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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数527

全527件 321~340 17/27ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.207:
(8pt)

やっぱり順番通りに読むのがいいですね!

先に「白骨」を読んでしまったため、面白みに欠けるのかな~っと、最初心配しましたが、
(多少、都合の悪いところもありましたが)それほどマイナスにはならず、最後まで面白く読めました。
やっぱり、セバスチャンシリーズは他のミステリーとくらべると、頭一つ抜きんでてますね!
今チェックしたら、新しいシリーズが出たようなので、これもまた楽しみです!

シリーズをまだ未読の方には、順番通りにお読みになることをお薦めします!

模倣犯〈上〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)
No.206: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

力作ではあるのだけど

ミステリーの展開が何となく読めてしまって・・・・。
ちょっと平凡すぎるかな。

それと途中ものすごく読みにくくて(理解しようとは思うのだけど、これはかなり頭の良い人でないと、無理なのかも)
ここまで重厚に?書かないといけないのかな?とか。
でも、重厚でないと、PDジェイムズじゃないっか!

ダルグリッシュがいつものダルグリッシュらしさがあまり無かった!と、感じたのは私だけかしら??

ナイチンゲールの屍衣 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
P・D・ジェイムズナイチンゲールの屍衣 についてのレビュー
No.205:
(6pt)

面白くないわけではないのだけど

死刑廃止論者?みたいな流れがちょっと鼻につきました。
(私は死刑廃止でも死刑推進でも、どちらでもないのだけど)
純粋にミステリーを楽しみたい人向きではない・・・これだけはハッキリしてます。
「熊と踊れ」が面白かっただけに、この作家にはちょっとガッカリでした。

それと、主人公の設定が作者の狙い通りに?読者にどこまで受け入れられるのか・・・ここ!疑問です。
破天荒な主人公って、今まで何十冊?或いはそれ以上読んできましたが、この設定は何か嫌ですね。

死刑囚 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
アンデシュ・ルースルンド死刑囚 についてのレビュー
No.204:
(7pt)

シェットランド島シリーズ3作目

行ってみたいなシェットランド島。
アンクリーブスの小説を読めば読むほどシェットランド島に行ってみたくなりますね!

地理的なことは、本の始めに書いてあるので分かるのですが
距離が全く分からないので、世界地図を片手に、ペレスが車で移動すると、こっちからこっちまで約40キロぐらいかな?などなど、楽しみながら読みました。
一冊で二度美味しい?
シェットランド島シリーズはテレビシリーズになっているらしい。
そこで検索してみたら、ペレス役は、ダグラスヘンシャル氏らしい。
画像を見てみると、「あ~、naruhodone!」
都会っぽくなく、ちょっと木訥とした感じ、でも、芯がある!
適役ではないでしょうか。




野兎を悼む春 (創元推理文庫)
アン・クリーヴス野兎を悼む春 についてのレビュー
No.203:
(7pt)

内面描写にくどいところもあるのだけど

やっぱりシェトランド島って、素敵でした!
ここまでくると、本物の?シェトランド島に行ってみたい!!

アンクリーブスの小説は、ミステリーはミステリーなのだけど
そこで終わらず、その人の過去と現在を絡め合わせながら、人物の奥の奥の奥の(その人自身もたどり着いていないのかも)「闇」を
明らかにしてしまう。

暗いままで終わりそうな小説にフランとキャシーの2人がちょっと一息いれてくれるから、きっと最後まで読めるのだと思う。

白夜に惑う夏 (創元推理文庫)
アン・クリーヴス白夜に惑う夏 についてのレビュー
No.202:
(7pt)

こっちを先に読んでしまった!

犯罪心理捜査官セバスチャン1作目を読んで、あまりにも面白かったので2冊目を!と、選んだのに・・・。
(「模倣犯」を読むべきだったのに、3作目を読んでしまいました。)
話が続いているため、途中???ハテナマークが並びましたが、(まあーそういうこともありますか)
飽きさせない展開は良かったです。
でも、1作目の面白さがちょっとトーンダウンで、次作が出たら多分読むとは思いますが
読む前のドキドキ感は減っちゃうかな~。

各々の個性的なところと、彼らよりももっともっと個性的なセバスチャンを期待したのに
今回は、大人しすぎて、魅力半減でした。(もっと飛んじゃっていいのにぃぃぃぃぃー)

白骨〈上〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)
No.201:
(8pt)

やっぱりキングは楽しくて面白い!

