魔術の殺人
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
魔術の殺人の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク
魔術の殺人の総合評価:
7.00/10点 レビュー 14件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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Kindleの「メモとハイライト」「栞」機能……×(章名なし)
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Kindleのページ表記……〇(あり)
この邦題は、米国版のMurder with Mirrorsに準じたものだろうが、英題と同様に、舞台のマジシャンが鏡を使って観客を欺くところからきていると思われる。
ならば、日本語の語感から云って、魔術ではなく『奇術の殺人』とすべきだったろう。
あるいは、『手品の殺人』――とするのは安っぽくなってしまうが、『マジックの殺人』あるいは『マジシャンの殺人』でも、本題名よりはよかった。
舞台と配役が、犯罪者となるハードルが低い大勢の少年たちを脇に置いて、やや不穏な重苦しさを感じさせる邸宅の立地と、そこに集う関係の多少複雑な準家族を扱っていることもあって、この邦題にも多少は引っ張られたのだろうか、霜月蒼はクリスティには珍しく、横溝的おどろおどろしさも感じると書いていたような。【注1】
読み始めると、やはりクリスティ的に明るくて、横溝正史の岡山もののような雰囲気はなにも感じなかったwので、やはり誤解を与えないように、オカルトではなくマジックを喚起させる題名にすべきだったと思う。
題名に拘ってしまうのは、この『奇術の殺人/鏡を使ってそれをする』というのも一種のレッドへリングになっているからだ。ミス・マープルが気づいて関係者に説明するために援用するもの、それは著者が大好きなアレである。
解決に至るまでに三件の殺人が発生するが、驚くべきことに、終盤の二人が死んだ事件は謎として吟味されず、この推理小説は最初の事件のみのワンイシューでできている。
【注1】ドラマや映画の演出はともかく、横溝正史の原作小説自体にそれほどおどろおどろしさはないw