猫たちの聖夜



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初公開日(参考)1994年05月
分類

長編小説

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猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)

1997年10月31日 猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)

頭がよくてちょっと生意気な雄猫フランシスは、頼りにならない飼い主のグスタフとともに古ぼけたアパートに引っ越してきた。ところが、そこで待ち受けていたのは無残に殺された猫の死体だった。近所を縄張りとする猫“青髭”の話では、猫殺しはこれで四件目になるという。コンピュータを操る長老猫パスカルの協力を得て、フランシスは調査を始めるが…世界中で絶賛された極上の猫ミステリ。ドイツ・ミステリ大賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

猫たちの聖夜の総合評価:5.86/10点レビュー 7件。Dランク


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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

面白くなかった

退屈な話でした。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:
(4pt)

猫たちの聖夜の感想

猫探偵が殺猫事件の謎解きをするドイツミステリ。主人公(猫)の飼い主グスタフに対する辛辣な語り口と、鼠の世界征服論を唱える場面が笑えた

水生
89I2I7TQ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

猫のスプラッターコメディ

ドイツ・ミステリ大賞を受賞したという、トルコ系ドイツ人作家による「猫ミステリー」。猫が探偵役を務めるミステリーだが、扱うのが人間の犯罪ではなく、猫の連続殺人(殺猫)という異色作。ドイツを始め各国で大ヒットし、続編もベストセラーになったという。
ミステリー愛好家であることはもちろん猫好きでもあるので「これは必読」と読み始めたのだが、最初から猫殺しシーンの続出で、しかも描写がどぎついので、ちょっと辟易した。我慢して読み進めると、独特のユーモアがあるし、鋭い社会批評もあり、最後はかなり考えさせられる作品だった。
猫の愛らしさを溺愛する人には残酷過ぎてオススメできないが、そこさえ我慢できる人には、良質なミステリーとしてオススメできる。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(2pt)

猫好きの方には向かないかも

帯を良く見れば良かったのですが。
作り話とは言いながら、猫が次々と殺されます。
2匹目の猫が殺されたあたりで気分が悪くなって読むのを止めました。
文章は読みやすい感じです。
猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408564
No.3:
(5pt)

猫ミステリー

主人公、もとい主猫公(?)クールな猫のフランシスが実にかっこいい。

緻密に計算された構想も、訳者のイキイキした文章も見事です。

実写はおそらく無理なのでアニメ映画化希望!
猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408564
No.2:
(3pt)

語り口はうまい

気のせいか、猫の一人称小説って語り口がうまいものが多い気がします。
海外のものにしても。
猫好きの翻訳者が訳すからでしょうか。この本も、主人公のフランシス君が、ユーモアと毒気のある語り口で人間社会を切ってくれています。
ただし、猫好きに等しくお勧めするというわけにはいかないですね。かなり残酷(スプラッタ)なシーンが随所に出てきます。
これは作者の問題意識の深さなんでしょうが、「ニャンコだいすき!」というノリでは見ない方がいいかもしれません。
猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408564
No.1:
(3pt)

猫の、猫による、猫のためのミステリ?

恋に、食事に、役立たずの同居人(飼い主)を慰撫するのに忙しい猫探偵フランシス君が、連続殺猫事件をとく!猫の頭脳はあまりにSF的、けっこうハードボイルド。
猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408564



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