傭兵経験のある桧垣耀二は、除隊後の事業に失敗し、鬱々とした日々を送っていた。

エベレスト山頂近くにアメリカの人工衛星が墜落!雪崩に襲われた登山家の真木郷司は九死に一生を得るが、親友のフランス人が行方不明に。

恋人の命を奪ったK2。男は過去に立ち向かうため、この山へ還ってきた。

伝説の名船長・柚木静一郎は最後の航海を迎えていた。横浜への帰路を襲った海賊の罠。

“光の山”が人生を奇跡に変えた!決死の生還を果たした男を待っていた思いもかけぬ殺人容疑―NZ随一の名峰アスパイアリングに鎮魂と再生への祈りが谺する。

見渡す限りの砂塵。傍らの突撃銃と残骸になった軍用ヘリ。

警視庁組織犯罪対策部の刑事・秋川は、自殺とされた旧友の死に不審を覚える。

陸上自衛隊輸送トラック襲撃、連続過激派殺害。

入江、北本、本郷の警視庁人事一課監察係の3人は、仕手集団が絡んだ株のインサイダー取引疑惑を調べていた。

城東署の強行犯係長・葛木が加わる殺人事件の捜査本部に、警視庁捜査一課からキャリア管理官の一人息子・俊史が着任した。

神奈川県瀬谷区の山林で、白骨化した死体が発見された。死体は、十年前に都内で失踪した右翼の大物。

落としのプロと呼ばれた刑事・樫村は、マネロン室に異動になる。そこは、捜査手段もキャリアも異なる寄せ集め刑事の巣窟だった。

桐村彬は、南極で物資輸送に携わるパイロットだ。チリ有数の富豪である日系実業家シラセが南極基地で負傷。

元刑事で、今はしがない私立探偵である茜沢圭は、末期癌に冒された老人から、35年前に生き別れになった息子を捜し出すよう依頼される。

本郷岳志は、私立探偵を経て、特別捜査官として警視庁に入庁した変り種。

有村礼次郎という資産家老人が失踪した。

警視庁捜査一課殺人犯捜査六係から、特別捜査係に異動した鷺沼は、継続捜査の任に着く。

警察組織の腐りきった体質は外からじゃ治せない。なかにいるおれたちじゃないとできない仕事だ。

一人の会社員が巨大組織の陰謀に立ち向かう!ソフト開発会社員・石黒悠太は、目の前で変死を遂げた友人から、1枚のディスクを託された。

警視庁捜査一課の敏腕刑事だった江波淳史は、取り調べ中に容疑者が自殺したことで青梅警察署水根駐在所所長へと左遷された。

武器商人戸崎は、盟友の娘ジャンヌに突然銃口を向けられた。

大物政治家の汚職事件の闇を追え! 担当刑事に仕掛けられた卑劣な罠とは! ? おれたちは決して巨悪を逃さない! 汚職(サンズイ)事件担当の警視庁捜査二課刑事・園崎省吾は、ある大物政治家のあっせん収賄容疑を追っていた。

警視庁捜査一課から青梅警察署水根駐在所所長へ。取り調べ中に容疑者が服毒自殺したことで左遷された警部補、江波淳史。

リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。

六本木のコンプレックスビルで開催される国際映画祭。

国内有数の仮想通貨取引所に、資金洗浄の疑いが持ち上がる。

警視庁捜査一課で継続捜査を担当する鷺沼は、捜査二課からの情報をもとに“パチンコ・パチスロ業界のドン”と呼ばれる飛田を訪ねる。

探偵事務所を開いている「俺」のもとを訪れるのは、やくざと、やくざよりタチの悪い悪徳刑事ばかり。

風間健介は急逝した父の遺志を継ぎ、広告カメラマンから山岳写真家へと転身した。

十年前の死体遺棄事件を追っていた鷺沼が暴漢に刺された。

どこか抜けていてにくめない極道たちに囲まれて、今日も探偵稼業は綱渡り。

哀しき人、公園の池に沈めたのは…。娘を失った男、母に捨てられた少女。

江東区亀戸の空き家で完全に白骨

川崎で起きた殺人事件の現場に遺されたDNAが指し示すのは、十八年前に代官山で起きたカフェ店員殺人事件の“冤罪”の可能性……。

大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。

北海道大沼で雪の中から、平田の射殺体が発見された。

警察庁警備局警備企画課の情報分析室「ゼロ」の研修から戻った倉島警部補に下った新たなミッション。

マンションで転落死と思われる男性の死体が発見された。死亡した男は、大物政治家が絡む贈収賄事件の重要参考人だった。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

特殊班に配属されたばかりの同期の女刑事が、立てこもり事件で人質の身代わりとなって拉致された。

三年前に新宿で起きた傷害致死事件の容疑で内偵を進めていた男がマンションの一室で死体となって発見された。

生活安全部の現職警部補が轢き殺された。轢いたのは上司の車だが、事件の二日前に盗難に遭っていたという。

ストーカーにつきまとわれていた女性が山中で死体となって発見される。

刑事に王道なし。

ブラック企業として知られるハウスメーカー社長の娘が殺害された、二年前の事件。

「あの事件の日」から、すべては始まった―。

新宿署の刑事・鮫島は、捜査中に北新宿のヤミ民泊で男の銃殺死体を発見した。

沖縄の互助組織、模合。

フリーライター深沢章人の兄が自殺して六年後、彼のもとをひとりの弁護士が訪れる。

東京・池袋で男の刺殺体が発見された。警視庁池袋署刑事課長の本宮は、捜査の過程で捜査一課長からある密旨を受ける。

「十五年前の通り魔殺人事件の犯人を知っている。直接会って話したい」。

笹本稜平、不滅の山岳小説！　 高みへの一歩一歩が孤高の青年を成長させていく――。

車爆発事件が勃発。警視庁刑事部と合同で捜査する公安部が強引に拘束した男には、アリバイがあった。

視聴率が低迷し始めたTBNの報道番組『ニュースイレブン』。

「蒲田署内で拳銃自殺だ」。遺体は強姦痴漢事件の犯人を追いつめていた腕利きの巡査部長。

浅草東署に配属された新海悟。小規模署ながら、やり手が集うと言われる署だったが、出会う人々は一癖も二癖もある難物ばかり。