炎のなかの絵
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ロアルド・ダールと双璧だと思ってました。 なんだか両者の格差が広がる一方です…。 私はコリアの方が好き。 | ||||
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異色作家ジョン・コリアの短篇集。 訳者あとがきにある通り、短めの物が多く、その分カタルシスに欠けると言わざるをえない物もありますし、どうでもいい話しもありはしますが、流石異色作家だけあって読んで損のない物もあります。 特に、有名な「クリスマスに帰る」はその緩急のつけかた、残酷さで長く記憶に残る短篇になっております。この一篇を読むためだけでも本書を手に取る価値があると思います。 異色作家の面目躍如の短篇集。機会があったら是非。 | ||||
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こんなもんになんの感想もあるかよ。 | ||||
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ほのぼのしたタイトルとは裏腹に、ブラックでシニカルな作品が多かったです。 まるでイギリスの映画を見ているような気分でした。(作者はイギリス人) 「ささやかな記念品」とか「マドモアゼル・キキ」とか児童文学っぽい可愛らしいタイトルなのに実は・・・っていう具合です。 同じ後味悪い系でも、イギリスとアメリカだとやっぱり微妙に違う感じがするんですよね。 イギリスの方がひねっているというか・・・日常の中にさりげなく黒さを混ぜてくるような。 それにしてもノミが主役というお話は初めてだったのでなかなか新鮮でした! | ||||
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本書には、常に人間は悪い生き物なんだと言う性悪説に立っているのかと思える程の悪意に満ち満ちた20編が納められています。当然、読後感がすっきりとする作品は少なく、むしろ後味が悪いだろうなと最初から覚悟して読む方が良いでしょう。これほどブラック・ユーモアを極めた作風も珍しく、必然的に体質に合わない方もおられると思いますが、それでも世間に迎合せず頑なに自分の道を固持する職人気質のコリア氏の芸風はファンにとっては貴重な宝石と言えるでしょう。 『記念日の贈物』『クリスマスに帰る』『旧友』『カード占い』『保険のかけ過ぎ』『死の天使』『死者の悪口を言うな』は、何れも夫婦間の揉め事の話で、最後までどちらが笑うのか、さだかでありません。本当に笑っているのは悪魔というのが真相でしょう。ラストの『少女』は青年が少女を森に連れて行こうと母親に別れを告げる話です。グッドバイ♪さようなら。人間の想像力次第で如何様にも読み取れる技巧の冴えた一篇です。 彼の描く世界に於いては、正義が必ず勝つとは限りません。場合によっては、胸が悪くなって、胃がもたれるかも知れませんが(河豚の毒というのも御座いましたね。)、どうぞ覚悟の上で絶品料理のフルコースをご賞味下さい。 | ||||
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