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水生 さんのレビュー一覧

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レビュー数401

全401件 241~260 13/21ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.161:
(7pt)

万能鑑定士Qの事件簿IVの感想

「催眠」シリーズ嵯峨俊也が登場。さすがにその展開は無いだろうとは思いましたが完璧にひっかけられました。最早このシリーズ定番の「単純な操作で大規模且つ奇怪な事件を起こす」。事件の「謎」と「動機」の合わさり方も良かった。
万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)
松岡圭祐万能鑑定士Qの事件簿IV についてのレビュー
No.160:
(7pt)

ダブル・イニシャルの感想

犯人に行きつくまでの推理法は少々無理矢理な感じがしましたが、感情や思考の描写がとても巧みで引き込まれました。
ダブル・イニシャル (角川文庫)
新津きよみダブル・イニシャル についてのレビュー
No.159:
(7pt)

三毛猫ホームズの推理の感想

三毛猫ホームズシリーズ2作目の読了。第1作は現レギュラーの内兄妹のみが登場。初期にはこんな大トリックを用いた作品を書いてたのかと意外に思った。
三毛猫ホームズの推理 (角川文庫 (5680))
赤川次郎三毛猫ホームズの推理 についてのレビュー
No.158: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

容疑者Xの献身の感想

ガリレオシリーズ2作目の読了。倒叙もの。第1作を読んだ時よりも湯川に人間味が感じられる。石神の情念はタイトル通りの凄まじさを感じる。ロジックによる解明は本格ファンとしては爽快。トリックを誤認させる手法がよかった。
容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野圭吾容疑者Xの献身 についてのレビュー
No.157: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

オランダ靴の謎の感想

初読了のエラリー・クイーン国名シリーズ。読み終わるのに時間がかかってしまいましたが、読者への挑戦状以降の鮮やかな論理展開による解決は気持ちが良かったです。
オランダ靴の謎【新訳版】 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンオランダ靴の謎 についてのレビュー
No.156:
(7pt)

千里眼の復讐の感想

いつものスカイアクションとは違ってどちらかと言うとバイオレンスアクション系。山の手トンネル内での群像劇と殺戮劇、好対照に人間ドラマを描いている。
千里眼の復讐 (角川文庫)
松岡圭祐千里眼の復讐 についてのレビュー
No.155:
(7pt)

愚者のエンドロールの感想

古典部シリーズ2作目。「未完成映画の中で起きた事件」の犯人を推理する、ある意味クローズドサークルものともいえる内容(実際に起きている訳では無いので警察が介入しない理由が不要となるため)。真相が1つでは無い終わり方も新鮮で面白かった。
愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
米澤穂信愚者のエンドロール についてのレビュー
No.154:
(6pt)

喘ぎ泣く死美人の感想

横溝正史短編集。現代であれば「日常の謎」と呼ばれていたのではないかと思える作品もあって面白かった。
喘ぎ泣く死美人 (角川文庫)
横溝正史喘ぎ泣く死美人 についてのレビュー
No.153: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

死神の精度の感想

伊坂さん今年初の読了。死神視点の人間世界が描かれている。個人的ベストは本格ミステリー風味な「吹雪で死神」。確かに突き詰めていけば死神が絡んでいようがいまいが本格ミステリーは「事件のためのシナリオ」が用意されている。「重力ピエロ」とのリンクも面白かった。
死神の精度 (文春文庫)
伊坂幸太郎死神の精度 についてのレビュー
No.152:
(7pt)

さかさ髑髏は三度唄うの感想

司凍季2作品目は一尺屋シリーズ。竜崎幸シリーズのサスペンスミステリーとは大分違った雰囲気。横溝テイストのどんよりした雰囲気と、一尺屋の無神経なまでの陽気さが好対照で面白かった。
さかさ髑髏は三度唄う (講談社文庫)
司凍季さかさ髑髏は三度唄う についてのレビュー
No.151:
(6pt)

賢者の贈り物の感想

「見立て殺人」ならぬ「見立て日常の謎」といった感じか。仕掛ける方も婉曲すぎだし解く方も深読みしすぎだろとは思う。
賢者の贈り物
石持浅海賢者の贈り物 についてのレビュー
No.150: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

歪笑小説の感想

笑小説シリーズ初の読了。本当にこの作家は多彩な作品を描く。ブラックユーモアでありながらいい話で終わるものが多い。最後の話が一番好きです。
歪笑小説 (集英社文庫)
東野圭吾歪笑小説 についてのレビュー
No.149:
(8pt)

万能鑑定士Qの事件簿 IIIの感想

万能鑑定士Qシリーズ第3弾。テーマは「音」。今回も面白かった。
万能鑑定士Qの事件簿III
松岡圭祐万能鑑定士Qの事件簿 III についてのレビュー
No.148: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

翼ある闇の感想

麻耶雄嵩さん初読了。第1部は古典的な本格ミステリーかと思いきや…こりゃあ確かに問題作だ。真相が探偵役の入れ替わりで2転3転するたびに無茶苦茶な物になっていくのは逆に笑えてくる。
新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社ノベルス)
麻耶雄嵩翼ある闇 についてのレビュー
No.147: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

Zの悲劇の感想

ドルリー・レーン4部作の3作目。起承転結の転と言う感じの急展開。X・Yから数年が立ち、女探偵ペイシェンス・サムが登場する。X・Yよりは地味な印象を受けるが後半のプロファイリングは鮮やかだった。
Zの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンZの悲劇 についてのレビュー
No.146:
(8pt)

私の嫌いな探偵の感想

これを以て東川篤哉さんの既刊(2013年4月現在)全制覇。個人的ベストは「烏賊神家の一族の殺人」と「204号室は燃えているか?」でした。
私の嫌いな探偵 (光文社文庫)
東川篤哉私の嫌いな探偵 についてのレビュー
No.145:
(5pt)

新幹線殺人事件の感想

アリバイ崩し物は個人的には退屈に感じてしまうが、レトロな雰囲気は良かった。
新・新幹線殺人事件 (光文社文庫)
森村誠一新幹線殺人事件 についてのレビュー
No.144:
(8pt)

イン・ザ・プールの感想

藪なのか名医なのか
イン・ザ・プール (文春文庫)
奥田英朗イン・ザ・プール についてのレビュー
No.143:
(8pt)

君がいなくても平気の感想

主人公が彼女を犯人と確信し、逮捕される前に別れようとするストーリー。動機は石持作品の中では納得できる部類。犯人が確信犯なのはいつもの石持さんらしいが、論理より感情で動いているのは珍しく感じた。幕引きはゾッとした。
君がいなくても平気 (光文社文庫)
石持浅海君がいなくても平気 についてのレビュー
No.142:
(6pt)

訪問者の感想

恩田陸作品4年振り2冊目の読了。この話も全体に妖しい雰囲気が漂っている。余韻(悪く言えば違和感)を残す終わり方も恩田流。
訪問者
恩田陸訪問者 についてのレビュー