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マッチマッチ さんのレビュー一覧
マッチマッチさんのページへレビュー数315件
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この方の作品はどれも読み易くてお手軽です。
あと腐れもなく、楽しめます。 この小説もまさにその通り。 ただし、「空飛ぶタイヤ」や例の「半沢シリーズ」と比べると、悪をとっちめたという爽快感はやや不足している。 もうちょっと懲らしめた方が、スッキリしたでしょう。 |
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この方の作品は、悪寒に続いて2作目です。
一気読みしてしまいました。 悪寒とは異なり二転三転するわけではありませんが、引き込まれます。 主人公の単純さというか、ふがいなさにイライラするのですが、そういう男性のひ弱さを表現するのが、この作者意図するところでしょう。悪寒の時も、感じました。 ただ、最後のオチとしては、やや物足りなさを感じています。 もう少し爽快感を出して欲しかった。 あの程度の罰では、代償にはならないでしょう。 |
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
ネタバレを表示する
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この作者の作品は3冊めだが、やはり若い方向けかな。
当方のような年配者には少し退屈であった。 現代若者の感覚や心理の描写は上手ですね。 幻想的と言えば幻想的かもしれません。 女子高生が手にすると最高の一冊になりそう。 |
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あまり大きな山も無く、淡々とストーリーが展開して、いつの間にかエンドを迎えた感じでした。
よって、一気読みさせるような緊迫感は余りなく、チョコチョコと日を分けて読み進めたという結果になりました。 本小説がシリーズ物で、検証捜査に続いているらしいことを後書きから知ったので、そちらから読み始めれば、また感想も違っていたかもしれません。 |
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ミステリーでも何でもないが、面白く読めた。
楽天的で軽薄で、そしてファンタジックに夢見るスケベな定年間近の男の物語。 文庫本として結構ページは多いけど、展開は速く、あっという間に読み終わり、そして男の結末も予想通り終焉した。 読んでも何も残らないが、この男の滑稽さをコメディ本と思って読むと、時間つぶしには持って来いである。 |
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ミステリー小説でもエンターテインメント小説でもありませんので、それを理解して読まれることをお勧めいたします。
バレエという芸術に絡む人間群像です。 この手の小説は余り当方は読まないので、評価しようがありません。 ということで、何も考えずちょうど中間の5ポイントにしました。 取りあえず、手にしたので最後まで読みました。 くれぐれもミステリー小説と期待して、読まないようにしましょう。 |
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ランキング上位に入っていたので、手にしました。
タイトルからして、サイコ・ホラー系の要素があるのかなと思っていましたが、全くそうではない。 実に構成がよく、上出来。登場人物の心理描写も面白い。 ギャグも効いている。また、本書後半からの驚くような展開。 久し振りに一気読みできました。 著者の作品は初めて読んだんだけど、これ本当に著者の1作目なの?レベル高いなぁと感心しました。 ラストのラストに新たな獲物?を見つけたようで、「ハサミ男再び!」とかいう続編読みたいなぁ。 |
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ランキングの評価が高いので手にしました。
スピード感もあり、かなり面白かったです。 誘拐を成立させるトリックの現実性を論ずるより、ストーリーを楽しみたい一冊でした。 主人公の父親の無念さが、この小説の根幹にあり、そういう面で単なる謎解き小説で無かったのが良かったです。 |
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ランキングの上位に入っていたので、事前情報なしに読み進めてみた。
著者の作品は初めて読み、そのスタイルも全く知らないので、そういう意味では新鮮であった。 本書の中盤までは、全くどういう展開が今後起こるのか予想できず、グダグダとある種の恋愛小説を読んでいるような感覚であった。 しかし、今後何らかの大きな変化が起こるであろうと期待できたので、そういう面での期待感・ワクワク感は感じられた。 中盤以降は展開が速い。 スピード感を持って、読み進めることができる。ただし、その事件の内容・展開・結末についてはさほどの驚きはない。 それより、事の顛末のこじつけが少々くどくて面倒。 ありがちなパターンということで並である。 |
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ランキングの上位に入っていたので、読んでみました。
結構古い本だったのですね。 コミカルでスピード感もあり結構楽しめました。 シリアスで緻密な描写を好む方には合わないと思いますが、気楽に車中にでも読むのには、お手頃の一冊と思います。 |
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歴史エンターテイメント小説でしょうか。
「熱源」直木賞受賞ということで、手にしてみました。 しっかり、書き込まれたという感じがして、好感が持てます。 漢文の書き下し文が多いので、前半はややスピード感に欠けるきらいもありますが、中盤からテンポよく読み進めることが出来ました。 朝鮮人の少年の成長がグッと来ますね。 ラストは史実に沿った内容で、大きな驚きはありませんが、気持ちよく終わることが出来ます。 差別・偏見ということを考えさせる社会派小説と捉えることが出来る小説かもしれません。 |
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社会派小説でかつ警察小説。
当方の好みにピッタリです。 事件のディテールでもう少し緻密な記述が欲しいし、最後の結末までの運び方も今一つ緊迫感に欠けるきらいがあるが、内容がいいですね。 著者の作品は初めて読みましたが他の作品も読んでみたいと思わせる良書です。 |
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グダグダと何回も同じような話が進む。
正直つまらないです。 基本的にこの手の小説は当方には向かないのかもしれない。 |
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シリーズ4作目です。
相変わらず、このシリーズは肩肘張らずにテンポ良く気楽に読めます。 暗く深刻な内容では無いので、暇潰しにはもってこいです。 ただ、この著者の得意とする最後の驚くようなどんでん返しは、今回ちょっと不発のようでした。そういう面では若干評価が低くなってしまいました。 次回作に期待したいところですが、果たして主人公にピッタリの素材は、何か残っているのでしょうか… |
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短編5話でまとめられています。
2話・3話は良かったですね。 5話でもっと感動を味わえたら、評価を8~9にしたかったのですが、今一歩亮子と紗代の対応に納得がいかない。 そこが残念でした。 でも相対的には、私の好みの本になります。 横山秀夫氏の短編集に通ずるところがありますが、切れ味の良さで微妙に弱いかなぁ。 |
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最後までつかみどころが無い、捉えどころが無い、読むのに苦労した一冊でした。
❮螺旋プロジェクト❯という作品群の最終巻です。 たまたま読んだ伊坂氏の「シーソーモンスター」という本が面白かったので、この本に登場した「壁」が最終巻でどうなるのか気になり、手に取りました。 私の読解力の無さかもしれませんが、正直、最初から最後まで付いていけません。 登場人物も多いし、場面もコロコロ変わる。 かと言って、ワクワクして読むようなスリル感は全くなく、ラストも予想された通りの結果で驚きも全くない。 これが❮螺旋プロジェクト❯最後の1巻なんだと知り、本当にガッカリです。 |
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あの有名な積水ハウスの地面師グループによる詐欺事件が素材になった小説ですね。
積水ハウスが石洋ハウス、主犯の内田マイクが山中ハリソン、という設定ですが、取材や調査が甘い感じで内容が浅いです。 登場人物はそれほど多くは無いので、読むに当たっての混乱はありません。読みやすいです。 しかし、その分、登場人物の人格や生い立ちなどもっと緻密に描いて欲しかった。 あくまでも、実際の事件を素材にしただけだから、フィクションらしく泥々にネチネチと加害者と被害者の心理を描写して欲しい。 登場した刑事もおまけのような扱いで、あっけなく加害者の一人に辿り着いてしまった。 ラストもこれで終わり?と呆気ない。 ヒリヒリ感無く終わってしまった。 素材が良かっただけに残念です。 |
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