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水生 さんのレビュー一覧

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レビュー数401

全401件 201~220 11/21ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.201:
(6pt)

九州大宰府殺人事件の感想

旅情ミステリー。私はあまりこういうジャンルのミステリーはあまり読まないのですが、取っ付き難さは無く一気に読めました。
九州大宰府殺人事件 (ジョイ・ノベルス)
木谷恭介九州大宰府殺人事件 についてのレビュー
No.200: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

超・殺人事件 推理作家の苦悩の感想

最終話の最後のモノローグがずしりと来る。
超・殺人事件 (角川文庫)
東野圭吾超・殺人事件 推理作家の苦悩 についてのレビュー
No.199:
(6pt)

顔のない敵の感想

地雷をテーマとした6つの短編プラス1編の計7編の初期短編集。氏独特の妙な設定と議論ミステリーは当時からだった模様。後の座間味君シリーズの原点のような作品もあって面白かった。
顔のない敵 (光文社文庫)
石持浅海顔のない敵 についてのレビュー
No.198:
(6pt)

陽気なギャングが地球を回すの感想

他の伊坂作品に比べてもコミカルな印象だったが、最後のきりが張れるような爽快感は普段通り。節ごとに挿入される説明文も面白かった。
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
伊坂幸太郎陽気なギャングが地球を回す についてのレビュー
No.197:
(8pt)

犬神家の一族の感想

和製「Yの悲劇」。どの人物も怪しすぎて犯人が全く予想つかなかった。トリックから見立ての必然性まで見事な内容だった。
犬神家の一族 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史犬神家の一族 についてのレビュー
No.196:
(8pt)

それは、自殺5分前からのパワープレーの感想

映画「謎解きはディナーのあとで」やドラマ「LIAR GAME Season 2」の脚本家の処女作。10章での構成になっている事が余計にそう感じさせるのか、連続ドラマを観ている様な感じだった。ラスト2章でのどんでん返しは爽快だった。
それは、自殺5分前からのパワープレー (リンダブックス)
No.195: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ハサミ男の感想

殊能将之さん初読了。ある一点から芋づる式に事件の全体像が見えてくる構成に舌を巻きました。当たっていたのは「医師」の正体位で他は全く分からなかった。
ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.194:
(5pt)

厭魅の如き憑くものの感想

初読了の三津田信三作品。エアミス研で人気のある作家。最後までホラーなのかミステリなのか分からない仕様。地の文が説明臭くて多少読みづらかったが、横溝張りのドロドロとした空気感が伝わってくるストーリーだった。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)
三津田信三厭魅の如き憑くもの についてのレビュー
No.193:
(8pt)

万能鑑定士Qの事件簿Vの感想

喜屋武先生また再登場して欲しい。にしても今回は完全に小笠原が脇役に…。そして万能贋作者の登場。
万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)
松岡圭祐万能鑑定士Qの事件簿V についてのレビュー
No.192: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

夏と花火と私の死体の感想

2編両者とも結末に近づくにつれ恐怖が襲ってくる感じがした。朱川さんを思わせるどこか懐かしいノスタルジックホラー。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
乙一夏と花火と私の死体 についてのレビュー
No.191: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

レーン最後の事件の感想

ドルリー・レーン4部作の完結編。ラスト1章の急展開に引き込まれた。結末はペイシェンスの心情に同調して哀しくなった。この結末を書きたいがための4部作だったことを実感させられる。
レーン最後の事件 (角川文庫)
エラリー・クイーンレーン最後の事件 についてのレビュー
No.190: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

体育館の殺人の感想

ロジックの応酬が心地よいほどにスピーディーに描かれている。傘と言う小道具の活用のされ方も巧いと思った。時折挿入されるサブカルネタも笑えた。
体育館の殺人 (創元推理文庫)
青崎有吾体育館の殺人 についてのレビュー
No.189: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ダ・ヴィンチ・コードの感想

上巻…「聖杯」というキーワードが上巻最後で登場 。気になるのは館長を殺害した人物(複数?)の正体、ダイイングメッセージとその理由(犯人が手出しをできない状態にあるのに犯人らの名前を書き残さなかった理由等) 。犯人らの名前を書き残さなかった理由については秘密裏に解決させたかったからなのか。
中巻…謎と解決が入子の様に繰り返されながらも真相へ迫っていく。暗号の回答方も様々で面白い。
下巻…謎が明らかになるにつれて話が壮大になってくる。真犯人が意外だった。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)
ダン・ブラウンダ・ヴィンチ・コード についてのレビュー
No.188: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

予知夢の感想

前作の様な科学トリックでは無く、今回は一見オカルティックな現象をロジックで解き明かしている。個人的ベストは、「霊視る(みえる)」と「騒霊ぐ(さわぐ)」でした。
予知夢 (文春文庫)
東野圭吾予知夢 についてのレビュー
No.187: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

死神の浮力の感想

復讐劇という重苦しいテーマで結末も冷静に考えれば割とエグいのに、死神「千葉」のコミカルなキャラクターがそれを感じさせない。前回以上に面白かった。
死神の浮力
伊坂幸太郎死神の浮力 についてのレビュー
No.186: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

水車館の殺人の感想

十角館に比べると文章の堅さがとれて現在の綾辻さんの文体に近づいている感じがする。十角館に続いてあの一文に頭を撃ち抜かれた。消失ものではよくあるパターンなのに…。しかし伏線はあとから考えるときちんと張られていた事がわかるので、すべてが明らかになったときは快感である。
水車館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人水車館の殺人 についてのレビュー
No.185:
(7pt)

三階に止まるの感想

バラエティに富んだノンシリーズ短編集。個人的ベストは「院長室」と「黒い方程式」です。
三階に止まる
石持浅海三階に止まる についてのレビュー
No.184: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

夏と冬の奏鳴曲の感想

殺人事件の謎と、主人公2人とある人物の謎と果たしてどちらがメインだったのか、おそらくは後者。奇妙なもやもや感が残る・
夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫)
麻耶雄嵩夏と冬の奏鳴曲 についてのレビュー
No.183:
(6pt)

リカーシブルの感想

主人公の家族との関係、村社会の様な閉鎖的な街の雰囲気、タマナヒメの伝承と全体的に暗く不穏なムードが漂っている。最後のハルカのモノローグがそれを完全にとは言えないが打ち消している様に感じられた。
リカーシブル (新潮文庫)
米澤穂信リカーシブル についてのレビュー
No.182:
(8pt)

Another エピソード Sの感想

見崎鳴が語るもう一つの「サカキ」の話。階段からの転落死により「幽霊」となってしまった男が自らの死体を探す。ホラーよりもミステリ依りなためか前作と打って変わって穏やかな雰囲気のストーリー展開だった。まだ続きがありそうな終わり方なのが気になる。「ここが夜見山の外でよかった」がツボに入った。
Another エピソードS (角川文庫)
綾辻行人Another エピソード S についてのレビュー