志望の娘がピーターのアパートメントで首を吊っていた。

隅の老人の活躍！　フェンチャーチ街の謎、地下鉄の怪事件、ミス・エリオット事件、ダートムア・テラスの悲劇、ペブマーシュ殺し、リッスン・グローヴの謎、トレマーン事件、商船〈アルテミス〉号の危難、コリーニ伯爵の失踪、エアシャムの惨劇、《バーンズデール荘園》の悲劇

元祖“安楽椅子探偵"にして、もっとも著名な“シャーロック・ホームズのライバル"。

復讐の女神にみいられた亭主族の運命は？　二人の探偵の目にとまらなかった、姿なき殺人者の謎とは？　飼い主がつぎつぎと殺される、毛むくじゃらの犬の秘密とはなにか？　『まっ白な嘘』につづいて鬼才フレドリック・ブラウンが放つ第二短編集。

シカゴの路上で父を殺された18歳のエドは、おじのアンブローズと共に父親殺しの犯人を追うと決めた。

些細なスピード違反が、引っ越してきた平凡な男が、突如として日常を切り裂き恐怖に染める! 「激突!」「地球最後の男」など、ホラー、SFの名手である著者が、魅力を存分に発揮した13の物語。

高層ビルの執務室で男が死体となって見つかり直後、ニューヨークを大停電が襲う―現場にたどり着いた隻眼の探偵はさまざまな証言の中から犯人を追い詰めていく。

愉快、痛快、奇々怪々、紀要、多彩で、怪力乱舞。ようこそ、奇想ワールドへ。

平凡な何気ない日常から、小さな芽が出て、育ち、色鮮やかな花が咲く。悪夢という名の大輪が…。

刑務所長のわたしに全囚人を見せて欲しいと、前触れなく刑務所をおとずれた女性。

江戸川乱歩の造語である“奇妙な味”は、ミステリにもSFにも怪奇小説にも分類不能の、異様な読後感を残す小説を指す。

電気風呂が売りの銭湯で起きた殺人の謎を描く、デビュー作の本格ミステリ「電気風呂の怪死事件」。

医師のノートンは、海岸の遊歩道で見かけた美貌の娘に、一瞬にして心を奪われた。その名はダイアナ、あだ名は“コマドリ”。

ポオの衣鉢をつぐ幻想文学の第一人者、SFの抒情詩人ブラッドベリの名声を確立した処女短編集「闇のカーニバル」全編に、新たに五つの新作を加えた珠玉の作品集。

SFショート・ショートを書かせては、その右に出る者がない当代の鬼才ブラウンの傑作集。

小学校教師アン・ネルソンを三年ぶりに訪ねてきた母親。別れた父親が手にした遺産の話をし、毒づいて帰っていった。

大金を遺して死んだ怪しげな下宿人。

仲のいい近所同士のホームパーティは、たがいの「恋愛問題」がもつれて気まずい形でお開きとなった。

晩餐を控えたビクトリア朝の屋敷に響く荘厳なる銅鑼の音。その最中、屋敷の主人は撃ち殺された…。

凸凹コンビの迷探偵二人組が西へ東へ駆けずり回る!!!懐かしのユーモア・ミステリが今甦る。

匿名の電話の警告を無視してフリーダは婚約者の実家へ向かうが、その夜のパーティで殺人事件が起こる。

墓場から甦った復讐鬼・醗酵人間とは何者か?!醗酵人間・九里魔五郎が巻き起こす奇想天外な怪事件!

厄介な死体はどのように始末するべきか? ──壁に塗り込められた死体は両手と首を切断されていた。

男がバーで「マクジョージ」と叫び客を撃つ。が、撃たれたのはマクジョージではない?これは単なる間違いか。

73光年彼方の惑星から合衆国に飛来した怪奇な生物。

まったく何ともいいようのないうまさだった――隠れ家レストラン〈スピローズ〉で供される料理はどれもが絶品ばかり。

伝説の名アンソロジーが、ここに復活!そんなはずはない。汚職判事を尾行中の刑事たちは、片時も目を離さなかったのだ。

スコットランドヤードのウィルソン警視が検証を重ね事件の謎に迫る。

ロジャー・シェリンガムが創設した「犯罪研究会」の面面は、迷宮入り寸前の難事件に挑むことになった。

幻獣が微笑み、人外が嗤う。ページを開けば異形博物館の開館時間…。

第二次大戦後、クイーンが創刊した雑誌EQMMとその年次コンテストは、ミステリの進化に多大なる影響を与えた。