さかさ髑髏は三度唄う
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.50pt |
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唄う髑髏、白秋の詩に秘められた暗号といったガジェット。衆人環視の中での毒殺事件という不可能犯罪。そして惨劇の舞台は北九州の田舎にある民窯の村で、しかも祖父が愛人を囲い、妻は舌を切られ、原因不明の病に臥せり、腹違いの兄妹たちは遺産相続でいがみ合っている。 | ||||
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司凍季2作品目は一尺屋シリーズ。竜崎幸シリーズのサスペンスミステリーとは大分違った雰囲気。横溝テイストのどんよりした雰囲気と、一尺屋の無神経なまでの陽気さが好対照で面白かった。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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一尺屋シリーズとして講談社ノベルスからは2冊目だが、シリーズとしては3作目になる作品。 今回も旧家を舞台に横溝的な怨念本格推理が展開するが、ページ数が長編としてはコンパクトなこともあり、殺人トリック自体は本格としてはやや弱いのだが、それでも探偵のキャラクターと人間模様で話自体は面白く、最後まで一気に読める作品になっている。 | ||||
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ページ数は300ページ弱。お父さんたちのM字部分のように薄い。 文字も少なくあまり考えずに済むので、たまに推理ものが読みたくなったときにはおすすめできる。 勉強で時間のない高校生にはぴったり。 短い分人物描写は弱い。ゲイっぽい描写は女性ならではか。 その他にも女性週刊誌てんこ盛りといった内容。犯人は序盤、 最初の被害者がでたあたりでわかってしまった。 それでも他の謎が最後にきれいに明かされるあたりは、ストレスを感じない。 横溝正史ほど暗くはないが、影響は感じられる。 島田荘司の推薦でデビューしただけに、探偵の一尺屋はどこか 御手洗潔にも似ている。そして文庫版の解説は島田荘司なので 少し得をした気分だ。最新作の内容がなぜミステリーではなかったのか 分かるような気がした。 | ||||
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一尺屋遥シリーズの第3弾なのに主人公は彼の友人である矢追純平(UFO追跡で有名な人と一時違いが気になるのは純一さんファンのわたしだけでしょうか)。当時クラス担任だった憧れの女性教師の具合が悪く、彼女を見舞うつもりで矢追は一尺屋と待ち合わせて久々に故郷に戻る。しかし到着した夜に立ち寄った母校でとんでもないことと遭遇してしまう。それは、理科室から洩れた光を辿って行くとそこには髑髏の灯篭が置いてありしかもその髑髏が唄い出す...。第一弾の「からくり人形は五度笑う」ほどおどろおどろしくなく、謎解きも面白い。普段は農業をしているのにとてもオシャレでスタイリッシュな一尺屋。一度彼のシリーズを読むときっと虜になりますよ。 | ||||
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