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水生 さんのレビュー一覧

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レビュー数7

全7件 1~7 1/1ページ

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No.7:
(4pt)

猫たちの聖夜の感想

猫探偵が殺猫事件の謎解きをするドイツミステリ。主人公(猫)の飼い主グスタフに対する辛辣な語り口と、鼠の世界征服論を唱える場面が笑えた
猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)
アキフ・ピリンチ猫たちの聖夜 についてのレビュー
No.6:
(4pt)

黒死館殺人事件の感想

日本四大ミステリとしては2作目の読了。事件そのものはシンプルなのに膨大な衒学趣味によって主客転倒の様相を呈している。「グリーン家殺人事件」や「翼ある闇」のネタ元探しの点では面白かった。
黒死館殺人事件 (河出文庫)
小栗虫太郎黒死館殺人事件 についてのレビュー
No.5:
(4pt)

偶像崇拝殺人事件の感想

大貫警部(四字熟語)シリーズ久々の読了。個人的ベストは「殺人未遂殺人事件」です。
偶像崇拝殺人事件 (講談社文庫)
赤川次郎偶像崇拝殺人事件 についてのレビュー
No.4:
(4pt)

スノーホワイト 名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つの感想

森川智喜さん初読了。ロジックとファンタジーの融合。麻耶雄嵩「さよなら神様」や東川篤哉「魔法使いは完全犯罪の夢をみるか?」と似た趣向をイメージしてましたが、第一部は鏡の能力を読者に説明させる安楽椅子探偵形式、第二部はクライムサスペンスといった印象で、第一部が正直な所、期待してたより地味な印象を受けました。読者に解かせる「謎」はあまり多くはないものの、暗号のくだりは感嘆させられました。
スノーホワイト (講談社文庫)
No.3:
(4pt)

豆の上で眠るの感想

綿密なプロットや心理・思考の描写は他の湊作品と比べて遜色はないものの、登場人物の動きの不自然さが目立っていて今まで読んだ中ではあまり好みに合いませんでした。
豆の上で眠る
湊かなえ豆の上で眠る についてのレビュー
No.2:
(4pt)

明智小五郎対金田一耕助の感想

国内外の古典ミステリのパスティーシュ作品集(一部例外あり)。その作品を知らないために、あまり面白味を感じなかった作品があったのが勿体なく思う。個人的ベストは表題作と「探偵映画の夜」です。
明智小五郎対金田一耕助 (創元推理文庫)
芦辺拓明智小五郎対金田一耕助 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

双孔堂の殺人 ~Double Torus~の感想

ガリレオ先生が館シリーズの事件に巻き込まれたらこんな感じだろうか。十和田さんのキャラは好きなだけに、前回よりも推理パートの内容が分かり辛く感じてしまったのが難点。次回に期待、
双孔堂の殺人 ~Double Torus~ (講談社文庫)
周木律双孔堂の殺人 ~Double Torus~ についてのレビュー