(短編集)
運命のボタン
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いつ読んでも面白い。 | ||||
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1951~70年に書かれた短編を13篇収録している。後世に多大な影響を与えた人だ。 もちろん好きな作家だが、短編が主体なのでダブリが多いのが困る。 本書も『四角い墓場』がダブった。映画公開時に「リアル・スティール」というタイトルの短編集がハヤカワと角川から出た。 同じ書名だが、中身が違うらしい。ハヤカワは読んだ。角川も買おう。ああ、またダブる。 表題作は「このスイッチを押せば大金が入ります。ただし、世界のどこかで知らない人がひとり死にます」と装置を渡される。 魅了される前ふりだが、オチがひどい。 『魔女戦線』超能力少女を兵器として使う。「で、それから?」というところで終わる。 『チャンネル・ゼロ』取調室の録音を再現したという趣向だ。ユニークな20世紀的怪談である。かなり気に入った。 『戸口に立つ少女』薄気味悪い雰囲気が徐々に増していき、戦慄の結末を迎える。 根っこはシンプルで古風な恐怖譚だが、演出と表現が卓越している。 『帰還』時間旅行ホラー。ううん、理にかなってるのかなあ。怖くて切ない。 『声なき叫び』テレパシーを使える少年が、普通の教育で個性を圧殺される。 「ミステリーゾーン」に採用されたと書いてあるが、こんな話あったか? 『二万フィートの悪夢』これは見たばかりだ。映像向けに書いたのだろう。 あっけなくて物足りない話もあるが、独特の雰囲気に引き込まれた。 | ||||
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商品はともかく、届いて1週間たつのにまだ配送中とはこれいかに。 | ||||
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『アイアムレジェンド』が衝撃的に面白かったので手を伸ばした短編集、だったのだが、うーん……。 表題作の『運命のボタン』は面白かったが、それ以外はどうだろう……。これといって目立って面白い作品はなかったかな。 | ||||
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キャメロン・ディアス主演で、「そのボタンを押せば100万ドルが手に入るが、どこかで知らない誰かが死ぬ」ボタンをめぐる葛藤を描いた表題作「運命のボタン」、ヒュー・ジャックマン主演の「ロボット同士がボクシングを行う」近未来を描いた「四角い墓場」等を収録した短篇集。 両作とも映画化にあたっては大幅に内容を変更されていますが、そのストーリーで引っ張る面白さは変わりません。 マシスンは文章で見せるタイプというよりも、そのストーリー展開で読者を引き込むタイプで、だからこそ映画化される作品も多いのだと思います。 全編に漂うのはある種の皮肉と「運命」。 とくに運命についてはマシスン全作品に通じるテーマのようで、運命に翻弄される人、運命に抗う人、それぞれの姿が描かれます。 「四角い墓場」においては、主人公はロボットを使ったボクシングの試合で生計をたてる男が主役。 向こう見ずで計画性がなく、そのため負け続きでロボットも旧型、という負の連鎖に陥っています。 起死回生をかけて試合に望みますが頼みの綱のロボットは故障し、やむなく自分がロボットとすり替わって戦う、というストーリー。 一方、これの映画版「リアル・スティール」では、うだつのあがらない「負け組」ロボット使いであるところは同じまでも、別れた妻との間に出来た(しかしずっと会っていなかった)子どもとの再開、そして子どもに励まされながらもポンコツロボットとともに世界の頂点を目指す、という復活のストーリー。 両者に相違はありますが、不思議と読み終えたとき、観終わったときの印象が似ています。 マシスンの映画をすでに見たことがある人は、原作と読み比べてみるのも面白いのではないでしょうか。 | ||||
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