放浪の数学者探偵、降臨! "堂"シリーズ文庫刊行開始! 新たな理系&館ミステリ。

放浪の数学者、十和田只人は美しき天才、善知鳥神に導かれ第三の館へ。

島と二つの異形建築。"瞬間移動"殺人と謎の教団。

触れてはいけない領域がある。 だが、触れなければ真実は見えない――。

民俗学が、世界に名高い浮世絵師の秘密に迫る――! 世界に名高い浮世絵師ながら、正体が謎に包まれている東洲斎写楽――。

訪れた者の命を次々と飲み込む魔の館! 殺人者が仕掛けた究極の罠とは!? メフィスト賞受賞の人気シリーズ、最新刊! テーマは「ゲーム理論」!? 狂気の建築家が建てた、訪れた者を死に誘う館──教会堂。

”即身仏”に触れたとき、忌まわしき記憶が蘇る――! 東北の山中にある〈供養の五百羅漢〉と呼ばれる謎の石仏群。

全部の部屋が別棟で点在し、トイレや風呂場まで三角形でできた奇妙な下宿屋。しかも居住者は芸術家ばかり。

時を超えて甦る伝承と封じられた怨念――民俗学ミステリー開幕! 民俗学者・蓮丈那智のもとに、教え子の男子学生から届いた一本のビデオ。

店舗を持たず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董を商う“旗師”宇佐見陶子。

脅迫電話に呼び出された医師とその娘婿が、白衣を着せられ、首に針金を巻きつけられた奇妙な姿で遺体となって発見された。

正式に探偵社に入社した井上雅也。だが、地味な仕事続きで不満気味。

瀬戸内に浮かぶ流島で発見された凄惨な首なし死体。首から上には奇怪なマネキンの頭が…。

大正歌壇の寵児・苑田岳葉。二度の心中未遂事件で、二人の女を死に迫いやり、その情死行を歌に遺して自害した天才歌人。

中国地方の山間の町で起きた美少女惨殺事件。死体には犯人の猟奇的な刻印が残されていた。

同僚の真由美のひと言から、社長の金城と玲子に因縁めいた過去があることを知る雅也。

魔鏡を競り市で手に入れたことで、宇佐見陶子の運命は変わった。

時は明治末期。政府重鎮の妻君・但馬夕とその家の書生・御萩慎之介との情死事件は起きた。

探偵・川庄が活躍する「吉祥寺探偵物語」シリーズ第5弾は、川庄の小学6年の息子・健人の恋物語から始まる。

東京の夜空に珍しく一羽の鶴が舞った夜、一人の落語家・伊呂八亭破鶴が殺された。

魑魅魍魎が住まう骨董業界を生き抜く孤高の美人旗師・冬狐堂こと宇佐見陶子。

いつものようにアルバイト先のコンビニに出かけようとしていると、日本で一番会いたくない男、警視庁の工藤が訪ねてきた。

それは、「推理」でなく「検証」。

探偵・川庄が活躍する「吉祥寺探偵物語」シリーズ第3弾。 川庄はいつものようにコンビニで働いていた。

「人間の視点で物を考えないでください」動物オタクの天然系巡査・薄圭子のアニマル推理が大爆発!ペンギン、ヤギ、サル、ヨウム…現場に残されたペットの生態から、常識はずれの発想で真犯人をあぶり出す。

アウトドアが趣味の公務員・沖らは、 仮面の男・黒沼が所有する孤島での、 夏休み恒例のオフ会へ。

三世澤村田之助、江戸末期~明治初期に一世を風靡した歌舞伎の名女形。

都内の中学校で、三年生の佐田が同級生の石村を刺す事件が起きた。

匿名の通報により、中央消防署・救急隊長真田が現場へ急行すると、そこには業務用冷蔵庫に監禁され、憔悴しきった少女の姿があった。

未踏峰への夢を息子に託す登山家の狩義之は、後援をやめると言う会社重役を撲殺、登り慣れた山で偽装工作を図る(「未完の頂上(ピーク)」)。

大学院生の隆一郎と、見た目は少女だが猫又のお双。奇妙で平穏な生活を送るふたりの元に、誘拐予告事件の相談が舞い込む。

鳴り響くサイレン、倒れ伏す人々―最新鋭化学工場の警備員として働く島浦は、突如としてパニックに巻き込まれた。

大手企業に就職したものの、うだつの上がらない日々に塞ぐ井上雅也。

村の駐在所勤務を夢見る浜中康平は強運で事件を次々を解決する群馬県警捜査一課の切り札。

ホテルの一室で男の死体が発見されたが、性器は噛みちぎられ、鏡には謎めいた言葉が口紅で書かれていた。CRONOS―。

月を祀る神社で続く殺人事件。京都・月読神社で発見された女性の絞殺死体。

寺の離れで「なんでも屋」を営む俺の叔父さん。家族には疎まれているが、高校生の俺は、そんな叔父さんが大好きだった。

「殺人計画書」通りに、不可解な状況で人が殺されていく。 いったい誰が「計画書」を書いたのか。

“不惜身命”仏道のために一命を賭して西蔵(チベット)の聖地・拉薩(ラッサ)を目指した仏教者がいた。その名は能海寛。

春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。

妻の死から一年。警察官の神崎守衛は、遺品の中から手紙を見つける。

『○○○○○○○○殺人事件』で鮮烈デビューした「奇才」による待望のメフィスト賞受賞第1作!上木らいちは援交をする高校生で名探偵でもある。

推理作家・有栖川有栖は、盟友の犯罪学者・火村英生を、敬意を持ってこう呼ぶ。「臨床犯罪学者」と。

天文学者ローウェル博士は、自分の住む孤島で毎年、天体観測の集いを開いていた。