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水生 さんのレビュー一覧

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レビュー数22

全22件 1~20 1/2ページ
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No.22:
(9pt)

本陣殺人事件の感想

密室トリックの豪快さはもちろん、「3本指の男」のロジックも見所。
本陣殺人事件 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史本陣殺人事件 についてのレビュー
No.21: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

永遠の0の感想

戦争小説としても、歴史小説としても、青春小説としても、スカイアクション小説としても、ホワイダニット・ミステリとしても面白かった。戦闘機や特攻に対する深い知識と考察、それを調べていく中での人間ドラマ、徐々に明らかになってくる意外な真相等、著者の筆力の高さを感じさせられました。
永遠の0 (講談社文庫)
百田尚樹永遠の0 についてのレビュー
No.20: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

虚無への供物の感想

日本4大ミステリの1つであり、東西ミステリーベスト100(2013年度版)第2位。シーソーゲームのような推理合戦は臨場感があり面白かった。
虚無への供物〈上〉 (講談社文庫)
中井英夫虚無への供物 についてのレビュー
No.19:
(9pt)

黒猫/モルグ街の殺人の感想

倒叙ミステリとして読むこともできる怪奇短編「黒猫」・本格探偵小説の原点「モルグ街の殺人」を表題とした短編集。表題作はどちらも現代のミステリの原型となり得る要素が散見されて面白かったです。
黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)
No.18:
(9pt)

樽の感想

F・W・クロフツ初読了。地道に、そして着実にwho/why/howが解明されていく展開には爽快な読後感がある。
樽【新訳版】 (創元推理文庫)
F.W.クロフツ についてのレビュー
No.17: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

占星術殺人事件の感想

東西ミステリーベスト100(2012年版)3位。謎の提示と選択肢の絞り込み、二回の読者への挑戦状ののちに明かされる真相は壮観でした。壮大さと緻密さの合わさった傑作。
占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)
島田荘司占星術殺人事件 についてのレビュー
No.16: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

Anotherの感想

今年初の読了本。綾辻作品2冊目。ホラーと本格ミステリーをあわせたような作品で面白かった。what,why,how,who,4段階の謎が読み手にも凶夢の様に伝染してくる物悲しさと微かな不気味さを残した終わり方が良かった。綾辻流ホラーの最高傑作。
Another
綾辻行人Another(アナザー) についてのレビュー
No.15:
(9pt)

クドリャフカの順番の感想

古典部4人のそれぞれの視点で、主に2つの事件が語られていて、それぞれの考え方などを知ることができて読んでいて楽しかったです。「期待」というのが話全体のテーマとなっていてその明暗の描かれ方も良かった。謎の解かれ方とその結末も爽快感がありました。
クドリャフカの順番 (角川文庫)
米澤穂信クドリャフカの順番 についてのレビュー
No.14: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ハサミ男の感想

殊能将之さん初読了。ある一点から芋づる式に事件の全体像が見えてくる構成に舌を巻きました。当たっていたのは「医師」の正体位で他は全く分からなかった。
ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.13: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

夏と冬の奏鳴曲の感想

殺人事件の謎と、主人公2人とある人物の謎と果たしてどちらがメインだったのか、おそらくは後者。奇妙なもやもや感が残る・
夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫)
麻耶雄嵩夏と冬の奏鳴曲 についてのレビュー
No.12: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

迷路館の殺人の感想

トリックに対する自分の推測が的中して小躍りしていたらその直後からの、恒例「抜け穴」の場所・真犯人・そしてストーリー全体の仕掛けにまんまと嵌められた(綾辻さんはフェアプレイなので当たる時は当たる)。これは流石に分からなかった。巻を追うごとに面白くなっていく。
迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻行人迷路館の殺人 についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

姑獲鳥の夏の感想

京極夏彦作品初読了。慣れないうちは冗漫で退屈に感じられたが読み終えたときの達成感が心地よかった。京極堂の薀蓄が伏線となり後になってその意味を持ってくる仕掛けは面白かった。
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
京極夏彦姑獲鳥の夏 についてのレビュー
No.10:
(9pt)

天使が消えていくの感想

夏樹さんのデビュー作。最後の最後に明かされた真相に感動しました。社会派推理小説とヒューマンドラマを描きながら、そこにアクセントとして本格ミステリの要素をプラスしている。
天使が消えていく (光文社文庫)
夏樹静子天使が消えていく についてのレビュー
No.9: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

歪笑小説の感想

笑小説シリーズ初の読了。本当にこの作家は多彩な作品を描く。ブラックユーモアでありながらいい話で終わるものが多い。最後の話が一番好きです。
歪笑小説 (集英社文庫)
東野圭吾歪笑小説 についてのレビュー
No.8: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

そして誰もいなくなったの感想

アガサ・クリスティー2作目の読了。これを先に読んでから綾辻さんの「十角館の殺人」を読んでたらより面白く読めたんじゃないかと思う。が、それでも名作としての雰囲気は存分に味わえた。
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
No.7:
(9pt)

届け物はまだ手の中にの感想

「碓氷由佳シリーズ」系統の話かと思いきや、むしろ「見えない復讐」系統の話。ぞくぞくする心理戦は石持さんらしくてよかった。だがラストの女3人のリアクションだけはどうにもついていけない。
届け物はまだ手の中に
石持浅海届け物はまだ手の中に についてのレビュー
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

斜め屋敷の犯罪の感想

犯人の遠大な計略に驚愕しました。力任せの物理トリックも壮観。御手洗がなかなか出てこないと思ったら、最後の章で颯爽と現れて鮮やかに解決。
改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)
島田荘司斜め屋敷の犯罪 についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

獄門島の感想

初読了の横溝正史作品。旧い時代の話ではあるが文章は古さを感じさせない。村社会で起こる陰惨な事件の雰囲気が伝わってきました。動機が理解できないことが何よりも恐ろしげに感じる
獄門島 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史獄門島 についてのレビュー
No.4:
(9pt)

江戸川乱歩傑作選の感想

この時代から既に、暗号・密室殺人・安楽椅子探偵・未必の故意等の今やミステリーでは珍しくないテーマを多彩に用いていたのには驚きました。
江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)
江戸川乱歩江戸川乱歩傑作選 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

Yの悲劇の感想

初読了の海外ミステリ長編。終盤の騒然とした雰囲気から打って変わっての穏やかな雰囲気が。不安感を見事に打ち消して解決編というラストは見事。まさにこのカタルシスのための焦らし戦法。これをきっかけに海外ミステリ長編への苦手意識は克服できそうです。
Yの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンYの悲劇 についてのレビュー


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