壁抜け男
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おもしろかった。 現実離れしていますが、さすが、フランス的!お洒落な感じで、情緒があるお話ばかりでした。 | ||||
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あるフランス文学の小冊子にここで取り上げている『壁抜け男』という作品を紹介していた。分量もそれほどあるわけではないたため、購入し読んでみることとした。短編集みたいだ。 基本的に各々の作品において共通しているのは、主人公が超自然的な力を持っていることであろう。壁を通り抜ける力を持っていたり、幼児化したり、二日に一度しか生きられなかったり。それがこの作者の最大の特徴みたいで、それが描かれるのが醍醐味といったところだろう。基本的に文学らしく各作品あまり幸福とは言えない結末を迎え、カフカっぽい不条理が描かれるといえば描かれる。 私はこの作家の作品をそこまで大したものとは思わない。少なくとも天才的ではない。超能力を持っていることを別とすれば、その展開は才能がそれなりにあれば書けるものであり、超自然的なものもオンリーワン的な要素というわけではない。それでも一定以上の面白さはあり、私は読んで決して退屈はしなかった。是が非でも読まなければならない作品として推薦するつもりはないが、短いこともあり読んで時間の無駄にはならない。 読んで振り返ってみて、印象に残りもう一度読みたいと思った作品は『壁抜け男』『変身』『死んでいる時間』の三つといったところか。『死んでいる時間』が特に好きだ。 | ||||
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日常+ワクワクの創造=エイメ。 個人的には「壁ぬけ~」よりも「7里のブーツ」の最後の一文に沢山の愛が詰まっている様で、大好きです。 この本に収録されている物語は、全てにエイメの優しさが出ている気がしています。 読み易い翻訳だと思います。 | ||||
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マルセル・エイメは好きな作家ですし、翻訳者によって印象がかなり変わるので、角川文庫版と異色作家シリーズと両方を読んでいます。 というより、タイトルが同じだけで収録作も翻訳も全く違うのに、通常のハードカバーの文庫化のようにひとまとめになっているのは何故でしょうか?それだけ日本の読者の興味が薄いのだとしたら残念です。 表題作に関して言うと、翻訳はどちらが良い悪いというわけではなく味わいが違うので、好みによると思います。異色作家シリーズは古さはあるけれど名調子、角川文庫版はさりげなく現代的、私個人は角川文庫版に共感しました。 ただ、もっと重要な点として、確か異色作家シリーズは抄訳か、さもなければ短縮版だったと記憶しているのです。どちらの作品集でもやはり白眉の珠玉作ですので、異色作家シリーズから読まれた方は機会があればぜひ文庫版と読み比べてみることをお薦めします。 この作品のようにナイーブなようでいてどこか人の悪い印象のあるエイメの作品は、子供向けも含めて現在では新刊入手できない良作がたくさんあります。Kindle版だけでもいいのでぜひ復刊していただきたいです。 | ||||
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短編集です。 壁抜け男は、日本でミュージカルにもなってましたね。好きでした。 実際は、15ページくらいです。 う〜ん・・・ファンタジーなのか、ホラーなのか、なんだか難しかった。 難しいし、頭使うような内容もあるけど、でも、おもしろい。 翻訳も難しかったんじゃないでしょうか・・・? | ||||
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