今まで読んだ中では、「ニードフルシングズ」が(私の中では!)ベストワン!だったのですが
でしたが!
この「ミスターメルセデス」が軽くフワリと「ニードフルシングズ」を飛び越えちゃいましたね!

ほどよい長さとブラックユーモアたっぷりで、久々に読書を満喫できました。

ミスター・メルセデス 上 (文春文庫)
No.200: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

よく出来ていると思います!

私がもっと若かったら、師匠!と呼びたいぐらい感動したのかもしれない。
ただ、沢山の本を読んできた今となっては、もうこのレベルじゃ感動は無理だし、とても師匠!とは呼べない・・・・。
昔昔のミステリーとして、評価は7点!


歯と爪【新版】 (創元推理文庫)
ビル・S・バリンジャー歯と爪 についてのレビュー
No.199:
(6pt)

これって、アリなのかな~と、思いつつも

妙に惹かれた小説でした。
読む方も主人公のヒロイン?に、魅惑されてしまったのかも?!


ささやく真実 (創元推理文庫)
ヘレン・マクロイささやく真実 についてのレビュー
No.198:
(6pt)

なぜタイトルが「笑う男」なのか

読み進めると、その理由が分かる・・・という展開が、個人的には好きでした。
ヴァランダラー個人のことは、そこまで落ち込むものなのか?と、その点は理解不能でした。
こんなにヤワで警察の仕事が勤まるの?


笑う男 (創元推理文庫)
ヘニング・マンケル笑う男 についてのレビュー
No.197:
(6pt)

ヴァランダーシリーズ2作目

ヘニングマンケルの小説は社会派ものを絡めて構成されることが多々あります。
この「リガの犬たち」は、その問題が複雑でややこしくて読みにくかったですね~。
それと主人公のヴァランダー自身の女々しさ?が鼻について、魅力の「魅」の字もありませんでした。
こういうミステリーって、主人公にどれだけ共感できるかが鍵を握っていると思うのですが、今回はヴァランダーのダメダメさが読み進めるのも嫌になるくらいで、
「殺人者の顔」と比べるとガッカリものでした。

とても人様にはお薦めできませんぬ。

リガの犬たち (創元推理文庫)
ヘニング・マンケルリガの犬たち についてのレビュー
No.196:
(5pt)

犯人が誰なのかよく分かりませんでした!

再度パラパラとめくって読んでみたのですが、誰のことやら???さっぱりでした。
こういう本も珍しいかな。

それはそれとして、全てにおいてピンボケ?感が否めない。
よく出来ている(構成されているとは思うのですが)話の筋なのですが
登場人物を主に4人に絞ってそれぞれ話が進むのが、逆に読みづらく感じました。
恋愛話だけではミステリーにならないし、薬物ばかりの話だと、最初から読みたくないですよね。

主人公の1人・ビーン氏は、私の中ではアンソリーホプキンス氏でした。
きっと合うと思うなあ~。

街への鍵
ルース・レンデル街への鍵 についてのレビュー
No.195:
(7pt)

オーストラリアが舞台なのに、アメリカ深南部的な?雰囲気

この小説はオーストラリアが舞台なのに、私の大好きなアメリカ深南部風の匂いがして、まさに好みでした。
物語自体は、まあーよくある内容で、それほど事件自体に目立つ?「売り」的なものはありませんでしたが
干ばつの続く土地なのに(とにかく暑い!)全体としては温度が?(或いは体温が)低く、淡々と進められる切り口はある意味新鮮でした。

作者はこの本がデビュー作らしいので、これからが楽しみです!
下手に?熱くならずに、これからも淡々と進めて欲しいものです。



渇きと偽り (ハヤカワ・ミステリ)
ジェイン・ハーパー渇きと偽り についてのレビュー
No.194:
(7pt)

ミステリーなのだけど、ミステリーらしくない?

