亡霊の姿を見てその声を聞くことができる特殊能力を持つ女性グウェン。

生涯の伴侶を得て、幸せいっぱいのシャンディ教授をあらたな騒動が襲う。

豆博物館の館長が殺された。凶器は博物館に展示されていた骨董品のデリンジャー。

もうすぐクリスマス!ジェーンはあわてふためいていた。

海外出張中の夫マックスの留守を預かるセーラのもとに、因縁深き美術館でまたも人死にが起きたとの報がはいる。

ど、どうしてそうなるんだ。シャンディ教授はうめいた。

農業大学があることくらいが特徴の田舎町バラクラヴァに、今年もクリスマスがやってきた。

不注意から足を骨折してしまったジェーンは、松葉杖片手にガーデニング講習会の講師襲撃事件を親友シェリイと調べつつ、講習会にも参加することに。

ジェーンはためいきをついた。

「ドイツの王女のお世話をせよ」と、英国王妃からまたもや無理難題を言い渡された公爵令嬢ジョージー。

セーラが陣頭指揮をとったマックスの甥の野外結婚式は好天にも恵まれ、問題なく終わった。

猛暑のロンドンを訪れる貴族は少なく、ジョージーのメイド仕事は減激。

家の裏の原っぱで映画の撮映が始まった!主演女優は厄病神と噂の高いリネット・ハーウェル。

英国王室を代表し、ルーマニア王家の結婚式に参列することになった公爵令嬢のジョージー。

古いお屋敷の改装を手伝うこととなったジェーンとシェリイ。

風にたなびくリボン、あふれる薔薇。閑静な森は美しく輝き、まるで魔法をかけられたかのよう。

クリスマス・ソングが流れ、宝石のように煌めくマンハッタンの街、この激戦区で老舗コーヒーハウスを切り盛りするクレアは、今年はクリスマス特製クッキーの甘い香りで道行く人々を誘惑する作戦を立てた。

英国王妃のコレクションから、貴重な「嗅ぎ煙草入れ」が盗まれた。

秋風だつバラクラヴァ。早朝から床みがきをしていたローマックス夫人は、猫のエドモンドがくわえてきたものを見て仰天した。

「ユンヨン」「アントチーノ」「ボンボン」―そんな誰も聞いたことのないコーヒーを注文しては、バリスタたちを困らせる客がビレッジブレンドに現われた。

ジェーンの朝は、三人の子供たちを起こして回ることから始まる。平凡な一日？　でも今日はいつもと様子が違う。

第二次大戦下、首相官邸でチャーチル首相の秘書として勤務することになったマギー・ホープ。

わずか四週間で結婚式を挙げることになったデレインのお相手は、地元で指折りの敏腕弁護士。

「蠅がいない。蠅抜きでどうして、中世のギルドが運営できるんだ。

作家や関係者が集まるミステリ大会に参加したジェーンとシェリイ。

静かな田舎の村にこんこんと湧き出る泉。これに目をつけたのが、新進気鋭のミネラルウォーター会社だった。

実直な建築家が住むフラットの浴室に、ある朝見知らぬ男の死体が出現した。

今年もクリスマスがやってきた。各種催し物の開催を初め、用事は山盛り。

便利屋のティムが姿を消した。町じゅうの家に出入りし、みんなから愛されていた彼の死体を発見したのはスザンヌ。

ピーター・ウィムジイ卿の兄ジェラルドが殺人容疑で逮捕された。しかも、被害者は妹メアリの婚約者だという。

ニューヨークの老舗コーヒーハウス“ビレッジブレンド”を切り盛りするクレアは、新たにフード・トラック・ビジネスに乗り出した。

大学を飛び級で卒業し、若き天才外科医として働くエリー。

エリザベス王女をナチスの手から守るため、表向きは数学教師としてウィンザー城に赴いた赤毛の才媛マギー。

善人だが刑事の才能はない主人ウィザースプーン警部補のため、こっそり事件を解決してきた家政婦ジェフリーズ夫人と屋敷の使用人たち。

無類の善人だが捜査能力は皆無の警官である主人を助けるべく、家政婦ジェフリーズ夫人以下屋敷の使用人一同が秘かに探偵団を結成!?　ヴィクトリア朝痛快ミステリ新シリーズ。

クリスマスに催したクッキー交換パーティに感心したという新婦の願いで、結婚式のプランニングをすることになったジェーン。

あの親友シェリイが、今度ばかりは気もそぞろだった。

サンゴ礁と魚たちが織りなす美しい水中庭園―セオドシアが水族館の巨大水槽をうっとりと眺めていると、目の前の水中で必死にもがく男性の姿が、あれは元恋人パーカー!?懸命の救助も間に合わず、彼はその場で絶命した。

まじめで几帳面なパトリシア・アンは料理も菓子作りもお手のもの。

裁判官による説示。被告人ハリエット・ヴェインは恋人の態度に激昂、袂を分かった。

デリカテッセンの開店記念パーティの最中に、倉庫で弁護士がハム用ラックの下敷きになって死んでいるのが見つかった。

ルーシーは少女時代の夏を過ごした町を十三年ぶりに訪れた。

遙か遠い地中海の島キプロスに、一人降り立ったアガサ。

豪華クリスマスツリーに煌びやかな飾り、そして巨大なお菓子の家―ホワイトハウスが最も輝く季節が今年もやってくる!オープニング・セレモニーでは、全米の子どもたちが焼いたクリスマスクッキーが展示されることに。

騒々しかった休戦記念日の晩、ピーター卿はベローナ・クラブを訪れた。

大伯父の誕生日を祝うべくマドック達は英国ウェールズを訪ねた。

夜の八時少し過ぎ、スザンヌがいつものようにベッドに入って眠りかけた頃。

ティンカーズコーヴにカジノ建設!?　賛否両論が飛び交うなか、ついに殺人が。

お菓子探偵ハンナ・シリーズ、驚愕の第16弾! むしむしした暑さが続く6月。

「マックス!鱈を失くしちまった!」ジェム伯父がわめいた。

娘とゲストハウスを開業しようと買った築百年のお屋敷には、なんと前のオーナーの無愛想な女性と気弱な男の私立探偵の幽霊が憑りついていて……。

初雪が積もり、小さな町はあらゆるものに甘いアイシングがかかったように真っ白。

親友スーの娘が大富豪と結婚することになった。

母親業に週刊新聞の臨時記者、加えて図書館の理事まで引き受けてしまったルーシー。

2月の“クッキー・ジャー”はイベントつづきで大忙し。けれども、目下ハンナを悩ませていること。