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水生 さんのレビュー一覧
水生さんのページへレビュー数401件
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「また買ってしまった──。」の書き出しから始まる7篇の幻想奇譚。現代を舞台にしているのにどこかレトロな文章と幻想的な世界観が見事に組み合わさっていて面白かったです。個人的ベストは『こちらX探偵局/怪人幽鬼博士の巻』です。
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「意地悪な食卓」から連なる、「食」をテーマにしたホラー短編集。想像していた内容よりも前向きな結末のものが多かったように思いました。「料理講座」が個人的ベストです。
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館ミステリのようでもあり旅情ミステリのようでもある。二重底の劇的な結末が痛快だった。
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会話のテンポがいい。全話との微妙なリンクの仕方も面白い。「僕の舟」が個人的ベストです。
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久々の赤川次郎。スケールの大きい真相と切ない結末が印象的。
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「教育問題」・「数学の魅力」というストーリーを支配するテーマがあり、事件のwhoとwhyを先に示し、数学的知識を用いて、敵側から提示された謎を推理する。社会派推理小説と本格パズラー小説を同時に成立させていて面白かった。個人的ベストは「悪魔との約束」です。
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青崎有吾さん初の日常の謎短編集。「針宮理恵子のサードインパクト」・「その花瓶にご注意を」が個人的ベストです。
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超常現象に対して、人為的なものがである可能性がすべて排除されれば、その原因を人外のものとしてその法則や発生機序を推理していくオカルト+本格ミステリ。個人的ベストは「一歩ずつ進む」と「ナナカマド」ですです。
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F・W・クロフツ初読了。地道に、そして着実にwho/why/howが解明されていく展開には爽快な読後感がある。
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汀こるものさん初読了。和風ファンタジー&青春コメディー。個々のキャラクターが立っている(史郎坊さんが好きなキャラクター)と感じた。マニアックなサブカルチャーネタの中に風刺のきいたブラックジョークが混ざるのも面白い。
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良い意味で米澤穂信さんっぽくない短編集。個人的ベストは「夜警」と「関守」です。
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前2作とはがらりと雰囲気を変えたストーリー。レオの造形は「死神の精度」の千葉と「パーフェクト・ブルー」を連想させる。「死生観」の物語としても、変則「安楽椅子探偵」小説としても面白かった。クライマックスでの戦闘シーン(過去2作に比べると抑え気味)は知念さんの定番シーンとなっている。
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泡坂妻夫さん初読了。「掘出された童話」が個人的ベストです。
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事件に対する思いや姿勢は異なっていても、解決に向かおうとする姿勢は共通している。ラストのカーチェイス辺りから、全貌が明らかになってくるのが良かった。
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使われている漢字などは当時の物だが内容は古さを感じさせない。日常の謎短編集ではあるが殺人事件が起こる話もある。穏やかで流麗な文章で謎と解決が綴られている。「指輪」が個人的ベストです。
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山田正紀作品初読了。最終章の仕掛けは感動的。それ以前の連作の中では、時代背景と動機が特に結びついている様に感じられた『人喰い谷』がベスト作品。『人喰い倉』は最終章の前と後ではイメージが変わってくるのが印象的だった。
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「華やかな野獣」・「暗闇の中の猫」「睡れる花嫁」の全3編。「女傑」をコンセプトにした話で統一されている。等々力警部初対面の事件が描かれた話もある。
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東川篤哉がトリック派のユーモア本格の書き手なら、滝田務雄はロジック派のユーモア本格の書き手であると思う。個人的ベストは表題作と「偶像は落ちた偶像に落ちた」です。
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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古野まほろ3冊目。これが有名な多国語ルビを多用する文章、慣れるまでにかなり時間を要したが慣れると序盤ほどの読み辛さはなくなった。探偵小説→青春小説→探偵小説→伝奇小説...超展開に読了後は茫然となってしまったが中~後半の推理合戦の臨場感は楽しめた。
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併録の「蝙蝠と蛞蝓」が良かった。
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