淡々とした始まりから淡々と流れて、行き着いた先にあったのは淡々とした仕舞い方。
だからといって、面白く無いわけではなく、読む者を飽きさせない内容でした。
こういうのって、好きなのですが、発表された小説は多々あるのに、翻訳がそこまで追い付いていってないという、勿体ない感が。
この独特の感じは日本人にも?受けると思うので、どんどん翻訳して欲しいなあ~。
それと、表紙は抜群に良いですし、題名も原作よりも出来が良いですし、もっともっと売れて欲しいなあ~。

主人公のいわゆる?恋愛物語は、他の(他の作家の)本にも見られるので、こういうのって、北欧の方はお好きなのかしら?
(謙虚を装いながらも、結構肉食的な)
私も嫌いじゃないかな~。


晴れた日の森に死す (創元推理文庫)
カリン・フォッスム晴れた日の森に死す についてのレビュー
No.193:
(5pt)

バリンジャーって、評価高いですよね?

大して面白く無かったですね~、残念!
「歯と爪」は読んでみたいと思うのですが、他の小説はもういいかな。


美しき罠 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
ビル・S・バリンジャー美しき罠 についてのレビュー
No.192:
(7pt)

ヴァルガス作品2作目。

「死者を起こすな」の方が先に書かれているのですね。
最初に読んだ「彼の個人的な運命」が2作目になるようです。
「彼の個人的な運命」がユーモアたっぷりで面白かったので、ユーモアを期待して読んでみたら、此方は最初の小説ということもあるのか、ユーモアというよりも人間模様の方に重点が置かれていました。

ミステリーとしては、どちらも完成度が高く、色々想像しながら読む楽しさもありました。
ヴァルガスの小説、私は好きです!



死者を起こせ (創元推理文庫)
フレッド・ヴァルガス死者を起こせ についてのレビュー
No.191:
(6pt)

風景描写は良いですね!

ただ、途中の込み入った話になると、ものすごく読みにくかったです。
表紙がヒースやムア(荒野)の写真なら、もっと想像力が増して良かったかも。

ミステリーとしては良く出来ていると思うのですが、登場人物の個性的なところが全く共感できなくて
マクロイの小説はもういいかな。

逃げる幻 (創元推理文庫)
ヘレン・マクロイ逃げる幻 についてのレビュー
No.190: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

哀しみのフロスト

作者の死を一番悲しんでいるのはフロスト自身かもしれない。
「もう読めないんだな~」と、思いながら読んでいくと、その死さえも忘れてしまう?抱腹絶倒ものでした。
他の小説と比べると下品度もレベル高し!
部下の「親父っさ~ん」が耳について?離れないほど、この言い方気に入りました!

フロストを懐かしく思う時は、もう一度最初の小説から読んでみよう~っ。


フロスト始末〈上〉 (創元推理文庫)
R・D・ウィングフィールドフロスト始末 についてのレビュー
No.189:
(6pt)

これはミステリーというよりも、恋愛小説?

主人公の弟ジョシュ(タイトルの骨の当事者)が置いてきぼりのような、少し変わった恋愛小説だと思います。
殺人事件というよりも、それを取り巻く(その当時取り巻いていたと思われる人物達)人々の昔と今、そして恋人になりそこねた?男女二人の物語といった方が合ってるかもしれません。

「クリスマスに少女が還る」が好みだったので、オコンネル小説二度目の挑戦でしたが、期待していた分、ちょっとガッカリでした。




愛おしい骨 (創元推理文庫)
キャロル・オコンネル愛おしい骨 についてのレビュー
No.188:
(6pt)

ものすごく凝ってます!

最初の年表と登場人物の欄を見て、これはもの凄く難解な小説なのでは?と思ったのですが
読み進めると、それほど難しくもなく、割とスラスラと読みやすかったです。
ただ、ミステリーの出来としては、「千壽の闇」と比べると落ちるような。

欺きの家(上) (講談社文庫)
ロバート・ゴダード欺きの家 についてのレビュー