(短編集)
13のショック
- SF (392)
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スピルバーグの処女作「激突」の原作者とはこの前まで知らないでいたのが恥ずかしいです。アメリカの伝説的テレビドラマ「ミステリー·ゾーン」にもその名を観ることができますね。この作品集以前から気になってました。期待以上の出来映えで満足してます。装丁も素晴らしいですね | ||||
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ネットでたまたま短編「長距離電話」のことを知り、読みたいと思ったら、中古でしか入手できない。しかも中古の本のお値段がとても高い…。悩んだけれど、どうしても気になって、買ってみました。 最初の短編2本である「ノアの子孫」と「レミング」は、あまり自分の好みではなかったけれど、3本目の「長距離電話」は物語に引き込まれました。「人生モンタージュ」、「死の宇宙船」などもとてもよかったです。一部、日本語にすると理解が難しいのかな?という作品もありましたが、全体として、高いお金を払って中古を購入しても十分それに見合う内容でした。楽しい読書体験でした。 | ||||
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短篇集なのですが、その一つ一つが即映画の原案になりそうなアイデアで溢れています。 人生モンタージュ、天衣無縫、陰謀者の群れ、種子まく男が特に良かったと思う | ||||
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異色作家短篇集を全巻揃えて順番に読んでいるのですが、今のところ一番寒気を感じたのはこの本です。 「ノアの子孫」と「長距離電話」と「死の宇宙船」がまさにそれ。 ありふれたオチなのかもしれませんが、夜に読んだので割とひやりとしました(苦笑) | ||||
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マシスンは長篇・短篇、大量に書いているが、私は短篇の大ファンだ(正直言って長篇はあまり好きになれない)。シンプルな文体で不安・恐怖・ブラックな笑い・アイロニー、そして不条理がえぐるように表現され、オチが素晴らしい。作品が何作も映画化されたのはよくわかる。 タイトル通り13作品を集めたこの短篇集でもマシスンの名人芸をたっぷり楽しむことができる。 3頁しかない掌編「レミング」が最高だ。タイトルを見ただけでイメージが浮かぶ。しかし、行進の果てに海に入って死んでいくのが、ネズミではなく人間の群れとは! 驚愕以外の何ものでもないが、それをバカバカしいと思わせない筆の冴えが凄い。のどかな情景、のんびりした会話がまったく不自然さを感じさせない。全体が二重底になっていて、読み終わったときに本当の異常性に気づくよう構成されている。シンプルなのに深い。さすが。 「長距離電話」では、病気で寝ている一人暮らしの老女に無言電話がかかってくる。何度かかかってくるうちに向こう側で何か音がするようになり、次の電話では、かぼそく気味の悪い男の声が「モシモシ」と呼びかけてくる。それは老女の住む町の中からかかってくる“長距離電話”だった。そして最後にかかってきた電話で男が言ったのは ・・・。 ねっとりと進行する上出来のホラーで、オチが2段構えになっている。その順番を逆にしたらもっと怖かったのに! 「死の宇宙船」では、探査チームが未知の惑星で難破した宇宙船を発見するが、その船中に何と自分たちの死体が。一体自分たちは生きているのか、死んでいるのか・・・。ショッキングな導入部はちょっとわかりにくい結末へ。たぶん、彼らは気づいていない、というのがオチ?(ネタバレになっていたら御免) 「種子まく男」は、引っ越しを繰り返しながら、行く先々の周辺の家々に不信と敵意の種を植え付け、コミュニティを崩壊させていく悪魔のような男が主人公。といっても、庶民的でしょぼい、小さな陰謀をテンポよく張り巡らせていくだけなので、コミカルな味も楽しめる。 | ||||
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