それは、自殺5分前からのパワープレー
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それは、自殺5分前からのパワープレーの総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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映画「謎解きはディナーのあとで」やドラマ「LIAR GAME Season 2」の脚本家の処女作。10章での構成になっている事が余計にそう感じさせるのか、連続ドラマを観ている様な感じだった。ラスト2章でのどんでん返しは爽快だった。 | ||||
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スラスラと読めるので作者の方を調べてみたら | ||||
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脚本力が素晴らしい。驚きました。 | ||||
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早々の到着、ありがとうございました おもしろかった | ||||
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友人に勧められて。 あっさり。ちょっと勿体無いかな? ドンデン返し部分は面白かったとは思いますが、全体としてはイマイチ。 その「ドンデン返し」部分先にありきで、他の話は取って付けた感が。 (「ドンデン返し」もドンデン返しが来るだろうなというのは容易に予測しながらですが) 妙に詳しく書かれた部分とあっさりしすぎている部分の違いは、 事前調査の差なのかな?と勘繰りたくもなります。 しかし、評価の高い皆さんのコメントも納得できます。 内容、分量的には気軽に読めますし、 映像化を前提とした脚本のノベライズ(面倒臭いな・・・)と思えば、まあこれもアリかな?と。 予算とキャスティングだけに悩めば、 「LIAR GAME」の様な30分程度ワンクールのドラマなら、 そのまま何も足したり引いたりしなくても、この本は映像化できるでしょう。 要は読書時間と映像化をイメージした時の時間に大きく差がないと思うのです。 (自分、前半で一回挫折しかけてトータル3時間程度なので、ワンクールの方が長いか。もっと速く読める人も多いでしょうし。) しかし、作者の方がここまで軽くしようと意図していたのかどうかは謎なところ。 著者プロフィールの先入観も大きいのですが、最初からシナリオの延長だったのかな?とか。 今後はもっと登場人物のキャラを立てたり もっとディテールを掘り下げた、しっかりとした話で、 映像化の際には「原作派」「ドラマ派」「映画派」・・・と ファンが分かれる様な小説を書かれること期待です。 | ||||
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著名な作家の作品や、話題の作品でなくても、時に「アタリ」を引く時がある。 この小説も正にそうでした。 私は、書店で、まず題名に惹かれて買い求めましたが、 読んでみると、以外や以外、非常に楽しめました。 話しもあまり長くなく、あっという間に読み終えますが、 いくつかの大どんでん返しがあり、最後の大一番では、 あまりの気持ちの良さに、「ぶるっ」とふるえました。 少々、話しが短いが故に、登場人物に感情移入がしずらい感も否めませんが、 単純に「面白い!」と感じました。 このような突然の出会いがあるからこそ、読書は止められないのかもしれません。 著者の他の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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タイトルに引かれて手に取り、さらにカバーに記載された、 『世にも奇妙な物語』で脚本デビュー、という著者の経歴で購入を決めた。 『世にも奇妙な物語』は、先の読めない、まさに『奇妙な』ストーリーと、 たまに混ざっている感動の物語が好きで、思春期に欠かさず見ていた番組。 それと同じものを期待して読んでみた。 期待が裏切られることはなかった。 文章は明快、語り口は軽めで自分の好み。 無駄の無い描写で、目がとまることなく、 また、読み落としに気付いて前のページに戻るといったこともなく、 すらすらと一気に最後まで読み通した。 キャラ付けや、物語の展開は漫画・アニメのそれに近い。 わかりやすく、わざとらしく、それらしく。 いかにもだなあ、と思うような設定や描写が、実はうまいこと クライマックスの伏線になっていたりして、映像に携わる人の手腕を見た気がする。 映像は言葉で長々と説明したりできないので、見ただけで分からせないといけないし、 途中から戻って見直したりもできないので、自然とわかりやすい表現手法になるのだろう。 テンポや間も大切な要素だから、自然と展開を邪魔しない簡潔な語り口になるのだろう。 その一方で「映像では一目瞭然なこと」の説明がちょっと不足しているかな、という印象も受けた。 主人公ら5人の外見のイメージが、最後まで定着しないのがそれだ。 ぜひこれを映像で見てみたいなあ、と思ったのは、 第4章(ナンバリングは"3"だが)の「みんなでオシャレしましょ」の貸衣装店でのくだり。 女主人の「もってけよ」というセリフで節を締めくくっているのが、個人的にはとてもツボだった。 邦画実写だと演技がクサくなりすぎそうなので、洋画の吹き替えで見るか、アニメ映画で見てみたい。 クライマックスへの伏線、「種明かし」への伏線は色々と張られているようだが、 自然すぎて「これは伏線かも!」と印象に残るものは殆どない。 というより、『「種明かし」への伏線』として読者の印象に残るよう意図して 描写されているのは、あのファミレスでの1シーンだけかも知れない。 伏線を張っておくと言うよりは、最後の「種明かし」を読み終えた読者が もう一度最初から筋を追うことを想定して、最初の5人の会話、みんなで涙ぐむあのシーンなど、 ビフォーアフターで違った表情が見えるよう書いているのだと感じた。 読者が「推理」するのはどうやって裏カジノでの挑戦に勝つか、というクライマックスまででいいと思う。 ラストの「種明かし」の部分は、食後の一服、デザートのようなものだと思って読むのが良いかも知れない。 ちなみに、他の方も書いているが、私もクライマックスで福本伸行が頭に浮かんだ。 実際に福本作品で描かれたトリックなのかどうかは知らないのでそれには触れない。 動きそうもないアレを動かしちゃうというのが「カイジ」っぽいなあと、ちょっと思った程度だ。 クライマックスの緊張感や爽快感は、これも他の人が書いているが「オーシャンズ11」、 切ないような爽やかなような読後感は「ぼくらの7日間戦争」を思い出した。 最初の1回と、種明かし後の読み直し1回。 種が明かされてしまうとそう何度も続けて読むものではないが、 一気に読めるこの感じが心地よく、本棚に残す1冊になった。 最近のTVドラマや映画に飽いて、エンターテイメントを求めている人におすすめ。 | ||||
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